ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

秋のヒマワリ

2021年09月16日 | 日記

 9月中旬の或る日。小金井公園にランニング練習に行った。公園までは歩き。途中、キンモクセイの香、そして彼岸花が秋であることを知らせてくれる。

 公園内の練習コースに使っている歩道沿いは、エゴノキの仲間ハクウンボク(白雲木)の並木道である。初夏の時期は白い花が咲いていたが、今は実をつけている。

 広い芝生の広場の中央はヒマワリ畑のとなっている。この時期、昨年まではコスモス畑だったと思う。「この時期、コスモスの花であってほしいな。」などと思いながらも、練習を終えた後、そちらに脚を運ぶ。背丈1メートルほどのヒマワリの群生。風に揺れる花は、夏の元気を蓄えニコニコ笑っているようだ。カメラを手にした人、ただ座り眺めている人さまざまな景色。

 そのうち、幼稚園児の一団が現れ、「ヒマワリさんこんにちは。」と周りではしゃぎ回る。

 引率する先生が子供たちを花の前に並ばせ写真を撮る。子供たちのはしゃいだ笑い顔は、ヒマワリの花のように明るく元気だ。

 ヒマワリの花は9月いっぱいは咲いているだろう。こんな時節にあって、秋であっても明るいヒマワリの花に元気をもらえる。この日はずいぶん気分の良い日になった。

    2021年9月15日  岩下賢治

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