アサガオ
東京は蒸し暑い。気温35度、湿度70%とか。まるで温室にいるようだ。
この気象、大歓迎なのは植物群。私の身の回りでは、アジサイが見事に咲いた。特にシロアジサイ、大玉の花をいくつもつけ、しかも長持ちしている。クチナシの白い花は、2回花を咲かせたし、オシロイバナやアガパンサスも今が盛り。ユウゲショウも可愛らしいピンクの花を次々と咲かせている。草花だけでなく、廃校後の小さな貸しスペースで作物栽培している人たちの、ミニトマト、豆類、きゅうり、なす、みんな豊作である。高温多湿で育った野菜類は、食べてもおいしい。水不足で水稲の生育が心配されているが、これはアメ次第だが、もうじき解消されるだろう。
いいことづくめだが、私たちの日常生活にとっては、たまらない。その上、マスクだ。街ゆく人たち、女性でも、アゴマスクが多い。外せばいいものを。私は汗だか鼻水だか、ごっちゃになって1時間もしたらビチョビチョになる。世の中、うまく行かないものだ。
そんな中、参議院選挙である。立候補のなかに、不思議なのがある。「ごぼうの党」である。何を主張する政党だか、よくわからないが、現今の野菜類の豊作にかけての「ごぼう」なのかもしれない。政治は今やギャグの対象となっている。【彬】