石破茂首相は29日、衆参両院本会議で所信表明演説を行った。衆院の少数与党として、「他党に丁寧に意見を聞き、幅広い合意形成が図られるよう謙虚に取り組む」などと表明した。
先の南米訪問での「外交失態」への反省は聞かれず、「中国傾斜」姿勢をチラつかせたと、夕刊フジ。
石破首相は「首脳会談の成果」として、ペルーでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)や、ブラジルでのG20(20カ国・地域)での首脳会議を挙げ、「わが国の理念、施策を発信するとともに、各国首脳との間で個別に意見交換を行いました」と自画自賛したと、夕刊フジ。
しかし、石破首相はAPEC首脳会議の前、各国首脳が談笑するなか、席についたままスマホをながめていたうえ、各国首脳があいさつに訪れると座ったままで握手を交わす「非礼」で応じた。
大統領官邸での式典では、「敵対の意思表示」とされる腕を組んで観覧し、APEC首脳会議の締めくくりの集合写真の撮影にも渋滞で間に合わなかった。演説では、これらへの反省はゼロだったとも。
さらに、中国の習近平国家主席との首脳会談では、習氏が片手しか差し出していないのに、石破首相は両手で握手。
前駐オーストラリア大使、山上信吾氏は「さもしいまでの醜態」「媚びへつらう印象を与える」と酷評したのだそうです。
石破首相はこの会談を「かみ合った議論を行うことができた」「わが国の懸念について率直に提起した」などと評価。
中国による日米分断工作と懸念される「日本人への短期滞在ビザ(査証)免除再開」についても、「私が指摘した」と自慢していると、夕刊フジ。
所信表明演説について、「対中認識が甘すぎないか」(産経)、「目指す国家像が判然としない」(読売)などと社説で厳しく報じたのでした。
低支持率で追い込まれて解散した岸田氏が、麻生、菅両氏が主導していたはずの総裁選を、何故か反高市を指示、石破総裁を誕生させた経緯で、党高政低体制となった石破内閣。
やぶれかぶれでの解散総選挙でも、自公の与党が過半数割れの苦しい政権運営。予算委員会の委員長の座を、立憲民主に譲るまで凋落!
せめて所信表明演説くらいは自画自賛の強気を顕したくなる哀れな気持ちなのですね。
おまけに、躍進とメディアが煽るが、過半数233議席に自公で215議席で18議席足りない与党現状の中で、28議席の国民民主が主導権を握る国会。
衆議院選挙2024 選挙結果 -衆院選- NHK
自公の与党が独走出来たこれまでとは異なり、与野党の政策議論が必要となり活きた民主主義が展開されるとの声が聞かれるこれからの国会。
立憲民主他の野党も、従来の政府批判だけでは済まされなくなる時代到来!
一皮剥けた、新しい政治が展開されることを期待しますが。。。
# 冒頭の画像は、所信表明した石破首相
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遊爺さんの写真素材 - PIXTA
月刊Hanada2024年2月号 - 花田紀凱, 月刊Hanada編集部 - Google ブックス
先の南米訪問での「外交失態」への反省は聞かれず、「中国傾斜」姿勢をチラつかせたと、夕刊フジ。
「外交失態」の反省ゼロで自画自賛、石破茂首相が所信表明演説 「年収103万円の壁」撤廃、引き上げ明言 「中国傾斜」姿勢も - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2024.11/30
石破茂首相は29日、衆参両院本会議で所信表明演説を行った。衆院の少数与党として、「他党に丁寧に意見を聞き、幅広い合意形成が図られるよう謙虚に取り組む」などと表明した。国民民主党が主張する「年収103万円の壁」撤廃も、「2025年度税制改正で議論し引き上げる」と明言した。ただ、先の南米訪問での「外交失態」への反省は聞かれず、「中国傾斜」姿勢をチラつかせた。
演説の前半、石破首相は「首脳会談の成果」として、ペルーでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)や、ブラジルでのG20(20カ国・地域)での首脳会議を挙げ、「わが国の理念、施策を発信するとともに、各国首脳との間で個別に意見交換を行いました」と自画自賛した。
しかし、石破首相はAPEC首脳会議の前、各国首脳が談笑するなか、席についたままスマホをながめていたうえ、各国首脳があいさつに訪れると座ったままで握手を交わす「非礼」で応じた。
大統領官邸での式典では、「敵対の意思表示」とされる腕を組んで観覧し、APEC首脳会議の締めくくりの集合写真の撮影にも渋滞で間に合わなかった。演説では、これらへの反省はゼロだった。
さらに、中国の習近平国家主席との首脳会談では、習氏が片手しか差し出していないのに、石破首相は両手で握手した。前駐オーストラリア大使、山上信吾氏は「さもしいまでの醜態」「媚びへつらう印象を与える」と酷評した。
