昨日の歌会始めでも民主党の西岡さんだっけ?始終手を動かして落ち着きが
なさそうでした。外国人の大使の方々だってじっと座ってるのに。
本当に民主党は・・・・日教組は礼儀から教えないといけないのか?
今年、皇太子殿下が映ると同時に秋篠宮殿下も映っていたのですが、座って
真面目な顔している秋篠宮殿下の端正な顔立ちがすごいなーーと思いました
明治天皇の写真に似ているような気がしました。
さて、毎年恒例の「深読み」歌会始め・・・・行きまーーーす。
天皇陛下御製
五十年(いそとせ)の祝ひの年に共に蒔きし白樺の
葉に暑き日の射す
大意 → 結婚50周年の歳に皇后陛下と一緒に皇后陛下のお印である白樺の木
からとった種を蒔いたら、それが若木になってそこに真夏の日が射して
いる。
深読み → 若木=悠仁殿下。悠仁殿下が生まれて若木のようにすくすくと育ち
真夏の陽射しが射している。50年の時を経て漸く希望が見えて来た
ようだ。
皇后陛下御歌
おほかたの枯葉は枝に残りつつ今日まんさくの花ひとつ咲く
大意 → 枯葉に守られて冬を越したまんさくの木。春になって花をつけた。
深読み → おおかたの枯葉=今の皇室。皇族方
まんさくの花=悠仁殿下
皇室は高齢化し老いた人達が必死に守りぬいた末に生まれた悠仁殿下に
希望を託す。まんさくは非常に幸運を呼び沢山の花をつけるので、一つの
花がさいても繁栄を導くだろう。
去年までの季節はずれのゆすり蚊や生き物などに比べると、今年の両陛下の歌は
とても希望に満ちているように思います
まだまだ先は大変だけれど一筋の光が見えて来たような?
それは勿論「皇統」に関する事で、多分悠仁殿下の成長が両陛下にとって大きな
喜びであり、希望なのだと思います。
皇太子殿下
紅葉(もみぢ)する深山(みやま)に入りてたたずめば
木々の葉ゆらす風の音(と)聞こゆ
大意 → 紅葉が美しい山の中で佇んでいると、風が木々の葉を揺らす音が
聞こえてきた。
深読み → たった一人深い山に入るように外界から遮断した状態で、周りの音
(自分達に対する批判)もじっと聞いているだけで何もする気はない。
ただ孤独である。
皇太子妃殿下
吹く風に舞ふいちやうの葉秋の日を表に裏に浴びてかがやく
大意 → いちょうの葉が秋の日を表に裏に浴びて散っていく
深読み → いちょうの木→学習院
学習院を翻弄している自分を表現。
みなさんが春らしい歌を詠んでいるのに皇太子の歌は暗くて陰鬱。去年までの
「山の頂上に上ったーー」みたいな達成感がありません。
今の状況は相当堪えている筈
一方、妃の「いちょう」は去年の11月、学習院の庭にあるいちょうを見て詠んだと
されています。いちょうの木は学習院の象徴らしいので、それが秋の日に表に裏にと
落ちていく・・・落ち着かない状況なのかなという気がします。
この作品は代作ではないか?という疑惑も。
似たような歌もあるようで。
秋篠宮殿下
山(やま)峡(かひ)に直(すぐ)に立ちたる
青松の嫋やかなる葉に清(さや)けさ覚ゆ
大意 → 渓谷にまっすぐに立つ青松が非常にたおやかでしかも清らかである。
深読み → 青松=紀子妃
どんな険しい立場に立たされようともたおやかで清らかな妻であることよ。
秋篠宮妃殿下
天(やま)蚕(まゆ)はまてばしひの葉につつまれて
うすき緑の繭をつむげり
大意 → 天蚕がまてばしいの葉に包まれているうちにうすい緑の繭をつむいだ。
深読み → 悠仁殿下が皇后陛下から天蚕を貰って大事に育てていますよ。
そのように陛下から大事なものを受け継いでいくでしょう。
お二人とも「山」「天」をやまと詠んでいる所が何とも微笑ましい印象です
天蚕は実際に去年、悠仁殿下が皇后陛下から貰い受けて、まてばしいの葉を
与えて大事に育てているんだそうです。それが緑の繭を作ったという事ですねー
毎日蚕の世話をする悠様のお姿が目に浮かびます。
明治以降、養蚕は皇后の仕事。その一部を秋篠宮家に託したという事は・・・?
他、皇族方の歌でいいなーーと思ったもの
常陸宮殿下
中庭のにしきぎの葉は赤々と朝の光に燃えるがごとし
宮邸にある「にしきぎ」は「錦」に例えられる木で真っ赤なんだそうです。それが
朝の光をあびて燃えるように赤かったという歌です。
常陸宮妃殿下
新年のおせち料理にそへてもる南天の葉はひきたちてみゆ
可愛い歌ですね。おせち料理にそえられた南天の葉。小さいけどそれがひきたって
見えるという事ですよね。
高円宮絢子女王殿下
風吹きてはらはらと舞ふ落葉手に母への土産と喜ぶをさな
今年、初めて歌会始めに歌を出された絢子女王殿下は大学で児童福祉を学んで
います。(をさな)とは実習先の子供達のこと。
入選した作品でいいなーーと思ったもの。
兵庫県 大西春花さん(14歳)
「大丈夫」この言葉だけ言ふ君の不安を最初に気づいてあげたい
陛下が「ちゃんと伝わっているといいね」「一生大事な友達ですね」
とおっしゃったそうで、本当にこの歌は素直で
優しく思いやりに溢れているなあと思います。
静岡県 中村玖美さん(18歳)
駐輪場かごに紅葉をつけてゐるきみの隣に止める自転車
珍しく「恋」の歌ですね。純情な乙女のはにかみながらの恋が浮かんできます。
深読みはあくまで「私見」なので読み流してね・・・・・