2011年の皇室イベント
今年は秋篠宮家にとって大きなイベントが二つあります。
眞子内親王成年式
10月23日に20歳になる眞子様。いわゆる「成年皇族」になられます。
皇室では大昔、女性の成年式として「袴着」がありましたけど、そういう儀式は明治
以降なくなってしまいました。
紀宮清子内親王の場合、両陛下が政府閣僚を招いてお茶会をして終わり。
でも、12月23日の天皇誕生日にはローブ・モンタントの眞子様のお手振りが
みられますねーー楽しみです。
悠仁親王着袴の儀
数え年5歳になる親王の七五三にあたる「着袴の儀」はとても重要な儀式です。
親王が初めて袴をつけて碁盤の上からぽんと飛び降りる儀式。
これによて悠仁親王が正当な皇位継承者であるという事が大きく報道されるでしょう。
愛子内親王の冬休み
12月22日・・・皇太子とバレエ鑑賞
12月23-25日・・・お友達を東宮御所に招いてパーティ
12月24日・・・池田礼子宅でクリスマスパーティ
12月28日・・・皇居で餅つき
12月29日・・・イルミネーション鑑賞
天皇誕生日にお友達を招いてパーティって・・・よくそんな時間があるなあと思いますが
お遊びのスケジュールは大丈夫なんですね。
27日には両陛下以下皇族方の昼食会があったのですが、雅子妃は欠席予定
だったのが急遽、出席を決め、予定より7分遅れで皇居に到着。
よく28日の餅つきは1時間遅れで雅子妃と愛子内親王が到着。
つくづく「時間が守れない」んですね・・・・
天皇陛下の御製
お正月に発表された天皇陛下の御製5首の中で興味深いのをあげます。
長き年の後に来たりし山の上(へ)にはくさんふうろ再び見たり
これは夏に秋篠宮一家と上った石尊山の思い出を歌ったもの。お誕生日の記者会見
でもこの山登りは相当に印象深かったようで、眞子様や秋篠宮様に支えられて
坂を下りたとおっしゃっていましたね。
遠くより我妹(わぎも)の姿目にしたるうまごの声の高く聞え来(く)
これは「虫取りに来し悠仁にあひて」と題されているように、遠くから皇后陛下を
呼ぶ悠仁親王の姿を描いています。
本当にお可愛らしい場面が目に浮かんで来ますね。
小山女官退官に関するあれこれ
愛子内親王専任養育係だった小山女官退官の真相として、週刊誌に書かれた
事は以下の通り。
体調不良と伝えられたが、実は去年の夏から出仕
していなかった。
愛子内親王不登校問題が浮上した時、小山女官が
学習院との間に立って情報を入手。しかし、それが東宮職の
望んだ結果ではなかった。
雅子妃に対し「付き添いは1学期のみになさっては」と助言した。
結果、(多分)雅子妃の怒りを買って辞める事になったのでは?と言われています。
学習院と東宮職との間で板ばさみになり、実は「いじめ」なんかなかったと
報告せざるを得なかった事が原因かも・・・・と。
昨日の定例記者会見で東宮大夫は次のように述べました。
小山女官後任は「養育係専任」にはしない。その理由は
「彼女は専任女官ということで採用しましたし、やっていただいた
んですが、『もういいでしょう』という感じです。
宮様のご成長もございますし、
全体でしっかりとお支えするというほうがいいという判断です。
侍従もしっかりとお支えをしておるわけで、東宮職という組織全体で
対応することになります」
まあ、小学3年生、もうすぐ4年生に養育係りがいる事自体おかしいわけで、
廃止は当然の事と思いますが「もういいでしょう」はないんじゃないの?
冷たいというより見捨てた感があります。
これで母親一人に全ての責任がかかる事になった内親王の行く末が心配です。