世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

桜海老(さくらえび) 第5章【ブランド】

2007年05月17日 21時38分03秒 | Weblog

        干し桜海老

【ブランド・産地】
サクラエビと言えば駿河湾です。サクラエビ自体がブランド化して
いると言っても良いでしょう。



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桜海老(サクラエビ) 第4章【歴史】

2007年05月17日 11時30分25秒 | Weblog

      釜揚げ桜海老

【桜エビ漁の歴史】
駿河湾のサクラエビは宇治川、大井川、安部川の淡水が混入する河口
付近に群れます。これを狙い、由比、大井川、蒲原の漁師さんが船を
出します。

深海性のサクラエビが如何にして発見されたかは、由比の漁師さんの
間で語り継がれています。
明治27年、駿河湾由比の二人の漁師がいつものように夜間のアジ漁に
出ました。漁場に着いて網を下ろしたのですが、うっかり、浮き樽を
網に結ぶのを忘れたのだとか・・・・・。

この為、網は海深く沈んでしまいました。これに気付いた漁師さん、
やりきれない気持ちで網を引き上げたところ、何と大量の見たことも
ない小エビがぎっしり入っていてびっくり~。
これが世界初のサクラエビの発見になりました。

漁師さんのウッカリに感謝。意外に歴史は浅いんですよ~!


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桜海老(さくらえび) 第3章【うんちく】

2007年05月17日 07時30分47秒 | Weblog

        桜海老のかき揚げ

【うんちく】
体長はわずか4~5㌢ほどの小エビです。深海性で昼間は200~300㍍
ほどの深さの所にいて、夜間にはエサを食べに表層20~30mまで
浮上します。
そして、明け方には再び深みへ戻ります。これが桜えびの生活パタ
ーンで、15~16ヶ月の短い生涯を全うします。

日本で漁獲されるほとんどは駿河湾です。
他に遠州灘や相模湾、東京湾でも漁獲されますが、量的には駿河湾が
圧倒的です。
外国では台湾、中国に分布するくらいで、世界的にも稀少生物として
知られています。英名は『sakura shrimp』・・・そのままです。







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