遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

鬱陵島訪問議員拒否の韓国へ政府・枝野氏が抗議

2011-08-02 00:17:19 | 竹島
 韓国・鬱陵島を訪問しようとした自民党の議員は、金浦空港で入国拒否されました。髭の隊長・佐藤議員がツイッターで状況をリアルに流しておられました。ほぼ全文をRTしたつもりですので、別途「8月1日のつぶやき」としてこのblogにも自動アップされるはずですのでご参照ください。
 入国目的を聞かれることもなく、入国拒否理由の身の安全と日韓関係に悪い影響について説明を求めるも、音沙汰がないままということで、午前中に到着したものの、20:10発の便で帰国するまで自民党議員諸氏は滞在を続けました。
 韓国の扱いは、凶悪犯やテロなどの扱いと同等の扱いを、自国の治安の悪さを理由に国会議員にたいして行ったのです。さすがの民主党政府もその扱いに対して抗議をした様ですね。
 

時事ドットコム:韓国の入国拒否に抗議=関係悪化を懸念-日本政府

 日本政府は1日、韓国政府が鬱陵島訪問を計画していた自民党国会議員の入国を拒否したことに抗議した。ただ、米朝協議の再開など北朝鮮問題が動き始める中、政府は日米韓の連携を重視しており、日韓関係に亀裂を生じさせるのは避けたい考えだ。
 
枝野幸男官房長官は1日の記者会見で、「訪韓は視察目的で、合法的な手続きを経て行うことを意図したものだ。日韓の友好協力関係に鑑みて極めて遺憾だ」と、韓国の対応を批判。在韓国大使館から韓国外交通商省に抗議
するとともに、再考を求めたことを明らかにした。伴野豊外務副大臣も会見で「(国会議員は)わが国の公職者。非常に残念だ」と強調した。 
 政府が直ちに抗議したのは、韓国が
竹島(韓国名・独島)の領有権を前提に「国会議員を強制送還するという前代未聞の措置」(政府関係者)を容認するわけにはいかない
ためだ。
 しかし、日米韓3カ国は先月下旬の外相会談で、北朝鮮問題に連携して対処することを確認。日本は李明博大統領の今秋の訪日を招請している。外務省幹部は「韓国の対応をうやむやにはできない」としつつも、「大局を見失ってはならない」と述べ、日韓関係を重視し冷静に対処する考えを示した。



 韓国は今春、竹島のヘリポートの修復工事を行い、「総合海洋科学基地」建設を発表し工事の落札も決定し、中露の動きに習って実効支配の強化を始めたことは、諸兄がご承知のことです。さらに、5月には韓国国会の独島領土守護対策特別委員会に所属する最大野党・民主党の姜昌一(カン・チャンイル)議員、文学振(ムン・ハクジン)議員、張世煥(チャン・セファン)議員の3人が、日本政府の中止要請を無視して、北方領土・国後島を訪問していますね。
 また、6月には大韓航空機が竹島上空をデモンストレーション飛行し、外務省が大韓航空の使用禁止措置をしたことも記憶が新しいところです。
 強きに傅き弱きに突っ込む韓国。中露により菅政権の国家主権擁護意識のなさへの突っ込みがやり放題と知るや、怒涛の不法占拠の実効支配強化策を推進し始めたのです。
 これに対し、日本政府はお座なりの口先の抗議だけでしたが、大韓航空機の竹島上空デモでようやく行動をおこしたのですが、もともと使用していないので実質的な影響はないものでした。

 韓国の竹島の不法占拠の基地となっているとされる鬱陵島を視察しようと、合法的な訪問を企画したのが、自民党の「領土に関する特命委員会」(委員長・石破茂政調会長)で、4名の議員が訪問することを発表しました。
 ところが、韓国の大統領までもが抗議を始めると、石原幹事長などが一旦承認していた訪問の中止を働きかけ、理念のない平沢氏は中止する状況となり、党とは無関係に個々の議員の立場での訪問となったのでした。昨年の竹島の日に島根県を訪問した時に言明した姿勢からブレた石原氏も、器の小ささが露呈しましたね。

 それに対し、驚いたのは政府・枝野氏の抗議です。管や仙谷ではありえないことではないでしょうか?「訪韓は視察目的で、合法的な手続きを経て行うことを意図したものだ。日韓の友好協力関係に鑑みて極めて遺憾だ」との枝野氏の抗議も、「(国会議員は)わが国の公職者。非常に残念だ」との伴野豊外務副大臣のコメントも正統な普通の国の発言で、「国会議員を強制送還するという前代未聞の措置」を容認するわけにはいかないという見解は国家の主権を護る見地からは当然の発想です。
 自民党の石原氏などの幹部とは対応姿勢が逆転していますね。
 こんな自民党ではとても政権を託せません。

 なでしこJPではありませんが、女性パワーで、中川夫人の立候補と中川氏の遺志の継承実現に期待します。



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竹島は日韓どちらのものか
日本は国境を守れるか (プレイブックス・インテリジェンス)




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