新型コロナウイルスによる「武漢肺炎」。トランプ大統領は「中国肺炎」と呼んで、発生源地で命名し責任を明らかにしようとしています。
武漢にある中国の科学兵器研究施設から漏洩したものが流行の起源との説は早くから唱えられてきました。
ところが中国は、まず感染症の権威である専門家チームのリーダーに「ウイルスが中国の外から持ち込まれた」可能性に言及させ、次に外交部報道官が発信するという形で、少しずつ、米国起源説の「事実化」を画策しているのではないかと指摘されているのは、福島香織さん。
荒唐無稽に思える嘘も、権威筋が100回唱えれば一定数の人に事実として浸透することを知っている中国の常套手段でもあるのですかね。
これから感染拡大を迎える兆しの米国と、真偽は不明ながら峠を越したと国内の規制を緩め始めた中国。
武漢肺炎の起源地説争いでも、新しい情報戦を始めています。 . . . 本文を読む
新型コロナウイルスの武漢肺炎。感染は、欧州で急拡大し、米国でもトランプ大統領が「国家非常事態宣言」を発令するに至っています。
人の往来を厳しく制限する欧米諸国。限定的で緩い日本。各国各様の取り組みが、どのような成果をあげるのか。興味深いですね。 . . . 本文を読む
武漢肺炎への感染者数が、中国国内より、中国国外の数が上回って、欧州での炎上が注目される今日、中国は自国内の感染の終息宣言をし、海外からの中国への入国制限をしたり、感染源は中国ではなく米国だと耳を疑う戯言を言ったりと、地に堕ちた習近平の評価回復に躍起ですね。 . . . 本文を読む
新型コロナウイルスによる武漢肺炎の世界中への感染拡大が止まりません。
日本で初期の対応は、武漢からのチャーター機による日本人救出と、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」への対応で始まりました。
チャーター機での帰国者については、初回は批判と反省点はありましたが、隔離期間後は地元の方々に見送られ帰宅されました。一方、「ダイヤモンド・プリンセス」での対応は、国内だけでなく、海外から失敗との批難が浴びせられています。
そうしたなか、米国でも感染の拡大の兆しが表れ、日本と同様に、しかも同じ船会社のクルーズ船「グランド・プリンセス」での感染が発生しています。
日本の感染症対応の組織の不備に対し、CDCという先進組織を持つ米国。日本での失敗経験を生かして、どの様な対応がなされねのか、注目されます。
また、日本の国内感染では、屋形船に始まり、今日では大阪のライブハウスから感染が広まっているクラスター感染拡大が注目されていますが、韓国ではカルト集団、「新天地イエス教・証しの幕屋聖殿」による急拡大が発生しました。
米国では、日本のクルーズ船と、韓国のカルト集団の両方が発生しています。
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武漢肺炎(新型コロナ肺炎)で、国民や市中の医師が最も不安で、最も望んでいるのは、感染しているかどうかを判定する検査の受診。
早期発見し、隔離(施設収容や自宅待機)することが感染拡大を防ぐために必要なことは言わずもがなで、市中の医師が、患者の診断をするのに、検査は不可欠で、日本医師会はウイルス検査を医師の判断で確実に実施できるよう体制を強化すること、それにアメリカのCDC=疾病対策センターのような組織の創設などを、政府・与党に求めていました。
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