あーー眠い・・・静かなのもあとわずか。
本日、、無事に姫とヨンジュナが帰って来ました。
私的には、孫と一週間も過ごせて幸せな祖父母・・・と、思っていたんですが
あちらはやんちゃで言う事をきかないヨンジュナに手を焼き、「しつけがなってない」
とぐちぐち言っていたそうで。
(郡山の家にはストーブがあり、それに近づくヨンジュナを抑えるのに気が気じゃ
なかったらしいです)
しかも姫には毎日のように「将来どうするんだ」とこればかり。
「聞き流したから大丈夫」って言われたけど、これじゃあ、次回は行かせられないなと。
ヨンジュナにはそろばん、ジュニアには英語CDなどをプレゼントしてひたすら
「勉強させろ」とは・・・・・
相棒 元日スペシャル
一人の会社員が爆死した。ベッドに仕掛けられていた爆弾の
せい。
被害者は12年前に人身事故を起こして4年服役。
12年前の事故の被害者・折原広人の母が復讐の為に殺した。
年末に「たけしのガチバトル」を録画してみていたら「死刑制度は是か非か」という
問題をやっておりまして。
是・・・三宅さん、勝谷さん、大谷さん
非・・・福島党首、亀井議員、弁護士
でものすごいバトルをやっておりましが。
「死刑制度を廃止派」の亀井さんと福島さんの主張は
「報復した所で本当に幸せなんですか?許しましょう」
「国家が新たな人殺しをした」
この二つに尽きるんですね・・・・
何の罪もなくいきなり殺人事件の被害者にされた側にすると納得出来ないのですが
それも運命・・・という考え方だそうで。
さらに福島・亀井両氏は「死刑を言い渡された人の冤罪率が
高いから。そもそも人間が人間を裁くなんて事自体おこがましい」
という事をおっしゃってました。
かれらは、今回の「相棒」を見てもそう言えるのかな
息子を育てる過程 → 心臓病の看病
リハビリの応援
不登校&引きこもりに悩んだ日々
就職を決めて「これからは心配をかけない」と言い切る姿
どれもリアルで、でも普通の生活ですよね。
そんな一人息子が真面目に働いて、母に口紅を買い
「人生、もっと楽しみなよ」とカードに書いてくれた・・・・・それだけでもう息子が
愛しくてならないでしょう。
そんな息子を一瞬にして奪われたら・・・・・いくら相手が4年の懲役をくらっても
喪失感は癒されないし、どうしようもないと思います。
まして、その相手が家族持ちになって幸せそうに暮らしているのを見ちゃったら。
殺してやりたい。何としても復讐したい・・・と思うのは当然ではないかと。
っていうか、この母親は重度のうつ状態になっていて、家事も夫も振り返る事が
できない日々を過ごしていたけど、夫の遺産を受け取り、復讐の相手を見つけた事で
僅かの間だけど人生を「やりがいのあるもの」にしてしまったというわけです。
その心情は非常にわかる気がするし、たまたま負の方に流れたエネルギーを
もっと変えられたら、この人もよりよい人生を送る事が出来たのではないかと
思いました。
今回ばかりは右京さんの「正義」に対する頑固さが裏目に出たような気がします。
もう一人の容疑者の男は無実なのに、母親の最後も看取れず・・・神戸君が
「無実なのはわかっているから無実って言ってあげましょう」というのに
「確定してない」の一言で、突っぱね、結局彼の母親は息子が犯罪を犯したと
思い込んで死んでしまった。せつないです。
復讐の鬼と化したこの母親に罪があるとすれば、全く何の関係もない前科者を
陥れた部分でしょうか。
ラスト、被害者の妻が妊娠している事がわかり「これが復讐よ」という場面が
ありました。
殺し殺されの連鎖が起きる所だったわけです。
結局、この母親は自殺する事も出来ず、静かに逮捕されたわけですけど・・・・
これじゃあまりにやりきれないと思いました。
息子を殺され、夫は病気で死に、たった一人残されて。
これ以上どう生きていけるでしょうか。
小さな息子をあやす歌を延々と歌い続ける彼女を見たら涙が止まらなくて。
喜びのうちに生まれて、そして一生懸命育てて、もはや自分の一部分と化した
息子を一瞬で殺されてしまった悲しみを亀井・福島両氏はどう「許せ」というのか。
本当に考えさせられる内容でした・・・・久しぶりの南果歩でしたが、鬼気迫る
迫力ですごかったーー