
帆立貝(ホタテガイ)
【語源】

「帆立貝」の語源は、この貝が移動する時、舟の帆の様に殻を立てて
移動する姿から・・・と言われています。しかし実際は少し違うよう
です。実際の移動方法は貝柱を使って殻を閉じる際、噴射口から海水
を勢いよく吐き出して前へ進みます。

一度の噴射で2㍍近くジャンプします。この跳躍力を可能にする為
貝柱が発達し、その恩恵を私たちは受けているわけです。

古書には、ホタテは「海扇」と記されています。

これは、形が扇(オウギ)に似ていることからこの字を当てたとか。
見たままですね~!

現在でも白干などの干貝柱業界団体にこの名称が残っています。

また、中国では「海扇」の字が使われているくらいです。




















