「レジデント」最終回みました。最終回に大事故が起きて・・・って「コード・ブルー」と同じ展開ですか?
最後はいつもそうなればいいやみたいな?やるなら「ER」みたいに病院ごとふっとばすとか、院内でコレラに感染とか
そういう意外性が欲しいよね
研修医達の「私達は・・・できます」みたいなセリフはキザすぎて背筋が寒くなりました。
そうねーーマッスーが号泣するシーンだけ萌えました。
「結婚しない」はあまりにくだらない終わり方でがくっ
千春・・・旅行関係の資格試験ってものすごく大変なのよ。難しいのよ。何で軽々受かるの?売れないフリーター画家と
お友達関係でいくってこと?何だか互いの人生には責任を持たない、年齢のわりにはずるさを感じます。
そもそも「本当にやりたい事・・・」なんて35になっていうセリフか? 菅野&玉木のキスシーン、タイミングあってないし
春子・・・子宮筋腫の手術、やけにあっさり終わって。まあ、45歳でもそういう手術は抵抗がある。その気持ちはわかる。
でも手術を受けたという事で、どこかで死を感じた筈。なのに教授とはいい同居仲間ですか?
誠実でやさしい教授を馬鹿にしてないか?と思ったり・・・・・
冬の里見公園。カメラに黄色の幕を張ってるから暖かい感じに見えるのね。実際はすごく寒々としている公園です。
まだ「悪夢ちゃん」「高校入試」「遅咲きのヒマワリ」「PRICELESS」の最終回が残ってるけど、どちらも期待できそうなのでそれを踏まえて。
今期、ふぶき的に一番面白かったドラマはーー
1位・・・・恋するハエ女
脚本が素晴らしい、ストーリーに意外性があり店舗がよく共感できる。ミムラと筧利夫のコミカルなやりとりが上手。
2位・・・・高校入試
たった3日間の話を3か月持たせる脚本力に圧巻 原作ありきではあるけど、ほぼ一幕物の芝居を飽きさせずに
「次はどうなる?」と思わせて見せるのがすごい。
3位・・・・ドクターX
いつもの「米倉涼子もの」には違いないけど、それぞれのキャラが立って個性を生かした脚本が素晴らしい。
「御意」「私、失敗しないので」「いたしません」などの名言を作り出したのも偉い。
4位・・・・大奥
日本人の気質に合った一大恋愛劇。久しぶりのメロドラマに感動。
5位・・・PRICELESS
「何をやってもキムタクドラマ」ではありますし、魔法瓶の話や1500人が一挙に会社に辞表を出すなど
現実には絶対にありえない感じですが、そのぶっとんだありえなさが面白かったと思います。世の中のサラリーマンに
夢を与えたという所でしょうか?キムタク・香里奈・中井貴一のトライアングルが絶妙でした。
6位・・・・悪夢ちゃん
これまた原作ありきではあるけど、夢と現実の世界の書き分けがきちんとできていたし、毎回のストーリーが
感動的でよく出来ていた。
特別枠・・・・レジデント
出演者の力量は別として、毎回「泣かせる」ストーリーを作り出した事は素晴らしい。その分りリアリティにかけたし
重すぎて答えが出ないテーマも多々。その点が残念。
世間の視聴率とは全く違う判断に自分でも困ってます。世間と同じなら悩む必要はないもんね。
(まあ・・「銀河英雄伝説」をけなしたただ一人の人間だと思うので・・・あ、宝塚の話ね)
「恋するハエ女」は視聴率が8%くらいしかとってないのですが、まあ、深夜枠だから仕方ないか。
そういう意味では「高校入試」も5%くらいでしょう?どっちも悪いのよね。
しょっぱなから飛ばしてたのは「ドクターX」で回を追うごとに視聴率があがり、最後は24%?
最初はイマイチだったけど少しずつ視聴率をあげて20%突破した「PRICELESS」
逆に視聴率が下がり続けた「ゴーイングマイホーム」「結婚しない」
特に「ゴーイングマイホーム」は主役の阿部寛より山口智子の復帰作という事で話題になり、その分週刊誌等の
見方も厳しかった。何気に山口さん、嫌われてる?
作品としてはこれ以上ないというくらい豪華キャストだったし題材も脚本もそれなりよかったと思います。なのになぜ
視聴率が下がり続けたのか・・・・・・
一言でいうと単調すぎたんですよねーー同じ単調でも「遅咲きのヒマワリ」は若々しい出演者の恋あり挫折ありで
見る側もそれなりに楽しめたのですが、「ゴマホ」は家族関係の単調さ、夫婦関係の希薄さが最後までネックに
なったなあ 本当はいないクーナを登場させちゃった事でさらに混迷した印象。ああ・・もったいない。
同じようなストーリーでも三谷幸喜に脚本を書かせていれば違っていたかも。
「結婚しない」はステレオタイプの結婚観に振り回されるいい歳した女って感じで全く共感出来ず。
「結婚とは何か」って根本が抜けてる。最終回も結婚やめて自分の生きる道を選んだ千春と、早々に結婚して子供を
産む妹の互いの感情っていうか・・・そこらへんを描いて欲しかったです。
「ドクターX」は再放送に耐えられるか?というのがキーポイント。その時は面白くて見てても再放送では
ネタがわかっているだけにあまり・・・という話もありますし。
再放送で人気出そうな「PRICELESS」夕方、食事の支度をしながらみるにはちょうどいいですね。
再放送でもテレビの前に正座して見て欲しい「恋するハエ女」「高校入試」レンタルしてもいいかも。
結果的に日本人は韓国ドラマみたいな壮大な(?)ドロドロ恋愛劇は書けないけど、コンパクトにきっちりまとまった
ストーリーで感動させるのは得意なんだって事です。
特にハエ女はどこにでもいるふつうの女性が、無理やり大変身していく過程が大爆笑だし、滑舌のいい筧さんの
一人語りが圧巻で いいなあ・・・役者ってと思う瞬間がそこにありました。
「高校入試」は受験生を持つ親だったらリアルに怖い話だし、今時の世相を反映しているというか、学校制度そのものに
疑問を感じずにはいられない話。
こういうストーリーが作れるのも日本ならでは。科挙制度に縛られてた中韓では出来ないよね。
最終回が楽しみすぎる
主演男優賞・・・・堺雅人
主演女優賞・・・多部未華子
助演男優賞・・・中井喜一・岸辺一徳
助演女優賞・・・麻生祐未
気が付くと「大奥」メンバーばっかりで。それだけ個性的だったという事ですよね。