yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

書に親しむ「小倉百人一首」 八十三番

2012-11-30 07:35:17 | 書(小倉百人一首)




世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる


歌意: この世の中には、逃れる道はないものだ。
一途に思いつめて入った山の奥にも、悲しげに鳴く鹿の声が聞こえる。

作者: 
皇太后宮大夫俊成(こうたいごう ぐうの だいぶ としなり)
1114~1204   藤原俊成。 定家(97番)の父。
勅撰集『千載集』の選者。歌学書に『古来風体抄』がある。


『千載集』の詞書には
「述懐の百首歌詠みはべりける時、鹿の歌とて詠める」とある。
『述懐百首』は、俊成が27~8歳のころに詠まれた百首歌である。
このころ、西行をはじめとして作者周辺の友人が次々と出家している。
俊成自身がこれからの自分の生き方を真剣に模索していた時期かもしれない。


上の二句では、自分の行くべき道の無い哀愁が詠嘆されている。
「道」とは、世の中の辛さを逃れる出家遁世の道のことであろう。

しかし、隠遁しようと決意して深山に入っても、世俗の哀愁から逃れられない嘆きが、
下の三句には吐露されている。


                                    ※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」

              

あっという間に11月もおしまい・・・明日から師走。
お歳暮準備・賀状書き・大掃除等、気忙しい年末がやってきます・・・

風邪をひかないよう注意して頑張ります。

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富士山と夕焼け&25日のダイヤモンド富士は?

2012-11-30 05:30:00 | 日々の出来事

毎年楽しみにしているダイヤモンド富士が近所で撮れる季節になってきました。

21日の夕焼け





25日はいつもの陸橋でダイヤモンド富士が撮れる日でした。
午前中、狭山湖で雲一つ無い青空に富士山が撮れたのに・・・
午後になったら富士山辺りは雲の中、姿が見えなくなりました

16時くらいにスポットへ行くと、カメラマンさんたち5~6人が三脚を立てて待っていました。
私達の入る隙間は無し。
なので、道路を渡って反対側から撮りました。


16時12分には上の方の分厚い雲に隠れた太陽が見えてきて


16時14分には山頂らしき場所に沈んでいきましたが、
山の凸凹が見えないので、雲の中に沈んだような感じです。


なんとな~く、ダイヤモンド富士もどき。

でも、夕焼けはきれいでした。

撮れないことが多いから、ダイヤなんですよね・・・
次に期待します。



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コメント (2)
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