相棒
老人が殺され、竹林に埋められた。犯人は男女二人組。
珍しく右京さんが風邪をひいて、加湿器がつけられていました。
神戸君の「くすっ」が面白かったです。
一つの事件の結末があり、そこから時間がさかのぼっていく・・・
という手法はアメリカのドラマでは結構ありますけど、日本では
まだ珍しいのでは?
「1日で解決おめでとうございます」と右京さんが伊丹刑事に言いますが
実はその解決の影に右京さんがいたのですね
とても単純な事件に思えたのですが、伏線と思われる事件が
2つも絡んでいました。
結婚サギにあった女性。男から慰謝料代わりに貰ったネックレスが
また奪われた。
ネックレス紛失事件。盗まれたと思われていたけど、実はその家の
娘が老人にプレゼントしていた。
二つの事件に右京さんと神戸君が関わり、捜査だの付き添いだのの
過程で最後の殺人事件にまで行ってしまうわけですねーー
先週に引き続き、推理物の醍醐味があるなあと思いました。
でも・・・あの樫山って女の子の言い分はものすごく自己中ですよね
何でそこまでカレシを庇うんだ・・・と問われて、
「自分にはもう彼しかいない。このマンションの老人が孤独死したのを
みて、自分もいつかそうなるかもと思った。他人とつながりがないのが
怖い。だから今はカレシが全て。
殺した老人は身内がいない。仕事もしていない。彼が死んだからって
何なんですか?誰が苦しみ悲しむの?誰もいないでしょう。
それに比べて自分達の方が価値がある・・ゆえに殺人でも罪はない」
みたいな言い方でしたよね
そこで右京さんは喘息でよく学校を休む女の子と老人のふれあいを
話すわけです。
「まったく誰とも繋がっていない人間などいない。老人が死んだと聞いたら
この女の子はどれほど悲しむかわかりますか」と・・・・
現代を象徴するような事件ですよね。
でも、孤独な老人に女の子という最後のふれあいがあった事は
不幸中の幸いだったのかなと思います。
右京さんの風邪は女の子から移されていたんですね・・・そして
その風邪は神戸君へ。
「自己管理がなってない」ってお互い言い合ってました
結構仲良しかも。
そして「1日で事件が解決したのは自分の目力のおかげ」と
信じて得意になっている伊丹刑事に幸あれ・・・です。
曲げられない女
妊娠中なのにサキは風邪をひいてしまう。
家賃・生活費・出産費用を用立てるため、本やネックレスを売ってしまう。
しかし過労でダウン。
璃子・・離婚へ。
「妊娠を甘くみてない?」ってドクターに言われていたサキ。
私もそう思う。あんなの、絶対にありえないです
私も妊娠3ヶ月か4ヶ月の時に高熱を出した事がありますが、怖かった。
流産しちゃうんじゃないかと思って。
しかも薬は飲めないし。
サキはそれでも仕事を続けたり、食事も干し柿一個の生活をしたり
していますが、それは意地っぱり以外にないよね。
妊娠初期なのに専門書を多数持って書店めぐりをするなんて無理
それだけはありえないよーー
「曲げられない女」の悲劇って言うか、もし藍田と璃子が訪ねてきて
くれなかったら死んでたかもね。
マサトとはどう頑張ったってよりを戻せそうにないし
でも、勉強の合間に友人二人の分析と今後の傾向なんてレポートに
まとめていたんじゃ司法試験は無理だって
おかげで藍田はコックさんに、璃子さんは離婚へ踏み出す事が出来た
わけだけど・・・・
マサトが結婚式を抜け出してきちゃった・・・どうなるんでしょう?