ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

年寄りの冷や水か

2022年06月14日 | 日記

                 クチナシの花

 最近、記憶力が低下したのか、言葉が思い出せず困ることが多い。知り合いの名前、草や木の名前、土地の名前、書物や作者の名前、その他諸々。
 これは歳を取ると避けられないことなのだろうか。せっかく親しく話しているのに、その相手の名前が思い出せない、などと恐るべきことが何度もある。顔やかつての出来事は覚えているのだが、肝心の名前が出てこないのだ。
 また話が盛り上がっているときに、引き合いに出す映画や本の名前、作家名などが出てこなくて、「あの〜、なんだっけ、あの〜、ほらあれだよあれ、、、」などと話を折ることもしばしば。
 草や樹木の名前もそうだ。辞書やパンフレットを片手にやっと覚えたはずの名前なのに、散歩中に出会う雑草の名前を思い出せない。本当にイライラする。
 モノとコトバの対応が頭の中で、ぐらついているためなのだろうか。
 同じことなのか、最近、小説やドラマの筋を追うことが、面倒くさくなった。というより、筋書に異論を挟みたくなり、素直に読み取れなくなったのである。
これを年寄りの冷や水というのだろうか。【彬】

 

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