よし坊のあっちこっち

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アメリカで住むならジョージア か?

2014年01月05日 | アメリカ通信
新年、のっけから大寒波ときた。明日月曜からは記録的な寒さになるという。テキサスや中西部、そして北東部のニューイングランド地域にかけて既に相当な被害が出ている。

毎日気象情報を観ていると面白い。特に雲の流れを観ていると、決まってテキサス辺りから北東方向、即ち、オクラホマ、アーカンソー、ルイジアナ。アラバマをカバーしてテネシー、オハイオを通り、ニュージャージー、ニューヨーク、そしてニューイングランド地方へと流れて行く。もうひとつの塊はカンザスからイリノイなど、中西部とその北のウィスコンシン、ミネソタの元々寒い地方。テキサスなんかは冬でも暖かそうに思うが、おっとどっこい、気流や前線の流れからするとそうでもないらしい。

それにしても、自然の驚異には脱帽するわけで、住むところによって天国と地獄(やや大袈裟だが)になる。

冬の災害以外にも地域によっては考えないといけないことがある。例えば西海岸。気候や気温という意味ではマイルドで恵まれているが、この地域も悩みがある。夏の自然発火による山火事が実に多い。加えて環太平洋の一部を形成している関係上地震が忘れた頃にやってくる。サンフランシスコやロスアンジェルスが被害に遭っている。

退職後人生に人気のあるフロリダはどうか。ここも、夏になるとハリケーンが襲ってくる、所謂ハリケーン銀座である。フロリダだけではない。発生したハリケーンがメキシコ湾を目指すとアラバマの西部、ミシシッピ、ルイジアナ、そしてテキサスが決まってハリケーンの軍門に下る。そして、これが大西洋側へ向かうと、決まってノースカロライナ沿岸からニュージャージーまで被害を及ぼす。

こう見てきた時、これらの被害から遠ざかっているのがジョージアとサウスカロライナだろう。もちろん、ジョージアはサバンナ、サウスカロライナはヒルトンヘッドという大西洋に面した都市があるが、他に比べ影響は少ない。

今住んでいるところを殊更自賛するつもりはない。ジョージアもたまにトルネードがタッチダウンする。それでもトータルで考えると、サウスカロライナと共にジョージアは住むには程よい州なのではないか。