3月例会の下見② 段丘崖の湧水探索～おんだし、ママ下湧水

下見の続きです～

立川市の矢川緑地を抜けると、国立市になり、矢川の水路際にある狭い遊歩道を歩いていきます。
初めての道なので、ワクワクします～
やがて、国立六小脇のいこいの広場に出ます。
ここで小休止～


水路に、コサギが飛んできて、小魚を捕食。撮りそこないました～　　
澄んだ水にサギ、よく似合っています～

歩いて行くと・・・・・

水の中にはキショウブ。　あまり上手く撮れなかったのですが、証拠写真。

甲州街道に突き当たった道路に小さな祠が有ります。
五智如来です。



中には4面に如来像が彫られています。


石橋供養塔のようで、五智如来の文字が見えます。

近すぎて全体が撮れず、


甲州街道を渡って、向こう側の祠を撮りました～

流れは、滝乃川学園の中を通り抜けています。


六小辺りから、川の中に赤い石が目につきます。
湧水の成分のせいなのか・・・不明。


やがて、こんな場所に出ます。
画面奥が中央自動車道


水路が2本


手前が矢川
画面奥の方から流れてきているのが、これから探索に行く、ママ下湧水です。


2つの湧水が府中用水に流れ落ちています。

縁を回って、


来た道を見ると、右が矢川、左がママ下湧水、手前が府中用水
この場所は『おんだし』と言われています。　


府中用水は今の時期流れていないので、泥が溜まり、水の違いが一目瞭然です。


道路を渡って行き、ママ下湧水を見に行きます。




ボコボコと涌いているのが見えます。


柵の向こう側が源流

ママ下湧水の流れの上に新しい20号が出来て、景観がかなり変わったそうです。
昔はのどかな田園風景が広がっていたこの場所にも都市化の波が押し寄せ、高速道路、幹線道路、住宅地へと変わってきました。
高架の道路下からも湧水があるのに、日当たりが悪く圧迫感のある空間になっていて、悲しくなりました・・・

生命維持に大切な“水”　
矢川もママ下湧水も、段丘崖から流れ出る貴重な水。もっと関心を持って大事に守って欲しいと感じました。

住宅街を抜けると、

府中用水の堰があります。


矢保堰（やぼぜき）
なぜか、“やぼ”と濁っています。

府中用水は多摩川の水を青柳下（この場所より少し上流）で取り入れ、
矢保南部から府中、是政まで流れる農業用の水路です。

この堰で、府中の田んぼに向かう本流と、矢保の田んぼに向かう支流に分岐しています。
現在は農閑期なので水の流れはほとんどありません。

さらに散策は続きます～
（CANON PowerShot S120）

　　　　　　
昨日（2月4日）のトータル歩数7083歩、脂肪燃焼量23.9ｇ、総消費カロリー1829kcal


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