よし坊のあっちこっち

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私の恩師(5)再会

2019年11月21日 | いろいろ
二年前に日本へ帰った時、アメリカへ戻る直前に恩師と電話で話をして以来、次に日本へ行く時は是非お会いしたいと考えていた。そして、10月28日、25年振りにお会い出来た。

朝早くワイフと6時台のJRに乗り、新大阪経由新幹線で三原に向かった。10時過ぎに三原に着き、階段を降りると、改札の向こうにKKさんが奥さんと出迎えてくれた。懐かしいお顔がそこにあった。昨年大きな手術で入院した関係でだいぶ足が弱っているようで杖で補助しておられたが、92歳、まだまだお元気であった。

アメリカから電話で再開の日時を決めた時、ご高齢ということもあり、一時間程度お会いすることにしようと思ったのだが、どうしても昼ご飯を食べていけ、と言うのでお受けすることにしたのだが、駅前にハイヤーを待たせ、これから”懐かしの町”を案内するから、と仰ったので、あーなるほど。早く着いても昼飯を食べていけ、と言った意味がこれだったのか、と納得した。

かつての三原は駅前にTJ通りの看板があったが、それも6年前に降ろされたとのこと。三原に工場があり、大阪からの出張は一泊、そのうち山陽新幹線が開通して日帰り出張となった。瀬戸内の海に恵まれ、直ぐ向こうには筆影山が聳える。 車で見晴らしの良い高台にある道の駅へ案内していただき、綺麗な瀬戸内が一望出来た。工場跡地を案内してくれた。当時の面影はどこにもなかった。

昼近くになり、呉線沿いを車が走り、レストラン浮城についた。食事をとりながら、約二時間積る話をさせていただいた。帰りがけにお土産ヤッサ饅頭をいただいた。昔からワイフの大好物である。

恩師KKさんからは、会社組織の中にあって、不遇の時代を戦う、その生き様を通して、多くの事を学ばせていただいた。感謝あるのみである。長生きしていただきたい。