遊爺雑記帳

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ウクライナ政府、戦争終結巡りトランプ陣営と協議

2024-12-06 01:22:33 | ウクライナ全般
 ウクライナ政府当局者らは次期米政権の高官らと協議を行っている。ロシアとの戦争終結に向け大きな見解の相違を埋めることが狙いだと、WSJ。
 
ウクライナ政府、戦争終結巡りトランプ陣営と協議 - WSJ
By Brett Forrest Vivian Salama and Lara Seligman (WSJと総称) 2024年12月5日

 【ワシントン】ウクライナ政府当局者らはドナルド・トランプ次期米大統領の就任を前に、次期米政権の高官らと協議を行っている。ロシアとの戦争終結に向け大きな見解の相違を埋めることが狙いとなる。

 トランプ陣営の政権移行チームの当局者や事情に詳しい関係者らによれば、
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の側近は4日、トランプ氏がロシアとウクライナ担当特使に指名したキース・ケロッグ氏や、国家安全保障担当の大統領補佐官に就任するマイク・ウォルツ下院議員(共和、フロリダ州)と協議を行った

 また、話し合いには
JD・バンス次期副大統領も参加したという。

 
ケロッグ氏はバイデン政権によるウクライナへの武器供与加速を支持する意向を示し、これによりトランプ氏が和平交渉でロシア政府に対し優位に立てるとこれまでに述べている。一方、トランプ陣営はウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に関して消極的姿勢を示しているが、ゼレンスキー氏はこれが将来的なロシアによる侵略に対する重要な安全保障だと考えている

 事情に詳しい関係者らによれば、
ゼレンスキー氏最側近であるアンドリー・イェルマーク氏はトランプ氏アドバイザーらとの関係構築のため米首都ワシントンを訪問4日にはフロリダ州で、ホワイトハウスの次期首席補佐官を務めるスージー・ワイルズ氏とも会談した。ロシアとの3年近い戦争で疲弊したウクライナは、和平への用意があることを伝える意向だとみられる。

 だが
ウクライナ政府の方針に詳しい関係者はただし、これは持続可能な平和でなければならない」とし、「不安定で一時的な平和は米国とウクライナの利益にならない」と述べている

 
ゼレンスキー氏は最近、ウクライナがNATO加盟を認められれば停戦に同意する可能性があると示唆。またロシアが占領しているウクライナ領の奪還を、長年主張してきた武力ではなく外交的圧力を通じて目指すとも述べている

 
ウクライナのアンドリー・シビハ外相は3日、ウクライナ政府はNATO加盟以外のいかなる安全保障面の保証も拒否すると述べた。同氏はNATOに加盟する32カ国に宛てた書簡で「われわれはいかなる代替案も受け入れない」としている

 
トランプ氏の顧問らはウクライナ領土の約20%についてロシアの占領を認め、当面の間ウクライナのNATO加盟への道を閉ざす和平案について協議している

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の側近は4日、トランプ氏がロシアとウクライナ担当特使に指名したキース・ケロッグ氏や、国家安全保障担当の大統領補佐官に就任するマイク・ウォルツ下院議員(共和、フロリダ州)と協議を行ったのだそうです。
 話し合いにはJD・バンス次期副大統領も参加。

 ケロッグ氏はバイデン政権によるウクライナへの武器供与加速を支持する意向を示し、これによりトランプ氏が和平交渉でロシア政府に対し優位に立てるとこれまでに述べていると、WSJ。

 一方、トランプ陣営はウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に関して消極的姿勢を示しているが、ゼレンスキー氏はこれが将来的なロシアによる侵略に対する重要な安全保障だと考えているのだそうです。

 ゼレンスキー氏最側近であるアンドリー・イェルマーク氏は、トランプ氏アドバイザーらとの関係構築のため米首都ワシントンを訪問。4日にはフロリダ州で、ホワイトハウスの次期首席補佐官を務めるスージー・ワイルズ氏とも会談。ロシアとの3年近い戦争で疲弊したウクライナは、和平への用意があることを伝える意向だと、WSJ。

 ウクライナ政府の方針に詳しい関係者は、「ただし、これは持続可能な平和でなければならない」とし、「不安定で一時的な平和は米国とウクライナの利益にならない」と述べているとも。

 ゼレンスキー氏は最近、ウクライナがNATO加盟を認められれば停戦に同意する可能性があると示唆。ウクライナ領の奪還を、長年主張してきた武力ではなく外交的圧力を通じて目指すとも述べているのだそうです。

 ウクライナのアンドリー・シビハ外相は3日、ウクライナ政府はNATO加盟以外のいかなる安全保障面の保証も拒否すると述べ、NATOに加盟する32カ国に宛てた書簡で「われわれはいかなる代替案も受け入れない」としていると、WSJ。

 しかし、トランプ氏の顧問らは、ウクライナ領土の約20%についてロシアの占領を認め、当面の間ウクライナのNATO加盟への道を閉ざす和平案について協議していると、WSJ。

 北朝鮮兵士や弾丸 & ロケットの支援まで仰ぐロシアと、欧米の支援でギリギリの防戦を続ける両国の戦況。

 トランプ氏は、ロシアとウクライナ担当特使にキース・ケロッグ氏を指名、大統領就任後の早期に停戦の実現を目指す。
 当然、ロシアにもウクライナにも譲歩を求めることになりますね。
 任期中に戦争を起こさなかった稀有な米国大統領のトランプ氏。どんな"ウルトラC"を観せていただけるのか、期待が膨らみます。



 # 冒頭の画像は、ウクライナのアンドリー・イェルマーク大統領府長官


 
  この花の名前は、ラベンダーセージ


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