沖縄の普天間基地のキャンプシュアブ沖移転で、キャンプシュアブ沖の海域でのボーリング調査が再開されました。
工事は、仲井真県知事時代になされた許可に基づいて、粛々と行われているのですが、工事阻止を掲げて知事当選を果たした翁長氏は、仲井真知事の承認の取り消し・撤回の可否を判断する為の有識者会議を立ち上げたばかりで、その結論が出るのは7月とのことで、移転反対派から、遅いと突き上げを喰らっているのだそうですね。
政府要人と会えず、振興費予算も削減され、反対することで振興費を貰えると言っていた手詰まりの翁長知事。移転反対・阻止は、何処まで本気で、何処まで実現の戦略が描けているのでしょう。
辺野古海底調査を半年ぶりに再開 普天間飛行場移設 - 産経ニュース
最近では、中谷防衛大臣が、知事に対し、「もう少し沖縄県のことや、日本の安全保障を踏まえて考えてもらいたい」と批判した上で、翁長知事との会談に関しては「こちらから会う考えはない。より対立を深めるなら会っても意味がない」と否定的な考えを示すといった状況ですね。
中谷防衛相「自ら会う考えない」=翁長沖縄知事の姿勢批判[時事] | ガジェット通信
青山繁晴氏の話だと、安倍首相は、翁長氏が自民党県連の幹部であったにも関わらず、共産党から選挙資金を貰って(合法)選挙を戦ったことに激怒しているのだそうです。
2015/03/12 ザ・ボイス 青山繁晴 【公開生放送】
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開始後 16分30秒あたりからその話。画面下部のルーラーで早送りできます。
沖縄知事、反対派圧力に焦り 辺野古岩礁破砕許可取り消し検討 (3/13 産経)
■政府強気「続行切り札ある」
沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設の阻止に向け、当初から念頭に置く辺野古の埋め立て承認の取り消し・撤回に加え、岩礁破砕許可の取り消しの検討に入った。破砕許可の取り消しで海底ボーリング調査を中止させる狙いだが、翁長氏に移設反対派の圧力が強まっていることへの焦りもある。対する政府は調査を続行するための「切り札」があると強気な姿勢だ。
翁長氏は昨年11月の知事選で仲井真弘多(なかいま・ひろかず)前知事による一昨年12月の埋め立て承認の取り消し・撤回を検討する考えを表明。就任後、有識者委員会を設置し、2月6日に初会合を開いた。
翁長氏は有識者委の結論を待って取り消し・撤回に踏み切るか判断するが、有識者委は初会合後、報告書の提出は7月になると明らかにした。そのため、反対派には7月までに移設作業が進んで手遅れになるとの不満が広がった。
その頃、浮上したのが岩礁破砕の問題だ。防衛省が海上のフロート(浮具)を固定するため海底に沈めたブロックがサンゴ礁を傷つけているとの指摘があがり、翁長氏は「反対派をなだめられる材料だと飛びついた」(県幹部)という。
翁長氏は2月16日、防衛省に協議などの手続きを行うよう求めた。仲井真氏が昨年8月に出した岩礁破砕許可の範囲外でサンゴ礁が傷つけられた可能性が高いとして、破砕許可の取り消しと、それに伴う海上調査阻止を視野に入れる。
一方、防衛省は破砕許可にあたり、ブロック投下は許可手続きの対象外と県から伝えられたと主張し、破砕許可の取り消しは不当だとの立場。翁長氏が取り消しに踏み切れば対抗策を講じる構えで、政府高官は「少なくとも海上調査を続けるだけの切り札はある。いずれ表に出す」と明かす。
県幹部は「破砕許可取り消しは、埋め立て承認の取り消し・撤回と同様にハードルが高く、法廷闘争を恐れて、結果的に何もできなければ反対派の不満はいっそう強まる」と指摘する。
■政府強気「続行切り札ある」
沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設の阻止に向け、当初から念頭に置く辺野古の埋め立て承認の取り消し・撤回に加え、岩礁破砕許可の取り消しの検討に入った。破砕許可の取り消しで海底ボーリング調査を中止させる狙いだが、翁長氏に移設反対派の圧力が強まっていることへの焦りもある。対する政府は調査を続行するための「切り札」があると強気な姿勢だ。
翁長氏は昨年11月の知事選で仲井真弘多(なかいま・ひろかず)前知事による一昨年12月の埋め立て承認の取り消し・撤回を検討する考えを表明。就任後、有識者委員会を設置し、2月6日に初会合を開いた。
翁長氏は有識者委の結論を待って取り消し・撤回に踏み切るか判断するが、有識者委は初会合後、報告書の提出は7月になると明らかにした。そのため、反対派には7月までに移設作業が進んで手遅れになるとの不満が広がった。
その頃、浮上したのが岩礁破砕の問題だ。防衛省が海上のフロート(浮具)を固定するため海底に沈めたブロックがサンゴ礁を傷つけているとの指摘があがり、翁長氏は「反対派をなだめられる材料だと飛びついた」(県幹部)という。
翁長氏は2月16日、防衛省に協議などの手続きを行うよう求めた。仲井真氏が昨年8月に出した岩礁破砕許可の範囲外でサンゴ礁が傷つけられた可能性が高いとして、破砕許可の取り消しと、それに伴う海上調査阻止を視野に入れる。
一方、防衛省は破砕許可にあたり、ブロック投下は許可手続きの対象外と県から伝えられたと主張し、破砕許可の取り消しは不当だとの立場。翁長氏が取り消しに踏み切れば対抗策を講じる構えで、政府高官は「少なくとも海上調査を続けるだけの切り札はある。いずれ表に出す」と明かす。
県幹部は「破砕許可取り消しは、埋め立て承認の取り消し・撤回と同様にハードルが高く、法廷闘争を恐れて、結果的に何もできなければ反対派の不満はいっそう強まる」と指摘する。
岩盤破砕の問題をみつけて足掛かりに工事中断の騒ぎを繋ごうとする翁長知事ですが、政府は勝算がある様ですし、県幹部はハードルは高いとのこと。
先日、与那国での住民投票では、国防の重要さに理解を示された多くの方々。
キャンプシュアブの、真の地元である辺野古の方々の声が、偏見テレビ局の「TVタックル」で取り上げられたのだそうですが、出来あいトークショー(ワイワイ騒ぐだけ)にしては、よく取り上げたと言えるのですが、真の地元では移転受け入れ承認されているのです。
3月9日放送「ビートたけしのTVタックル」出演の裏話(前半) - 狼魔人日記
移転反対を唱えつつ、政府から振興費を多く引き出そうとする戦術の翁長氏。選挙で支持を得た移転反対派の突き上げと、政府の面談拒否の谷間で募るストレスに、今後どのように対処するのか、注目です。
翁長候補「多弁で空虚」の謎 - 狼魔人日記
# 冒頭の画像は、再開されたボーリング調査
この花の名前は、オシロイバナ
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