よし坊のあっちこっち

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ツーフー 痛風

2006年08月04日 | いろいろ
痛いのなんの。横で妻がせせら笑う。大袈裟な、無理して痛そうにしている、と言わんばかりの顔。この痛さ、なった者しか分かるまい。そのうち、オマエにもこの痛さを知る日が来るだろうと、密かに願う。しかし。調べてみると、殆ど男しか起こらず。う~ん、神はなんと公平なのだろう、女にはお産の痛さを、男には痛風を、と勝手に納得。

それは突然やって来る(と思い込んでいるが実は前兆あり)。最初右足の第2指が痛くなり、それでも本人痛風とは思わず、しかしどんどん痛みは広がる。ついに典型的な親指付け根に及んだ時、病院行きの決意。病院で待つこと一時間、名前を呼ばれ、情けない顔で先生の前へ。先生、目の端で一瞥するなり、ニヤッと笑い、「なっちゃいましたか」。

こうして40日の闘病生活、いや排尿生活の始まり。この病気、薬は飲むが利尿剤。兎に角身体の中から尿酸をせっせと出し続けるしかなし。靴が履けないから歩けない。しかし、そこは工夫。足を包むような柔らかい室内履きを買い、指を覆う部分をくり抜き何とか靴代わり、足を引きずりながらも外出オーケー。

おかげと言っては何だが、大喰らいが改善、アルコール量改善で、血圧下がり体重下がり、今はえらく健康。アルコールは、ビールにおさらば、ウイスキーか焼酎をなめるようにして飲む隔日アルコール日が待ち遠しい今日この頃。そう。毎日飲んでいた頃が嘘のようなこの生活は何か。

と思っていたら、二日前に妹からメール。旦那に痛風が出たという。瞬時にしてあの時の痛さを思い出し、同情を禁じえぬ気持ちと共に、密かに広がる安堵感、オー・マイフレンド。