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中国の海洋覇権拡大への抑止策として「21世紀版防共回廊」を提唱していました。
安倍政権は、すでにこのことを念頭においているようで、中国の近隣諸国との交流の強化を推進し、安倍首相も自ら行動しています。
中国が、東シナ海や二と太平洋に注力させないために、西からの圧力を書いていましたが、南のインドからの圧力は、アジアの大国によるもので、日本と両大国が連携することは、大きな抑止力となりますね。
中国の海洋覇権拡大の抑止大戦略が必要 - 遊爺雑記帳
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この花の名前は、ヒオウギ
↓よろしかったら、お願いします。
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安倍政権は、すでにこのことを念頭においているようで、中国の近隣諸国との交流の強化を推進し、安倍首相も自ら行動しています。
中国が、東シナ海や二と太平洋に注力させないために、西からの圧力を書いていましたが、南のインドからの圧力は、アジアの大国によるもので、日本と両大国が連携することは、大きな抑止力となりますね。
中国の海洋覇権拡大の抑止大戦略が必要 - 遊爺雑記帳
日印、陸・空の交流強化 防衛相会談 包括協力を加速 (1/7 読売朝刊)
【ニューデリー=田原徳容】インドを訪問中の小野寺防衛相は6日、ニューデリーでアントニー国防相と会談した。両氏は、海上自衛隊とインド海軍の共同訓練の定期的実施を確認したほか、新たに陸上自衛隊、航空自衛隊とインド陸空軍との人材交流強化も決めた。インド洋など海洋進出を図る中国を視野に、包括的な防衛協力関係の構築を加速化させることで合意した。
日本の防衛相の訪印は4年ぶり。両氏は、海自とインド海軍の共同訓練を今年は日本で行うことに加え、陸自とインド陸軍の間でテロ分野などでの幹部級や専門家を交流させることや、3回目となる次官級対話の実施などを確認した。
会談後、小野寺氏は「日印関係の強化は重要。色々なレベルの防衛交流を早く前に進めることで一致した」と述べた。海上自衛隊の救難飛行艇「US2」のインドへの輸出については、「2回目の作業部会を今年、日本で実施し、インド側の関係者に搭乗してもらいたい」と説明した。
会談で小野寺氏は、日本の国家安全保障戦略と防衛計画の大綱などについて説明。アントニー国防相は、日本との防衛協力のさらなる強化を求めた。
日印、中国の脅威意識 小野寺防衛相 「防空識別圏」も説明
【ニューデリー=田原徳容】インドで6日に行われた小野寺防衛相とインドのアントニー国防相の会談で、陸海空で防衛協力の強化に合意するなど、両国の防衛協力が一段と強化された。両国が中国の軍事的圧力を意識したもので、インド国防省関係者は会談後、「中国の脅威は現実。日本とは安全保障上の共通の目標がある」と語った。
会談は約1時間25分に及び、予定を大幅に上回った。今年は、インド国防相の訪日や、日本での海上自衛隊とインド海軍の訓練実施など、防衛協力を巡る交流が活発化する予定で、小野寺氏は会談後、記者団に「有意義な会談だった。関係強化に努めたい」と述べた。
会談では、中国が東シナ海で設定した防空識別圏についても、小野寺氏がアントニー氏に日本側の姿勢を説明。アントニー氏は「国際社会とともに注視したい」と応じた。
インドは、日本が沖縄県の尖閣諸島を巡って中国と緊張関係にあることにも強い関心を寄せている。1962年の中印紛争以降、国境地帯の領有権などを巡り中国と対立。近年、中国はインド洋のスリランカやモルディブで軍港化を見据えた港湾整備や経済支援も展開し、インドは中国籍と見られる潜水艦の頻繁な航行を確認しているためだ。
国防省関係者は「互いの経験を軸に、中国の脅威への対策を講じる必要がある」と語った。
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日本とインドの安全保障協力は着実に進んでいる
2006年
シン首相訪日。日印戦略的グローバルパートナーシップに向けた共同声明に調印
2007年
海上自衛隊とインド海軍が米豪などとインド洋で合同軍事演習
2008年
日印首脳が安全保障協力に関する共同宣言署名
2010年
初の次官級2プラス2対話
2012年
海自とインド海軍が相模湾で初の共同訓練
2013年 12月21~22日
海自とインド海軍がインド洋で共同訓練
2013年 12月23日
海自の救難飛行艇「US2」輸出に向けた作業部会初会合
2014年 1月6日
小野寺防衛相、アントニー国防相会談
2014年 1月25~27日
安倍首相訪印予定
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【ニューデリー=田原徳容】インドを訪問中の小野寺防衛相は6日、ニューデリーでアントニー国防相と会談した。両氏は、海上自衛隊とインド海軍の共同訓練の定期的実施を確認したほか、新たに陸上自衛隊、航空自衛隊とインド陸空軍との人材交流強化も決めた。インド洋など海洋進出を図る中国を視野に、包括的な防衛協力関係の構築を加速化させることで合意した。
日本の防衛相の訪印は4年ぶり。両氏は、海自とインド海軍の共同訓練を今年は日本で行うことに加え、陸自とインド陸軍の間でテロ分野などでの幹部級や専門家を交流させることや、3回目となる次官級対話の実施などを確認した。
会談後、小野寺氏は「日印関係の強化は重要。色々なレベルの防衛交流を早く前に進めることで一致した」と述べた。海上自衛隊の救難飛行艇「US2」のインドへの輸出については、「2回目の作業部会を今年、日本で実施し、インド側の関係者に搭乗してもらいたい」と説明した。
