遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

バンス米副大統領、ウクライナ和平巡りプーチン氏に制裁・軍事行動を示唆

2025-02-15 01:33:55 | ウクライナ全般
 JD・バンス米副大統領は13日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナの長期的な独立を含む和平合意に同意しなければ、米政府として制裁だけでなく、場合によっては軍事行動を取る可能性もあると述べたと、WSJ。
 ロシア政府が誠実に交渉に応じない場合、米軍をウクライナに派遣する可能性について、選択肢として「残されている」と発言。前日に米軍派遣に否定的な考えを示したピート・ヘグセス国防長官よりも、はるかに強硬な姿勢を取ったと、WSJ。
 
米副大統領、ウクライナ和平巡りプーチン氏に制裁・軍事行動を示唆 - WSJ
 「ウクライナの主権的独立は重要だ」バンス氏 By Bojan Pancevski and Alexander Ward (WSJと総称) 2025年2月14日

 【パリ】JD・バンス米副大統領は13日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナの長期的な独立を含む和平合意に同意しなければ、米政府として制裁だけでなく、場合によっては軍事行動を取る可能性もあると述べた

 バンス氏は
ロシア政府が誠実に交渉に応じない場合、米軍をウクライナに派遣する可能性について、選択肢として「残されている」と発言。前日に米軍派遣に否定的な考えを示したピート・ヘグセス国防長官よりも、はるかに強硬な姿勢を取った

 また「プーチン氏に対して米国が使える経済的な圧力手段もあれば、もちろん軍事的な圧力手段もある」ともバンス氏は述べた。

 
ドナルド・トランプ大統領はウクライナでの戦争を終わらせるため、プーチン氏と交渉を始めると発言バンス氏はその数時間後にウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューに応じ、「多くの人々を驚かせるような合意が出てくると思う」と語った

 また
バンス氏は14日には、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談する予定にもなっている。ロシアはウクライナの武装解除と現政権の交代を求めているが、今回の発言はこれに対し、トランプ政権として最も強くウクライナを支持する内容となった。

 
ゼレンスキー氏はロシアとの交渉にウクライナが参加することを強く求めていたが、トランプ氏は13日にはこれを認めると発言。一方でロシアを先進7カ国(G7)に復帰させるべきだとしたほか、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟はロシアが容認できないものだとも言及していた。

 バンス氏は14日、世界の指導者らが共通の脅威について議論するミュンヘン安全保障会議で演説する予定となっている。同氏との2国間会談の確保に奔走する欧州当局者らは、トランプ政権高官の初の訪問が米国との新たな協力関係の契機となるほか、ウクライナでの戦争終結に向けた計画の詳細が示されることに期待を寄せていた。

 だが
バンス氏は、欧州各国は反体制政治の台頭を受け入れて大規模な移民を阻止し、進歩的な政策を抑制する必要があると指導者らに伝えると述べた。また伝統的価値観への回帰と移民犯罪の終息も呼びかけるという。さらにドイツの政治家らに対しては、反移民を掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」を含むすべての政党と協力するよう促す考えも明らかにしている

 
バンス氏はウクライナについて、ロシアの支配下に残る領土の規模や、米国と他の同盟国がウクライナに提供できる安全保障面の保証について、詳細は和平交渉で詰める必要があるとし、現時点では言及できないと述べた

 そのうえで「さまざまな形式や構成が考えられるが、
ウクライナの主権的独立は重要だ」とした

 同氏はまた、
ウクライナを巡る合意に達した後、ロシアとは関係をリセットする用意があるとも発言。欧米市場からの現在の孤立により、ロシアは中国の下位パートナーとなっていると指摘し、「中国との連合で弟分の立場に甘んじることはプーチン氏の利益にならない」と述べた

 12日にブリュッセルで開かれた
NATOの会合でヘグセス氏は、ウクライナの国境はロシアが最初に侵攻した2014年以前の状態には戻らない可能性が高いと指摘。また、交渉の結果、ウクライナがNATO加盟国になることはないだろうとし米国以外の国が(ウクライナの)安全を保障する必要があると述べた

