例会の続きです~
暁橋を渡って、細い道を南へ歩くと、いきなり広い通りが西へ伸びています。
ここは元横山町の一角にある田町遊郭跡で、出来た頃は田んぼの中だったので田町と名がついたそうです。
遊郭は元は横山町に点在していましたが、明治30年の八王子火災で消失し、田町に移りました。
当時20軒ほどの遊郭がありましたが、現在それらしき面影がある建物は数軒になっています。
ここから南西へ細い道を歩いていくと、浅川橋へ出ます。
ここには本町の山車格納庫があります。
橋の南側には大きなお寺・極楽寺があります。
下見の時には閉まっていた山門が開いていました。
早速お邪魔します。
極楽寺は1504年(永正元年)、滝山城主・大石定重が城下に創建。
北条氏照の八王子城築城に伴い、同地へ移転。
八王子城が落城すると現在地へ移転しました。
境内には、長田作左衛門、塩野適斎、松姫の姪・玉田院の墓があります。すべて東京都指定文化財です。
長田作左衛門の供養塔
塩野適斎墓の案内板
玉田院墓の案内板
八王子の友人 iさんは近所に住まいがあり、極楽寺のご住職とは面識もあります。
大丈夫よ~と本堂を開けてくれました。
とても立派な本堂です。
徳川の葵の御紋も目立ちます。
立派な鐘楼もあり、iさんに聞いたら、普段は鐘は鳴らさず お彼岸の時と 除夜の鐘は地元の方たちが順番に並んで鳴らす事ができるそうです。
梅の花が咲き始めていました~
1945年(昭和20年)の八王子大空襲では焼失を免れ、
遺体収容所として、本堂は罹災者の生活場所として提供されました。
地元に愛されている立派な寺院です。
ここから駅へ向かって歩きます。
いちょうホールで休憩
いちょうホールは(八王子芸術文化会館の愛称)で、1994年(平成6)3月に開館しました。
以前はここに八王子市役所がありましたが、1983年(昭和58)に元本郷町に移転し、
跡地がいちょうホールになりました。
外観には八王子市の木であるイチョウの葉を模したデザインになっています。
南へ歩いていき、甲州街道へ出ると 八王子夢美術館があります。
市民が気軽に楽しめる美術館を目指し、2003年10月に開館。
年6回程の特別展を開催、併せて常設展(100円が基本)も開催しています。
再開発した高層ビル・ビュータワー八王子(28階建てで上層階はUR機構の賃貸住宅)の2階部分が美術館。
甲州街道沿いのユーミンの実家前や、半世紀前に勤務していた職場を通過、和菓子屋さんで団子とどらやきを買ったりして、
町中探索を楽しみます~
八日町交差点からは西放射線道路(ユーロード)を駅へ向かって歩きます。
途中、中町へ寄り道。芸姑さんの置屋がある花街・黒塀通りを歩いて、マルベリーブリッジへ戻りました。
予定通り午後3時に解散出来ました~
因みに、下見の記事 2021.12.18 2022.2.8
八王子は歴史も深く、調べていくと結構面白いです。
今、興味があるのが大久保長安です。
又、機会があれば、湧水や歴史めぐりをしてみたいです~
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