ところが、石破首相はこの会談を「かみ合った議論を行うことができた」「わが国の懸念について率直に提起した」などと評価し、中国による日米分断工作と懸念される「日本人への短期滞在ビザ(査証)免除再開」についても、「私が指摘した」と自慢しているのだ。
所信表明演説について、新聞各紙は30日の社説で「対中認識が甘すぎないか」(産経)、「目指す国家像が判然としない」(読売)などと厳しく報じた。
石破茂首相は29日、衆参両院本会議で所信表明演説を行った。衆院の少数与党として、「他党に丁寧に意見を聞き、幅広い合意形成が図られるよう謙虚に取り組む」などと表明した。国民民主党が主張する「年収103万円の壁」撤廃も、「2025年度税制改正で議論し引き上げる」と明言した。ただ、先の南米訪問での「外交失態」への反省は聞かれず、「中国傾斜」姿勢をチラつかせた。
演説の前半、石破首相は「首脳会談の成果」として、ペルーでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)や、ブラジルでのG20(20カ国・地域)での首脳会議を挙げ、「わが国の理念、施策を発信するとともに、各国首脳との間で個別に意見交換を行いました」と自画自賛した。
しかし、石破首相はAPEC首脳会議の前、各国首脳が談笑するなか、席についたままスマホをながめていたうえ、各国首脳があいさつに訪れると座ったままで握手を交わす「非礼」で応じた。
大統領官邸での式典では、「敵対の意思表示」とされる腕を組んで観覧し、APEC首脳会議の締めくくりの集合写真の撮影にも渋滞で間に合わなかった。演説では、これらへの反省はゼロだった。
さらに、中国の習近平国家主席との首脳会談では、習氏が片手しか差し出していないのに、石破首相は両手で握手した。前駐オーストラリア大使、山上信吾氏は「さもしいまでの醜態」「媚びへつらう印象を与える」と酷評した。
ところが、石破首相はこの会談を「かみ合った議論を行うことができた」「わが国の懸念について率直に提起した」などと評価し、中国による日米分断工作と懸念される「日本人への短期滞在ビザ(査証)免除再開」についても、「私が指摘した」と自慢しているのだ。
所信表明演説について、新聞各紙は30日の社説で「対中認識が甘すぎないか」(産経)、「目指す国家像が判然としない」(読売)などと厳しく報じた。
石破首相は「首脳会談の成果」として、ペルーでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)や、ブラジルでのG20(20カ国・地域)での首脳会議を挙げ、「わが国の理念、施策を発信するとともに、各国首脳との間で個別に意見交換を行いました」と自画自賛したと、夕刊フジ。
しかし、石破首相はAPEC首脳会議の前、各国首脳が談笑するなか、席についたままスマホをながめていたうえ、各国首脳があいさつに訪れると座ったままで握手を交わす「非礼」で応じた。
大統領官邸での式典では、「敵対の意思表示」とされる腕を組んで観覧し、APEC首脳会議の締めくくりの集合写真の撮影にも渋滞で間に合わなかった。演説では、これらへの反省はゼロだったとも。
さらに、中国の習近平国家主席との首脳会談では、習氏が片手しか差し出していないのに、石破首相は両手で握手。
前駐オーストラリア大使、山上信吾氏は「さもしいまでの醜態」「媚びへつらう印象を与える」と酷評したのだそうです。
石破首相はこの会談を「かみ合った議論を行うことができた」「わが国の懸念について率直に提起した」などと評価。
中国による日米分断工作と懸念される「日本人への短期滞在ビザ(査証)免除再開」についても、「私が指摘した」と自慢していると、夕刊フジ。
所信表明演説について、「対中認識が甘すぎないか」(産経)、「目指す国家像が判然としない」(読売)などと社説で厳しく報じたのでした。
低支持率で追い込まれて解散した岸田氏が、麻生、菅両氏が主導していたはずの総裁選を、何故か反高市を指示、石破総裁を誕生させた経緯で、党高政低体制となった石破内閣。
やぶれかぶれでの解散総選挙でも、自公の与党が過半数割れの苦しい政権運営。予算委員会の委員長の座を、立憲民主に譲るまで凋落!
せめて所信表明演説くらいは自画自賛の強気を顕したくなる哀れな気持ちなのですね。
おまけに、躍進とメディアが煽るが、過半数233議席に自公で215議席で18議席足りない与党現状の中で、28議席の国民民主が主導権を握る国会。
衆議院選挙2024 選挙結果 -衆院選- NHK
自公の与党が独走出来たこれまでとは異なり、与野党の政策議論が必要となり活きた民主主義が展開されるとの声が聞かれるこれからの国会。
立憲民主他の野党も、従来の政府批判だけでは済まされなくなる時代到来!
一皮剥けた、新しい政治が展開されることを期待しますが。。。
# 冒頭の画像は、所信表明した石破首相
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遊爺さんの写真素材 - PIXTA
月刊Hanada2024年2月号 - 花田紀凱, 月刊Hanada編集部 - Google ブックス