 ヘグセス氏は13日にブリュッセルで記者団に対し、
「どのような譲歩をするのかしないのか」はトランプ氏次第だと述べ、自身の発言を明確にした

 
バンス氏もこれに同意し、交渉の進展状況次第でトランプ氏が考えを変えることもあり得るとした。

 「プーチン氏に対して米国が使える経済的な圧力手段もあれば、もちろん軍事的な圧力手段もある」ともバンス副大統領。

 バンス副大統領は14日には、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談する予定にもなっている。ロシアはウクライナの武装解除と現政権の交代を求めているが、今回の発言はこれに対し、トランプ政権として最も強くウクライナを支持する内容となったと、WSJ。

 ゼレンスキー氏はロシアとの交渉にウクライナが参加することを強く求めていたが、トランプ氏は13日にはこれを認めると発言。
 一方でロシアを先進7カ国(G7)に復帰させるべきだとしたほか、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟はロシアが容認できないものだとも言及!

 バンス副大統領は14日、世界の指導者らが共通の脅威について議論するミュンヘン安全保障会議で演説する予定となっている。同氏との2国間会談の確保に奔走する欧州当局者らは、トランプ政権高官の初の訪問が米国との新たな協力関係の契機となるほか、ウクライナでの戦争終結に向けた計画の詳細が示されることに期待を寄せていたと、WSJ。

 だがバンス氏は、欧州各国は反体制政治の台頭を受け入れて大規模な移民を阻止し、進歩的な政策を抑制する必要があると指導者らに伝えると述べたのだそうです。
 伝統的価値観への回帰と移民犯罪の終息も呼びかけるという。
 さらにドイツの政治家らに対しては、反移民を掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」を含むすべての政党と協力するよう促す考えも明らかにしているのだそうです。

 バンス氏はウクライナについて、ロシアの支配下に残る領土の規模や、米国と他の同盟国がウクライナに提供できる安全保障面の保証について、詳細は和平交渉で詰める必要があるとし、現時点では言及できないと述べたと、WSJ。
 そのうえで「さまざまな形式や構成が考えられるが、ウクライナの主権的独立は重要だ」としたのだそうです。

 同氏はまた、ウクライナを巡る合意に達した後、ロシアとは関係をリセットする用意があるとも発言。
 ロシアは中国の下位パートナーとなっていると指摘し、「中国との連合で弟分の立場に甘んじることはプーチン氏の利益にならない」とも述べたのだそうです。

 # プーチンのプライドを挫き、中露の密着を牽制?

 12日にブリュッセルで開かれたNATOの会合でヘグセス国防長官は、ウクライナの国境はロシアが最初に侵攻した2014年以前の状態には戻らない可能性が高いと指摘。また、交渉の結果、ウクライナがNATO加盟国になることはないだろうとし、米国以外の国が(ウクライナの)安全を保障する必要があると述べたのだそうです。

 ヘグセス国防長官は13日にブリュッセルで記者団に対し、「どのような譲歩をするのかしないのか」はトランプ氏次第だと述べ、自身の発言を明確にしたと、WSJ。

 バンス副大統領もこれに同意し、交渉の進展状況次第でトランプ氏が考えを変えることもあり得るとしたのだそうです。

 ウクライナとロシアの戦争終止に動くトランプ政権。
 どちらかというと、プーチン寄りとも見える報道が多いように感じますが、副大統領と国防長官もトランプ大統領の真意は測りかねているような?

 トランプ大統領がウクライナへの防衛支援と引き換えに、同国が埋蔵するレアアース(希土類)を供与するよう要求を強めているのだそうです。米テレビ番組では、ウクライナが「いつかロシア領になるかもしれない」と言及し、ウクライナ側に取引に応じるよう揺さぶりをかけていると、塩原永久産経東京編集局副編集長。(17~22年、ワシントン特派員としてトランプ、バイデン両政権を取材)
 「ウクライナはロシアになるかも」 トランプ氏、防衛支援引き換えにレアアース要求強める - 産経ニュース

 あからさまなディールむき出しのトランプ氏。どちらに味方するのは、どちらが金になるか次第?トランプ氏らしい中立判断?!



 # 冒頭の画像は、ホワイトハウスで話すトランプ大統領



  この花の名前は、フッキソウ


↓よろしかったら、お願いします。



遊爺さんの写真素材 - PIXTA

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【社説】トランプ氏の鉄鋼関... | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ウクライナ全般」カテゴリの最新記事