それ程立派な名前ではないのだが、よし坊は、自分の名前が気に入っている。長女は、奈良の山奥、桜で有名なワイフの里で生まれたので、綺麗な土地に因んで付けた。次女も同じところで生まれたのだが、こちらは常に丸い人間であれと付けた。名前というと、とかく字画がどうのと言う話になるので、ひらがな(長女は、三文字のうち一字のみ漢字としたが)とした。
最近知った事だが、女性の末尾に付く「子」は、そもそも、高貴な人にしか付かなかったそうな。どおりで、皇室は皆「子」が付くし、お妃候補も、数多の条件の一つに「子」が入っているのだろう。時代劇を見ていると、長屋のおかみさんやら、庶民クラスの女性の名前は「うめ」やら「とよ」やらで、確かに「子」は無い。今のように「子」が付くようになったのは、文明開化の明治維新以降ということなのだろうか。
近年、変わった名前を付けるのが大流行で、人気芸能人なんかが、その先導役を務めている。付けるのは親の勝手だが、あまりにも常識とかけ離れた名前は可哀想だ。大分前だが、確か「アクマ」と付けて裁判沙汰になっていたと記憶する。顛末がどうなったか覚えていないが、いくらなんでも酷すぎる話だ。一方では、国際化の流れで和洋に通じる名前を付けるトレンドもある。
アメリカも似たような傾向にあるらしい。
古くは、伝統的な名前の付け方があり、その中のひとつに、自分の名前を継がせ、ジュニアを付けたりする。ミシシッピのニイちゃんで、ジョシュアIII(三世)てえのに会った事がある。ルパン三世みたいなものだ。
最近は、セレブ達が、目立つ、或は一風変わった名前を付ける傾向が顕著なのと、特にアメリカは人種の坩堝だから、一般の人でも、自らの祖先のアイデンティティを強く意識しようと、他の人とは違った名前や、発音が似ててもスペルを変えたりしている。この、アイデンティティを求める強い意識は、殆ど単一民族とも言える日本人には中々理解し難い事だと思うが。
最近知った事だが、女性の末尾に付く「子」は、そもそも、高貴な人にしか付かなかったそうな。どおりで、皇室は皆「子」が付くし、お妃候補も、数多の条件の一つに「子」が入っているのだろう。時代劇を見ていると、長屋のおかみさんやら、庶民クラスの女性の名前は「うめ」やら「とよ」やらで、確かに「子」は無い。今のように「子」が付くようになったのは、文明開化の明治維新以降ということなのだろうか。
近年、変わった名前を付けるのが大流行で、人気芸能人なんかが、その先導役を務めている。付けるのは親の勝手だが、あまりにも常識とかけ離れた名前は可哀想だ。大分前だが、確か「アクマ」と付けて裁判沙汰になっていたと記憶する。顛末がどうなったか覚えていないが、いくらなんでも酷すぎる話だ。一方では、国際化の流れで和洋に通じる名前を付けるトレンドもある。
アメリカも似たような傾向にあるらしい。
古くは、伝統的な名前の付け方があり、その中のひとつに、自分の名前を継がせ、ジュニアを付けたりする。ミシシッピのニイちゃんで、ジョシュアIII(三世)てえのに会った事がある。ルパン三世みたいなものだ。
最近は、セレブ達が、目立つ、或は一風変わった名前を付ける傾向が顕著なのと、特にアメリカは人種の坩堝だから、一般の人でも、自らの祖先のアイデンティティを強く意識しようと、他の人とは違った名前や、発音が似ててもスペルを変えたりしている。この、アイデンティティを求める強い意識は、殆ど単一民族とも言える日本人には中々理解し難い事だと思うが。