遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

インドネシア高速鉄道 受注合戦敗北を他人のせいにせず原因の追究を

2015-10-03 23:20:52 | 日本を復活させる
 インドネシアの高速鉄道受注の敗北では、菅官房長官が「日本の提案が選ばれなかったのは極めて残念。『中国案歓迎』は遺憾」とコメントを公表しました。  残念までは良いのですが、中国案が歓迎されたことへの遺憾の表明はいかがなものでしょう?  お客様への売り込みで競合がある時に、何処の売り込み先を選択するかはお客様が自分の判断で決めるのは当然です。新興国向けの日本製品(車や携帯電話等)輸出が韓国や欧州勢に軒並み敗れた時期がありました。高度成長を果たした初心を忘れて、製品の過剰品質にあぐらをかき、品質のおしきせで、顧客のニーズへの対応と言う基本を忘れていたからでした。  今回の受注失敗について、原因を他に転嫁するのではなく、自らにないのか、しっかり反省し、他に備えないと、世界中で繰り広げるインフラ受注合戦でも、同様の敗北を重ねることになります。  日本の名だたる電器企業が、韓国勢に席捲された例を繰り返すことになってはいけません。日本の地質調査結果が中国に流れたとの報道がありますが、事実とすればそうした情報管理も含めた対策も必要なのです。(工期の競争で、中国がニーズ通りに出来るのは、既存の軌道を活用するからとの報道もあります。だとすれば、新規ルートの設計の日本の調査は関係ない?) . . . 本文を読む
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