会談で小野寺氏は、日本の国家安全保障戦略と防衛計画の大綱などについて説明。アントニー国防相は、日本との防衛協力のさらなる強化を求めた。
日印、中国の脅威意識 小野寺防衛相 「防空識別圏」も説明
【ニューデリー=田原徳容】インドで6日に行われた小野寺防衛相とインドのアントニー国防相の会談で、陸海空で防衛協力の強化に合意するなど、両国の防衛協力が一段と強化された。両国が中国の軍事的圧力を意識したもので、インド国防省関係者は会談後、「中国の脅威は現実。日本とは安全保障上の共通の目標がある」と語った。
会談は約1時間25分に及び、予定を大幅に上回った。今年は、インド国防相の訪日や、日本での海上自衛隊とインド海軍の訓練実施など、防衛協力を巡る交流が活発化する予定で、小野寺氏は会談後、記者団に「有意義な会談だった。関係強化に努めたい」と述べた。
会談では、中国が東シナ海で設定した防空識別圏についても、小野寺氏がアントニー氏に日本側の姿勢を説明。アントニー氏は「国際社会とともに注視したい」と応じた。
インドは、日本が沖縄県の尖閣諸島を巡って中国と緊張関係にあることにも強い関心を寄せている。1962年の中印紛争以降、国境地帯の領有権などを巡り中国と対立。近年、中国はインド洋のスリランカやモルディブで軍港化を見据えた港湾整備や経済支援も展開し、インドは中国籍と見られる潜水艦の頻繁な航行を確認しているためだ。
国防省関係者は「互いの経験を軸に、中国の脅威への対策を講じる必要がある」と語った。
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日本とインドの安全保障協力は着実に進んでいる
2006年
シン首相訪日。日印戦略的グローバルパートナーシップに向けた共同声明に調印
2007年
海上自衛隊とインド海軍が米豪などとインド洋で合同軍事演習
2008年
日印首脳が安全保障協力に関する共同宣言署名
2010年
初の次官級2プラス2対話
2012年
海自とインド海軍が相模湾で初の共同訓練
2013年 12月21~22日
海自とインド海軍がインド洋で共同訓練
2013年 12月23日
海自の救難飛行艇「US2」輸出に向けた作業部会初会合
2014年 1月6日
小野寺防衛相、アントニー国防相会談
2014年 1月25~27日
安倍首相訪印予定
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文中でも指摘されていますが、中国のインド洋への覇権拡大は「真珠の首飾り戦略」として知れ渡っていますね。
中東やアフリカからの資源輸入のシーレーンとして、インドや中国、日本、東南アジア諸国にとって重要なインド洋です。
中国は、ミヤンマーの港から、パイプラインでの陸路での輸送路も構築しています。
インドにとっては、首枷となりインド洋の航行の自由を脅かす作戦ですね。
印中国境紛争があることも諸兄がご承知の通りです。
一方で、印中露は共同軍事演習も行う関係でもあります。
つまり、インドは巧みな外交戦略を展開しています。かつて、印中露が共産圏国家であったこともこの三国の関係に名残を残しているのですね。
幾重にも複雑な繋がりを持つことは、外交ではたいせつなことではあります。
その関係がありながら、更に、日本との関係を深めることは、インドにとっては、中国をけん制する大きなメリットがありますし、日本にとっても同様です。
終戦直後に、日本の子供たちのためにと、像のインデラを贈ってくれたインドとの関係は、強い絆となって日印両国の潜在的な強い関係を保っていると考えています。
昨年5月にシン首相が来日していましたが、今年は早々に安倍首相が訪印します。
アジアの日印の両大国が連携することで、中国の強引な覇権拡大への抑止力がつよまる。
スズキが世界の軽自動車の生産拠点造りに貢献してきましたが、インフラ輸出での貢献も強まるなど、経済関係での相互メリットも強まることを期待します。
# 冒頭の画像は、インド・アントニー国防相と会談する小野寺防衛相
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この花の名前は、ヒオウギ
↓よろしかったら、お願いします。
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中韓はイデオロギーに左右されている印象があります。官僚のお膳立ても、軍事訓練といった国家イベントも、元首の意向で消し飛んでしまうと。日中韓三国志は旧思考に過ぎると思います。
中韓は重要なライバルであって、互いに尊重し合いたいがゆえに、物言いもつく、ただし、首相が常にオープンだ、と言っているのは、強力な官僚機構と、文民統制によって成っている日本が敢えて、元首個人の意向で、氷塊を砕く英断をする事もあるよ、と、訪韓・訪中の意を見せているわけで、その価値に、先方は気付くべきだと思います。
中印は経済協力も進んで行くので、衝突要因は緩和されて行くと思いますが、遊爺さま書かれているように、旧共産圏である事が、政冷経熱の日本の外交努力を台無しにして来たのとは違い、それほど大きな価値があるとは逆に斬新でありますね。
中印の紛争要因とは多くが、地域覇権をめぐる対外的なもので、国家主権をめぐって侵略の対象となる日本とは異なるものです。互いに、相手国に対して優位な状況に押さえつけておきたい、という思惑がある一方で、中印国境紛争の原因となったチベット、ネパールなど、戦略要衝はしっかり中国に抑えられていると。
近隣が、中国と対峙するには、覇権に対する様々な我慢比べを強いられるもので、政府が対中抵抗の調整弁となっており、中国は、日本を始め、民間の反動の堤となっている政府などを弾圧する事などは考えない方が良いでしょう。相手国の主権を立てる儀礼としても。