出演者について
霧矢大夢・・・ホーリー。
何をやってもそつがなく、完璧で言う事なし。特に今回は回りが全部早口で
滑舌が悪いので、霧矢のはきはきした口調が救いでした。
とはいえ、脚本の甘さゆえに、「それ以上に含みを持たせる」演技をする
事は出来なかったみた。例えばラストの実の父の手紙を読むシーン。
観客の思い入れによって違いますけど、私には「実の父では?」というものは
伺えませんでした。
あまりにも真面目すぎて。フィナーレくらいぶっちゃければいいのに。
蒼乃夕妃・・・ジゼル。
金髪のカツラ・・何とかならなかったのかな。
ビジュアルが悪いのはしょうがないとしても、新進スターというより
疲れたベテラン女優のようでした。歌は上達。
明日海りお・・・ザック。
スティーブにあれこれ構われてにこにこ笑っている姿が一番似合う、
典型的「おぼっちゃん」系。なのにやさぐれたロックスターをやらせる
なんて。全然目がキレてないし。
ぱっと見はとても派手で綺麗でかっこよくて迫力があり。
でも延々と見続けていると次第にオーラがなくなっていく
おいしい役どころなのにもったいない。
青樹泉・・・バド。
今回、最もリラックスして自分らしさを発揮したのでは?
早口で何を言ってるのかわからない部分も多かったけど、的確な演技で
安心して見る事が出来ました。アドリブも上手だし。隠れた才能めっけ。
星条海斗・・・ラングレー。
見た目はすごく素敵な黒人男性なんですが、演技のしようがなかった?
どの表情も今ひとつはっきりせず。
こんなに出来が悪い人だったっけ?という印象。
(ミーマイの弁護士はどこへ行った?)脚本の不備のせいで、応用が
聞きませんでした系かも。
夏月都・・・アンナとキニー。
とってもキュートで面白く、また動きも素晴らしい。
紫門ゆりや・・・ニール。
瀬奈じゅんと大空祐飛を足して2で割ったような感じ。
くったくのない笑顔が特徴の伸び盛り男役?
ホストの面々では鳳月杏が足が長くて表情が豊かでした。
佐川明日香&青木朝子
今回のアニメを担当したのは佐川明日香というイラストレーター。
彼女は「進研ゼミちゃれんじ」のイラストを描いている人のようですね。
音楽の青木朝子は外部の人だけど、宝塚によく楽曲を提供しているようで。
フィナーレは「SHOWAバージョン」でした。
斉藤君曰く「(小さい頃に聞いた)昭和のポップスが大好き」なんだそうです。
「美・サイレント」「HERO」「銀河鉄道999」「お嫁サンバ」等など、
全部知ってる自分が悲しい
だって演じている若手はみんな生まれてない頃の歌ばかりだよーー
私達の世代を取り込もうという腹ですか?
もう一つのフィナーレ、ディスコバージョンも見てみたかったです。