中国経済の今日の発展を導いた「改革開放」政策。毛沢東の独裁政治で疲弊・困窮した中国を、鄧小平が、政治では集団指導体制を導入し、経済では戦後急成長で復興した日本に学び導入した「改革開放」政策採用といった政経両輪の、独自の社会主義が奏功し成し今日の繁栄が遂げられたのでした。
しかし、昨年10月の党大会で、ポスト習近平は習近平という独裁体制の構築に成功した習近平は、自身の個人崇拝を強める独裁体制の強化に向けての道を強化し、鄧小平、胡耀邦の「改革開放」政策を引き継ぎ、民間の活力を活かす政策を進める共青団派との対立を深める、国有企業擁護での「一帯一路」政策を進めています。
「改革開放」政策の40周年が、毛沢東時代の、独裁政治と硬直的国有企業優先の両輪体制へ復古開始の年になりそうな雲行きです。
読売が、「改革・開放 40年」の特集連載を始めています。「中華の夢」を富国強兵で追い求める二期目の習近平が、どんな方向に向かおうとしているのか、注目したい記事です。 . . . 本文を読む
「ウォルフの本は皆が読みたい本。ジョンストンの本は皆が読まねばならない本」 goo.gl/pGvosm
— 遊爺 (@yuujiikun) 2018年2月14日 - 03:23
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