今年の紅白の司会は去年に引き続き仲居君と仲間ちゃんだそうです。
そろそろフレッシュな顔がみたいっ ぜひこども店長に出て欲しいわ
でもなんで毎年紅組が勝てないのかなあ 見ててつまんないです。
唐招提寺1200年の謎 天平を駆け抜けた男と女たち
なかなか微妙な作り方をしていますよねーー
ドキュメンタリーの部分
これに関しては概ね満足っていうか、10年も歳月をかけたように見えない
っていうか?だって・・・シビを3日で作り上げてあっさり成功したように
見えるし、色の復元とか年代の確定とか・・・とっても時間がかかっている
だろうにとてもあっさりしていたように思います。
でも、CGで復元された唐招提寺の美しさには圧巻
1200年後の私達からみたら、ただのボロいお寺ですけど、当時は
まさに「シルクロードのお寺」という感じで鮮やかな色彩と絵がちりばめられた
非常にエキゾチックなお寺だったんですね
鑑真和上について
確かに私達は「唐招提寺は鑑真のお寺」と習って来たけど、正式には
その弟子の如宝が建てた寺なんですね。
鑑真については日本に渡ってきてからの人生って今まで知らなかったし、
まさか日本の僧侶達との確執に悩んだり、資金難で困ったり・・・というのは
初耳でした
視力を失ってまで来日して頑張ってくれたのに、あの仕打ちはないなあと。
今なら国際問題で中国から「謝罪しろ」のオンパレードだったかも
薬に詳しく、色々なものを持ち込んでくれたという話も興味深いですが、
鑑真が持ち込んだとされる「チーズ」あれは秦氏が聖徳太子の時代に
すでに持ち込んでませんでしたか
かなりすっぱい味がする代物と聞いたような?
鑑真は「受戒」を授け、修行をスタートさせる為に来日したのに、日本の
僧侶達は「受戒の仕方」だけを知りたがった・・・って点がまさに日本的
考えてみればいくら本場の僧侶が来たとはいえ、元々あった僧達が
黙って受け入れるはずないんですよねーー
ドラマについて
主役が鑑真ですから、いわゆる皇族方の描写はいい加減になるのは
仕方ないのかな さらに今時の歴史を知らない若者向けに呼び方
まで現代風にしてしまったあたりが・・・
例えば、仲麻呂が聖武天皇に「大王」と呼びかけますが、ちょっとえ?と
思ってしまったし、
「光明様」とか「孝謙上皇様」とか「皇太后様」とかありえない呼び方を
しているなあと、
それに孝謙天皇と光明皇后の間柄について、単にコンプレックスが強い
天皇が母に反発して・・・というような解釈になってましたけど、それって
短絡的すぎませんか
光明皇后は仲麻呂と関係があったんですよね しかも孝謙天皇も
また仲麻呂が好きで
でも母親に頭を押さえつけられていたのも事実。
「生き仏様」と言われた光明皇后ですが、私の印象は悪いです
そもそも聖武天皇自体、母親が皇族ではなく藤原宮子という妖しい人物。
そして妃はまたも藤原氏の光明子
本来なら正妃には皇族を入れるべきを「光明子さんではいけませんか?」
とムリムリごり押しで皇后にしちゃったのね
で不比等パパに「任せておきなさい」と言われてすっかり入り婿状態。
男子は生まれたけど早世。
すると、他にも皇子は沢山いたのに「女帝擁立」と不比等パパが言い出して
安倍皇女は女性初の皇太子になっちゃった・・・・・・
これまた宮中では反対勢力がいたけど「安倍では駄目ですか?」とごり押し。
でも実質的に宮廷を握っていたのは光明皇后。
その母の死後、プッツンした孝謙天皇は道鏡との恋愛に突っ走る・・orz
皇族でもない人を天皇にしようと画策するなんて信じられない。
私が許せないのは、血筋コンプレックスを持つ聖武天皇が
サラブレッドな長屋大王を滅ぼしたことね
外戚の言いなりになって
これって現代にも通じる事だし。怖いです。
(若干一名、光明皇后目指してる人がいますので)
智努さんについては知らなかったわ
彼、ずっと「智努殿」と呼ばれていたけど、文屋浄三という皇族から
臣籍降下した人物なのねーー 「チヌ」なんてあちら風味の名前だから。
出演者について
如宝が中村獅童君で、鑑真が中村嘉津雄さん。まさに親戚同士の共演で
めちゃくちゃ息があってましたね。
山本耕史君の刷雄君もりりしい青年でとてもかっこよかった
南野陽子の孝謙天皇もまあまあ・・・
びっくりしたのは島田陽子と滝田栄。この二人、まだいたんだーーって?
島田さん、何年ぶりのドラマですか っていうか
何で今になって唐突に出てきたの?
滝田さんは確か仏様を彫っているんだよねーー だから絶対に出たかった
とは思いますが。
なかなかゴージャスなメンバーを集めたわりにはお手軽な作りで。
もうちょっと作りこんで欲しかったけど、仏教を題材にすると退屈に
なっちゃうもんね。しょうがないっか
でも久しぶりに歴史の教科書的なお勉強をさせて頂きました。