遊爺雑記帳

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ワグネル部隊がロシア南部ロストフナドヌーを占拠したと表明 更にモスクワを目指し進軍も

2023-06-25 01:33:55 | ロシア全般
 ワグネル部隊がロシア南部ロストフナドヌーのロシア軍司令部を占拠したと表明しました。
 かねて、軍との対立行動を強めていたワグネル部隊のブリゴジン氏。武装反乱を扇動した容疑で、露情報機関「連邦保安局」(FSB)が捜査を開始していたのでした。

 露情報機関「連邦保安局」(FSB)が、プリゴジン氏について捜査を開始 - 遊爺雑記帳

 
ワグネル、南部の司令部占拠 ロ軍ヘリが南西部で部隊攻撃 | ロイター 2023年6月24日

【ロストフナドヌー/ボロネジ(ロシア) 24日 ロイター】 ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は24日、ソーシャルメディアに投稿した動画で、ワグネル部隊がロシア南部ロストフナドヌーを占拠したと表明した。ロシアのショイグ国防相とゲラシモフ軍参謀総長に面会に来るよう要求した。
 

動画はプリゴジン氏の広報担当者が投稿したもので、同氏は自らの現在地についてロストフにあるロシア軍南部軍管区司令部だと説明した。また、市内の軍関連施設は全てワグネルの支配下にあると述べた
プリゴジン氏は通話アプリ「テレグラム」に投稿した別の動画で、「われわれはここにやって来た。軍参総長とショイグをここに迎えたい。来なければ、われわれはここに居座り、ロストフを封鎖してモスクワに向かう」と述べた

この動画では、
プリゴジン氏に行動を思いとどまるよう呼びかけるビデオを公表していたロシア軍のウラジーミル・アレクセーエフ中将がプリゴジン氏と一緒に映っていた

一方、
ロシアの治安当局筋は24日、ロイターに対し、ワグネル部隊がロシア南西部ボロネジの全てのロ関連施設を支配下に置いたと述べた。ボロネジはモスクワの南約500キロの位置にある。
ロイター記者は、ボロネジを北上していた兵員輸送車と少なくとも 1両の戦車を載せたトラックに向け軍用ヘリコプターが攻撃するのを目撃した。
一方、
モスクワ市内では警備が強化され、赤の広場には金属製のバリケードが張られた

プリゴジン氏は23日、ロシア軍上層部がワグネルの戦闘員を爆撃で大量に殺害したと根拠を明らかにせずに主張し、報復すると表明。24日には、ワグネル部隊がウクライナから国境を越え、ロストフに入ったと明らかにしていた。また、自らの行動は軍事クーデターではないと主張しつつ、モスクワにある国防省の指導部を追放するため、2万5000人強の部隊が移動していることを示唆していた。

プーチン大統領は24日、緊急のテレビ演説を行い、ワグネル部隊の「武装蜂起」を鎮圧する方針を説明。これに対し、プリゴジン氏は投降する考えはないと表明した。

こうした中、ウクライナの
ゼレンスキー大統領は「ロシアの弱さは明白だ」などとソーシャルメディアに投稿した。


 ブリゴジン氏は、別の動画で、「われわれはここにやって来た。軍参総長とショイグをここに迎えたい。来なければ、われわれはここに居座り、ロストフを封鎖してモスクワに向かう」と述べたのだそうです。

 モスクワのソビャニン市長は24日、ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のプリゴジン氏の反乱を受け、26日を「非労働日」にするとSNSで発表。備えを急いでいる様子。
 (*3)【速報中】モスクワ市長「26日を非労働日に」 ワグネル到着に備え [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル

 ロシアの治安当局筋は24日、ロイターに対し、ワグネル部隊がロシア南西部ボロネジの全てのロ関連施設を支配下に置いたと述べた。ボロネジはモスクワの南約500キロの位置にあるのだそうです。
 
 ブリゴジン氏は23日、自らの行動は軍事クーデターではないと主張しつつ、モスクワにある国防省の指導部を追放するため、2万5000人強の部隊が移動していることを示唆していたと。
 
 プーチン大統領は24日、緊急のテレビ演説を行い、ワグネル部隊の「武装蜂起」を鎮圧する方針を説明。これに対し、プリゴジン氏は投降する考えはないと表明したのだそうです。
 ワグネルの武装蜂起宣言は「裏切りだ」 プーチン大統領が緊急演説(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 プーチンの料理人として接近、その威をかりてか、アフリカでの軍事支援行動での稼ぎでか、ウクライナの前線での活躍で、ロシア軍と対抗する勢力にのし上がっていたプリコジン氏。

 しかし、プーチン大統領が鎮圧を命じ、「軍に向かって武器を取った者は罰せられる」などと、裏切り者の烙印を押されては、ワグネルに賛同の気配をみせたた他の軍事グループも離反か?

 ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアの弱さは明白だ」などとソーシャルメディアに投稿したのだそうですが、命の多大な犠牲をいとわず闘ってきたワグネルの消滅は、反攻を開始した戦局には好材料のひとつと言えそうですね。

 ロシア国内での反プーチンで蜂起している勢力や、ロシア国民の反応はどうなのでしょう?
 プーチンは、犠牲をいとわない闘いをしてきたワグネルが混乱を起こし消滅させざるをえなくなりましたが、その独裁権力は、変わらず維持できるのてしょうか。
 要注目ですね。



 # 冒頭の画像は、ロシア軍指導部を打倒するために必要なあらゆる措置を講じると宣言したブリゴジン氏
  ワグネル創設者、ロ軍指導部の打倒宣言 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News



  あじさい


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