先ごろ「ウクライナ戦争から1年」という報道がどの局もそろって報道。
バイデン大統領がウクライナへ行って演説すれば、ロシアではプーチンが大演説をぶって完全にプロパガンダ状態。
そこに中国が「調停」に乗り出すとかいいつつ、武器を輸出するかもしれないと。
テレビ局が「1年。先が見えず」「いつになったら終わるのか」と感傷的に報道し、ウクライナ人達に同情を示し、彼らが愛国心で闘う事を褒めちぎる。
けれど、日本が軍拡をすると言えば「とんでもない」で、岸田首相がキーウへいくべきなのは当然なのに「自衛隊は護衛する規定なし」で防衛相はあっさり。
沖縄の島が中国人に買われた時も「守る範囲になし」で終わり。
これにいらいらする国民は多いでしょう。
政府に限らず役所という所は、出来ない理由を「法律」に頼る癖があります。
つまり「岸田さんをキーウに行かせられないのは私が決めているわけじゃない。法律がそうしてるんだからしょうがないじゃん」
「島が買われたって、それは私が許可したんじゃなくて法律がそうなっている以上、仕方ないじゃん」
です。
全て官僚と政治家の言い訳の為にある。それが「憲法」であり「法律」です。
さて、ウクライナとロシアの戦争は終わるのか。
終わるとすればウクライナかロシアかどちらかが消滅する時です。
アメリカやヨーロッパは戦争を長引かせる為の武器を供与。
勝ちもせず負けもせず、ただ「優勢」にする為だけの武器供与です。
ウクライナは武器を他国からの供与に頼っているので、圧倒的にロシアの方が有利の筈だった・・けれど、ロシアの痛手が予想以上に大きくなったので、もしかしてという事で戦争が続いているだけです。
日本もウクライナのように、突然中国が攻めて来るかもしれず、今「軍拡反対」とか「戦争反対」と言ってる人達が、それでもデモが出来るのか、あるいは真っ先に他国に逃げるのか・・と問われるような状態なのです。
ゼレンスキー大統領としては西側の協力に頼るしかない。
しかし、ヨーロッパではすでに「支援疲れ」が見えている。
だって、よその戦場に武器をどんどん供与する事によって、インフレだの増税だのが起きてしまったら、もう「自分の事は自分で何とかしてよ」になるのは当然です。
ロシアが「核」をちらつかせながらも、大勢の戦死者を出しながらも戦いを止められないのは「東側」のプライドですね。
もし、ここで中国とインド、イランがロシアについたら戦局は大きく変わるでしょう。
中途半端に戦争を続ける限り、終わる事はないのが戦争です。
太平洋戦争は4年。ウクライナはまだ1年です。
万が一、ロシアがポーランドを攻撃し、武器が通る道を遮断したらNATOが動くでしょう。
中国は台湾より先に朝鮮半島を手に入れるかもしれません。
北が中ロの力を得て半島を侵略するかもしれない。
そうなると、日本はどうしたって防衛しないと。
嫌だ~~~とか憲法9条が~~とか言ってる暇がなくなるんです。
そもそも国連が戦後レジームから脱却してない。
今、まさに戦争をやってるロシアや世界の覇権を狙う中国を「仲間」にしている事がおかしいのですから。
新しい「連合軍」を結成してロシアを攻めるか、中国の侵略を止めるしか方法はないと思います。
ロシアだってバカじゃないですよ。そろそろ西側が武器を供与する通り道を遮断する手を考えているに違いない。
そうなったら世界の誰もウクライナ入りは出来ません。
そうなる前に岸田首相は何とかしてキーウに入り、武器ではなく地雷撤去や、軍服などの供与を約束すべきなのです。
こちらが積極的に助けなければいざという時、助けて貰えませんので。
悲しいけれど、これが現実。
法律で免れようなんてもう甘いのですよ。政府のみなさん。
ガミラスに放射能漬けにされた地球を何の見返りもなくスターシアは助けてくれたけど、そんなうまい話はありませんから。
日本は国を維持するにあたっての骨子が折れている状態です。
すなわち
国を愛し国を守る為に国を強くする(強兵)
国を守る為(自分を守る事になる)経済的に負けられないこと(富国)
国民一人ひとりが「ルーツ」に思いをはせ、自分の最小単位の「家」を護ること(孝)
この3本がきっちり国民の心にあれば、馬鹿な動画は出回らないし「老人は死ね」とも言われなかった。
自分の利権ばかり考える政治家も少ない筈だった。
何もかも「戦前」の全てを否定した結果の今です。
もう一度「戦前」をきちんと知るべきです。