よし坊のあっちこっち

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またしてもガン(銃)、狂気のアメリカ

2013年05月03日 | アメリカ通信
ケンタッキーの片田舎でまたまた痛ましい事件が起こった。

5歳の坊主が子供用ライフルで2歳の妹を誤射して殺してしまったのだ。日本では想像もつかないが、銃社会アメリカでは、決して突拍子もない事件とは言えない所が”怖い”。

今回の事件のミソは、”子供用ライフル”である。子供用ではあるが、オモチャではないのだ。子供が使えるよう使いやすく軽量にしているだけで、弾は立派な実弾である。何故こんな小さな子供が銃器を持てるのか不思議に思うが、アメリカでは親が購入してギフトとして子供に与えるのは自由であり、何ら規制が無いのだ。

そもそも、親が銃火器を未成年の子供にギフトとして買い与える事自体、どう考えてもモラルや社会秩序維持の欠如の何ものでもないと思うのだが、アメリカではそうはならないから、やはり、この国は狂気の一面を持った国としか言い様がない。

銃器製造メーカーは、売上が頭打ちになって以来何をやってきたかというと、一生懸命、女性や子供の市場開拓をやってきたようで、規制する法律も無いから市場はどんどん伸びているそうだ。最近オバマが声高にやろうとしていた銃規制もなにやら尻すぼみになりつつあり、この国の恥部は一向に改まりそうもない。

銃による未成年の死者は年間1500人に上るという。