世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

白魚(シラウオ) 第3章【うんちく】

2007年05月09日 20時50分40秒 | Weblog


【うんちく】
シラウオは北海道から九州まで、ほぼ全国各地に分布しています。
内湾や河口の汽水域が住みかで早春に産卵期の為、川をのぼります。
メスは河床に産卵し、この卵に雄が精子をかけます。
産卵後親魚は疲れ果てて短い生涯を閉じ、受精した卵は1週間から
10日で孵化します。
稚魚は、動物プランクトンをエサにして成長し、やがて川を下って
河口付近や内湾で暮らすようになります。
そして、1年で成熟して翌春には次の代の親魚として川をのぼり
ます。






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白魚(しらうお) 第2章【旬】

2007年05月09日 11時02分39秒 | Weblog

      白魚のにぎり寿司
【旬】
旬は文句なく春(初春)です。
「月は朧(おぼろ)に白魚の篝(かがり)もかすむ春の宵」・・・・
歌舞伎「三人吉三」の名セリフとして有名です。
この「白魚のかがり火」とは、隅田川(当時は大川)に小舟を浮かべ
、魚を集めるためにかがり火をたいたシラウオ漁の情景です。

江戸時代、シラウオ漁は隅田川下流の佃島辺りが産地でした。
大川・かがり火・シラウオ漁は、江戸に早い春を告げる風物詩だった
のです。

また、ひな祭りにシラウオのすまし汁・・・と言うのが江戸の風習で
ありました~!ひな祭りも春ですよね!




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白魚(シラウオ) 第1章【語源】

2007年05月09日 09時23分25秒 | Weblog

白魚(シラウオ)

【語源】
シラウオの名前は見ての通り、生きている時は透明ですが、死んで
しまうと白くなることから付いたようです。

よく似た魚にシロウオ(素魚)があります。

こちらはスズキ目ハゼ科に属し、吸盤状腹ビレがあります。
(シロウオは腹ビレがないと言った方がわかりやすいかも?)
また、白魚より、やや小ぶりです。

全国的にシロウオをシラウオと呼ぶ事もかなりあるようです。
例えば、博多の室見川で生きたまま二杯酢で食べる「おどり食い」は
、シラウオと呼んでいますが、実際はシロウオなんですよ~。
ややこしいですね~!


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