「玉川上水に親しむ会」第290回例会が6月12日(土)に開催されました。
今回は「小平の用水と歴史探訪」の4回目、シリーズの最終回です。
1回目・小川用水、2回目・鈴木用水、3回目・野火止用水でした。
今回は狭山・境緑道と大沼田用水の天井水路を辿り、馬の背から小金井公園まで。
集合は前回解散した萩山駅。皆さん早くから集合していただき、話題はワクチン接種のこと。
10時前には参加者が揃ったのでスタートしました。
水の碑
緑道沿いにいくつも設置してあるそうです。 今回は2つ見つけました~
広場になっているので、ここで代表から挨拶。
今回歩くルートの説明がありました。
準備体操をしてから出発~
狭山・境緑道は、多摩川から山口・村山貯水池に送られた水を境浄水場に送る為の送水管が埋設されてあり、
その上部に散策路とサイクリングロードとして設けられた遊歩道です。
長さは21.9m。(直線で10km、多摩湖一周が12km)
アジサイがあちこちに満開でした~
珍しい花は、アカンサスモーリー
キツネノマゴ科ハアザミ属 別名は葉あざみ。
花言葉は「芸術、技巧、巧みさ」
艶のある濃い緑色の葉は、ギザギザしていて特徴があります。
この葉の形は、「アカンサス模様」として建築や絨毯の柄、家具、壁紙などのデザインに使われています。
下見の時から楽しみにしていた、「あじさい公園」に到着~
用水を引き込んだ池には蓮の花が咲いていました~
今年は全体に花の数が少ないように感じました。
花が無く、葉だけがこんもりとしている株がいくつもあり期待していたのに残念に思いました。
今年の特徴でしょうか・・・(我が家のアジサイも花が少なかったので)
ここで記念撮影~
このあじさい公園の場所は、天神窪の西端。公園の中央が窪地になっています。
公園から出て緑道から見ると、全体に窪んでいるのが良く分かります。
緑道から逸れて、西武線を越えて北へ進みます。
線路の下をくぐって、小川用水が流れています。
暗渠になっている道路を東へ進みます。
歩きながら道路沿いのアジサイを楽しめました~
東京街道を渡ってすぐに大きな農家があり野菜を売っていました。
入り口には大きなケヤキがありました。新鮮な小平野菜を購入(我が家はインゲンを2袋)
その先の水路は小川用水と大沼田用水が合流する地点。水は流れていませんでしたが。。。
更に東のコンビニがある水路には水がありました。
錦城高校前の交差点から東の水路は、
わずかに流れがありました。
ここは新小金井街道を北上して流れている大沼田用水が2軒ある大きな屋敷の中を通る水路が、
回し堀りされていて、それが戻ってくる水路でした。
(水は高い場所から低い場所へ流れ、力関係でも流されることが分かります~)
新小金井街道を下ります。
築樋で地面よりも高い場所を流れる天井水路です。
水路は普通は掘り割りですが、ここも窪地なので盛土して用水路を通している場所です。
下見の時は空堀りでしたが、この日は水の流れが見えました~
線路へ突き当たるので、地下道を通って南側へ
大沼田用水の親水路です。この右端が線路です。
涼しい風が吹いていて、少し休憩~風と緑が心地よく・・・
緑道を越えて、左は延命寺境内。水はお寺の中にある水路を通ってここへ流れ出ています。
予定では大沼田用水と野中用水が分岐する場所をみるつもりでしたが、昼を過ぎてしまったので資料を読んでもらうことでカットし、
昼食場所へ歩きます~
つづく~