生・・・といえば生ですけど、舞台を劇場ではなく映画館え見るメリットとデメリットをちょっと考えてみましょう。
メリット
どの席からでも平等にアップが見える
ポプコーンにビールを片手に見る事が出来る
自宅の近くの映画館で見る事が出来る
舞台ではわからなかった細かい表情や衣装などを見る事が出来る
劇場で見るよりチケット代が安い
デメリット
トップばかりアップになるので脇のごひいきさんを見る事が出来ない
臨場感に欠ける
アングルは撮影者の技量に委ねられる
普通の映画を見るより断然チケット代が高い
こんな所でしょうか。
月組千秋楽の模様はポプコーン食べながら楽しむ事が出来て、色々な事がわかりました。
珠城りょうの実直というか朴訥な雰囲気はガスコーニュにピッタリである事。
その不器用さを器用なちゃぴ 様が補う事でよりよい「カカア天下」状態である事。
でもやっぱり珠城の話し方はセリフを「・」で区切るのでまるで教科書を読んでいるみたいだなあと思われる事。
ドアップで見ると余計につたないセリフ回しが目だってしまって・・・・
その代わり立ち回りのかっこよさとか、大柄なメリットなどはよく理解できましたが。
一方の愛希れいかの方は、もう完全に月組を支配しているというか、ルイ14世とルーズの演じ分けがとてもよく出来ているし、表情も豊かで回りを引っ張っているように思います。
さらに珠城りょうをたてる事も忘れず一途に愛してます!というしぐさがいじらしい。これにより珠城の男役度がアップしている事は確かですね。
美弥るりかの二枚目ぶりは千秋楽に来てよりアップして、元星組っぽいセンスを発揮したような気がします。
宇月颯はさらにおじさま度をパワーアップしていました。
月城かなとはどこまでも真面目にコメディをやるんだなあと。あと一歩のセンスが欲しいかも。
暁千星は結局可愛いポルトスだったんだなあと。変に力持ちとして描くのではなくやんちゃなお酒大好きっ子として描けばよかったのかなと思いました。
沙央くらまは色っぽいですよね。豊満というか、「パック」の娘役の時はへんてこだったのに今回は色っぽい。もしかしておめでたい事があったの?と思いました。
ライブビューイングのいい処は本当に細かな所までみれる所で、ちゃぴさまの冠の付け方とか、衣装の飾りとか・・でも一方で色が変わって見える部分もありますよね。
それに「いくらなんでもそこまでアップにしてくれなくても」という部分も多々あり。(トップファンなら嬉しいでしょうけどね)
舞台後半、組長演じるアンヌ様の涙にうるっときちゃって・・・そっか・・頑張って来たもんねーーそれに合わせてチャピ様の目にも涙が。
それをぬぐってくれるダルタニアンにちょっとだけ萌えーー
組長といえば「世間では選挙が忙しいようですが、こちらの小池さんは大勝利」と言って劇場中の喝さいを浴びておりました。
「こんなに受けると思わなかった」と苦笑いの組長でした。