北朝鮮の水爆実験実施に伴う、米国の国連安全保障理事会での追加制裁決議案が全理事国に配布されましたが、11日の裁決を目指して水面下の交渉が進められているのだそうです。
石油の全面禁輸を含む、米国が「最強の決議案」とする内容に、中国とロシアは難色を示していますが、どうなるのでしょう。
ただ、制裁強化の動きを始める国が出て来ています。
比が対北貿易停止 第5位の相手国 - goo ニュース
メキシコ、北大使を追放へ…核やミサイル理由に : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
【北朝鮮核実験】EU、北朝鮮への制裁強化「必要」一致 非公式外相理事会 - 産経ニュース
EU制裁強化で一致=北朝鮮に決然と対処-仏独首脳 :時事ドットコム
ロシアは、北朝鮮問題を「恵みの雨」と表現し、米国に抵抗し、米国が北朝鮮問題の混乱に追われれば、欧州や中東でロシア外交の自由度が増すとの読みや、米国の影響力低下による日米韓の同盟関係を分断させる機会をうかがっているのだとの見方もある様です。
ロシア、制裁協議かく乱 シリアに代わる対米カードに :日本経済新聞
追加制裁採決で、核実験には怒っている中国はどう動くのか。ロシアの反対で米国案が採決されなかった時、トランプ政権はどう動くのか。11日の採決に注目ですね。
遊爺は、古来の戦闘被害を出さない戦術の兵糧攻めに賛同です。兵糧攻めのひとつの安保理決議の履行報告を出さない国を広く知らしめて説得する。制裁決議に反対する国=ロシアや中国との貿易に対し、各国が制裁をする(米国が表明済)。等で、兵糧攻めの抜け駆けで利益を得ようとする国を牽制・制裁して兵糧攻め効果がそがれることへの防止策も進める。
今回、制裁強化に動き始めた国がでているのは、米国による働きかけが大きいのですが、暴走する北朝鮮の実態が、各国での認識が薄かったことに目覚めたことも大きいでしょう。
安保理の採決が中国、ロシアによってなされなくても、制裁強化に踏み切る国が増えていけば、答えは裁決されたと同じで、各国を説得いていけばよいでしょう。
闇ルートでの取引摘発や、説得には時間がかかりますが、アジアの雄国で、北朝鮮に隣接し被害を最も受ける日本が奔走(韓国は?)しなければなりませんね。。
# 冒頭の画像は、7日、ウラジオストクで会談した安倍首相とプーチン大統領。
オオシマザクラの紅葉
↓よろしかったら、お願いします。
石油の全面禁輸を含む、米国が「最強の決議案」とする内容に、中国とロシアは難色を示していますが、どうなるのでしょう。
ただ、制裁強化の動きを始める国が出て来ています。
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メキシコ、北大使を追放へ…核やミサイル理由に : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
【北朝鮮核実験】EU、北朝鮮への制裁強化「必要」一致 非公式外相理事会 - 産経ニュース
EU制裁強化で一致=北朝鮮に決然と対処-仏独首脳 :時事ドットコム
米、中ロに歩み寄り迫る 11日の安保理採決崩さず :日本経済新聞 2017/9/9 20:17
【ワシントン=永沢毅】トランプ米政権は8日、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する国連安全保障理事会の追加制裁決議案を11日に採決するため詰めの調整を続けた。北朝鮮の後ろ盾となり、安保理で拒否権を持つ中ロに歩み寄りを迫っており、水面下の駆け引きを繰り広げている。
米国がめざす11日の採決は、北朝鮮の建国記念日の9日をまたぐ。北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、ロシアのプーチン大統領から祝電が届いたと伝えたが、中国の習近平国家主席には触れなかった。中国は2年連続で祝電を見送った可能性が高い。韓国の聯合ニュースは「冷え込む中朝関係」と報じた。
米国連代表部は8日、国連安保理に11日の採決を要請する方針だと改めて発表した。核実験直後の4日に開かれた安保理の緊急会合で、米国のヘイリー国連大使は11日の採決をめざすと表明していた。北朝鮮の建国記念日(9日)が終わり、12日から始まる国連総会を前に早期の決着をめざす構えを崩していない。
<中略>
今回の決議案は、石油の全面禁輸や北朝鮮人労働者の雇用禁止などを盛り込み、米国は「最強の決議案」とする。石油禁輸に強硬に反対してきた中ロが賛同するかは不透明だ。米国は今回、中ロの合意がないまま全理事国に決議案を配布した。国連外交筋の間では、中ロの出方は「全く予想できない」とささやかれている。
【ワシントン=永沢毅】トランプ米政権は8日、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する国連安全保障理事会の追加制裁決議案を11日に採決するため詰めの調整を続けた。北朝鮮の後ろ盾となり、安保理で拒否権を持つ中ロに歩み寄りを迫っており、水面下の駆け引きを繰り広げている。
米国がめざす11日の採決は、北朝鮮の建国記念日の9日をまたぐ。北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、ロシアのプーチン大統領から祝電が届いたと伝えたが、中国の習近平国家主席には触れなかった。中国は2年連続で祝電を見送った可能性が高い。韓国の聯合ニュースは「冷え込む中朝関係」と報じた。
米国連代表部は8日、国連安保理に11日の採決を要請する方針だと改めて発表した。核実験直後の4日に開かれた安保理の緊急会合で、米国のヘイリー国連大使は11日の採決をめざすと表明していた。北朝鮮の建国記念日(9日)が終わり、12日から始まる国連総会を前に早期の決着をめざす構えを崩していない。
<中略>
今回の決議案は、石油の全面禁輸や北朝鮮人労働者の雇用禁止などを盛り込み、米国は「最強の決議案」とする。石油禁輸に強硬に反対してきた中ロが賛同するかは不透明だ。米国は今回、中ロの合意がないまま全理事国に決議案を配布した。国連外交筋の間では、中ロの出方は「全く予想できない」とささやかれている。
ロシアは、北朝鮮問題を「恵みの雨」と表現し、米国に抵抗し、米国が北朝鮮問題の混乱に追われれば、欧州や中東でロシア外交の自由度が増すとの読みや、米国の影響力低下による日米韓の同盟関係を分断させる機会をうかがっているのだとの見方もある様です。
ロシア、制裁協議かく乱 シリアに代わる対米カードに :日本経済新聞
追加制裁採決で、核実験には怒っている中国はどう動くのか。ロシアの反対で米国案が採決されなかった時、トランプ政権はどう動くのか。11日の採決に注目ですね。
遊爺は、古来の戦闘被害を出さない戦術の兵糧攻めに賛同です。兵糧攻めのひとつの安保理決議の履行報告を出さない国を広く知らしめて説得する。制裁決議に反対する国=ロシアや中国との貿易に対し、各国が制裁をする(米国が表明済)。等で、兵糧攻めの抜け駆けで利益を得ようとする国を牽制・制裁して兵糧攻め効果がそがれることへの防止策も進める。
今回、制裁強化に動き始めた国がでているのは、米国による働きかけが大きいのですが、暴走する北朝鮮の実態が、各国での認識が薄かったことに目覚めたことも大きいでしょう。
安保理の採決が中国、ロシアによってなされなくても、制裁強化に踏み切る国が増えていけば、答えは裁決されたと同じで、各国を説得いていけばよいでしょう。
闇ルートでの取引摘発や、説得には時間がかかりますが、アジアの雄国で、北朝鮮に隣接し被害を最も受ける日本が奔走(韓国は?)しなければなりませんね。。
# 冒頭の画像は、7日、ウラジオストクで会談した安倍首相とプーチン大統領。
オオシマザクラの紅葉
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