ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

現在のアメリカという国

2016年11月12日 | 日記

 アメリカ大統領にトランプ氏が選出された。僕は、大変話題となった選挙戦の過程で多くのことを考えた。それを、日本の一市民の僕が、わざと書くものでもあるまいが、・・・いや、少し書いてもいいではないか。

 考えたことは、「超大国、アメリカはいかなる国家であるべきか。」

 絶大な権力を有する大統領に、米国民は誰を選んだのか。それは、以下の組み合わせで選ばれたのでないかと思う。

 課題は、外交、安全保障、経済、内政・文化(人種、宗教、教育、・・・移民政策等々)等、で、これらを踏まえて。

A.現状はうまくいっている。この延長でOK。

B.現状はうまくいっていない。変革が必要。

を、

1.米国人として、個人の立場として

2.米国内全体を見たうえで

3.世界の中でアメリカの役割を見て 

 選挙結果は、B*1=過半数→トランプ氏、となったようである。

 そもそも、選挙とは個人的利害の表明なのであるから、僕は、こういう結果になると想像していた。

「超大国の、アメリカはいかなる国であるべきか。」を考えるための全体的な知識は、テレビ、新聞、書物等の、メディアを通し得られる。多くの、メディアは、寛容でリベラルだから、クリントン側に寄る傾向にあり、そして受け入られると思っていた。だが、トランプ氏に決まった。よって、メディアにとっては多いなる番狂わせ、ということになる。

 さて、世界的な経済停滞、所得格差、移民に関わる諸問題、他、を背景に、ヨーロッパでも、保守化、右翼化の傾向があるようだ。それは歴史の必然であろう。が、人間は、歴史のなかで多くの知識を得てきた。遠く先を見れば、紆余曲折しながらも、グローバル化は進んでいくだろう。バランスのとれたグローバル化。それはどんなものなのか。

 これは、また機会を見て、書いていきたいと思います。

             11月12日  岩下賢治  

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