キッコーマン野田工場
ゆきたんくが住んでいる千葉県東葛飾地方には素晴らしい地場産業がある。野田市の醤油づくりだ。キッコーマンの大きな工場もある。
ここ野田市は醤油の町と言って過言ではない。訪れる時期にもよるが、自動車から降りたら、醤油の香りがすることもあるのだ。
ある時、この工場内にある「ものしり醤油館」行ったことがあった。工場の遠隔や歴史、そして何よりも醤油の製造過程を惜しみなく解説してある。野田市は水運に恵まれ、原材料の大豆、塩が容易に手に入る。適度な湿気と気温があるので、発酵食品にとっては発酵しやすい。そこに麹を加えれば、醤油はできるのである。もっとも野田市で最初に醤油を作ったのは飯田市郎兵衛で飯田家亀屋蔵が醸造場であった。
野田醤油発祥の地
由 緒
醤油の歴史については考えたことがなかったが、この碑を見ると、なんと室町時代に創業のようである。一種の食文化と伝承されたきた醤油が、野田市のような地でなくては造れないのは確かなようである。
また特別な醤油として造られて場所がある。江戸川沿いにある城のような建物がその醸造所である。
昔の醸造所
ここでできた醤油はたいそう旨いらしい。一般家庭には味わうことのできない旨さで、なんと宮内庁後用達のようである。一度でいいから、味わってみたいものである。