よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

今年は?

2009年01月06日 | いろいろ
新年といっても、年々さっぱり実感が無い。アメリカでの新年はなおさらだ。それでも、大晦日は年越しソバ、元旦はお雑煮と、一応何とか”伝統”なるものをフォローしているが、年々薄れていくのは仕方あるまい。日本も便利さと時代の進化で、元旦から店は開き、昔のような正月三が日という雰囲気は消し飛んでいるようだから、やってる事は大差あるまい。
大晦日で足りないもの、と言えば、あの国民的大行事の紅白歌合戦というやつだ。タダでダウンロード出来たのが4日だから、気分は単なる歌謡ショーとなる。見なくてもいい、と言いつつ毎年見てしまうこのカナシサ。ま、ジェロがレコード大賞新人賞を取り、念願の紅白に出たからヨシとしようか。

それにしても、世の中の火種はなくならない。オバマ政権への移行の空白を狙ったかのようなイスラエル・パレスチナの戦争勃発。チャンスがあれば相手を出来るだけ叩いておこうと言う事だろうが、オバマ新政権が発足すれば、否が応でも和平工作が始まるからどこかで手打ちとなり、又静かになると言う寸法だ。これの繰り返しがイスラエルがらみの中東の日常と言うべきか。

アジアも決して平穏ではないから大変だ。印パキも歴史的にくすぶり続け、マグマが溜まりに溜まっているかもしれぬ。これら既存の紛争地図に加え、これからはアフリカが大きな問題となるから、国際政治もより複雑化する。とりわけ、昔の植民地勢力図が絡んでくるから、どうなる事やら、である。民族と宗教の反目と共存。永遠のテーマだが、日本は良くも悪くも蚊帳の外で見物を決め込む。見物を決め込みついでに、尖閣竹島周辺問題にも蚊帳の外はないぜよと言いたくなる。

正月に三重の名張市に住む妹と話をしたが、名張市では産婦人科がたったの一軒になってしまったとの事。日本全国医者不足。一方で少子化の危機を叫びながら、産むに産めない環境では、どうしようもない。日本には日本のグランドデザインを描く連中がいるのか、いても政治が邪魔するのか。いずれにしても茨の道だ。

ついこの間、過去最高の利益と言っていたトヨタが、あっという間に大幅赤字予想の現実。リーマンショック以来、世界中が右往左往だが、良くも悪くもアメリカ次第という世界の現実でもある。