安倍首相は、トルコでのG20首脳会合に引き続き、フィリピン・マニラでのAPEC、マレーシア・クアラルンプールでのASEAN首脳会議、ASEAN+3 と続く会議に出席し、その間積極外交を展開していただいていますね。
その間、日米首脳会談での、国際ルールを無視した中国の南シナ海での人口島作成による領海実効支配へのけん制世論造りや、インフラ輸出での対中競争の挽回策PRを進めていただいています。
中国・習近平の軍事力を背景とした札束外交での、アジア諸国への圧力に対抗可能な世論造りに励んでいただいているのですね。オバマ大統領との首脳会談を挟み、連携強化をアピールしながらの外交攻防には、安全保障でもインフラ輸出でも、このところ中国に押されていますので、挽回への期待がかかります。
総理の一日 平成27年11月 | 首相官邸ホームページ
日米の安保協力を「面」に :日本経済新聞
たまたま今朝は朝日新聞が配られていました。無料で配布されたもので、購読の申し込み用紙も折り込まれていました。最近、電話での勧誘も頻繁です。販売に力を入れている様子ですが、落ち込みが大きいのでしょうか。
朝日の社説では、首相の(人工島近くに米軍艦船を派遣することへの)支持表明は理解できる。」と、アリバイ作りはしながらも、安倍首相の発言は、南シナ海への自衛隊の派遣に含みを残していると指摘し、早期に国会を開き、きちんと説明してもらう必要があると、外遊を批判しています。たこつぼの中にこもって、空理空論を論じることを求め、あげ足をとって記事を書き販売部数を稼ぎたい意向がみえみえです。このネガティブさでは、購読しても百害があって一利もなしと改めて購読意欲を削がれます。空論の解決案らしきものは一応アリバイとしてチラリと触れてはいますが、政府批判が主流。そんなレベルの社説の新聞では、読者が減るのは当然ですね。
(社説)南シナ海問題 緊張緩和の努力こそ:朝日新聞デジタル
安倍首相は、マレーシアでの財界人が主催する経済フォーラムでスピーチし、安倍政権が掲げる「質の高いインフラ」支援の強化策を打ち出し多のだそうです。中国が主導するAIIBに対抗する為の、日本の国際協力機構(JICA)とアジア開発銀行(ADB)による協調融資態勢をPR下のですね。
21日午後 ASEANプラス日中韓首脳会議 南シナ海議論へ - 産経ニュース
国内でたこつぼにもぐって、野党の的外れな質問や重箱の隅をつつく質問にダラダラ付き合うより、世界の世論戦の前線で戦っていただくことの方が、どれだけ国益に繋がるか、いまどきの日本の世論は見極めることが出来るようになってきています。それが判らないで批判に明け暮れる朝日新聞は、購読者(青山繁晴氏の様に、どんな馬鹿なことを書いているかチェックの為に購読している人もいる)は減り続けるのでしょうね。
# 冒頭の画像は、ASEAN + 3 に出席する、安倍首相やマレーシアのナジブ首相他
アワモリショウマ
↓よろしかったら、お願いします。
その間、日米首脳会談での、国際ルールを無視した中国の南シナ海での人口島作成による領海実効支配へのけん制世論造りや、インフラ輸出での対中競争の挽回策PRを進めていただいています。
中国・習近平の軍事力を背景とした札束外交での、アジア諸国への圧力に対抗可能な世論造りに励んでいただいているのですね。オバマ大統領との首脳会談を挟み、連携強化をアピールしながらの外交攻防には、安全保障でもインフラ輸出でも、このところ中国に押されていますので、挽回への期待がかかります。
総理の一日 平成27年11月 | 首相官邸ホームページ
日米の安保協力を「面」に :日本経済新聞
日米首脳会談 中国の海洋進出に連携対処を (11/21 読売・社説)
アジアの秩序を守るため、日米両国が政治、経済両分野で緊密に連携して、主導的な役割を果たすことが肝要だ。
安倍首相とオバマ米大統領がマニラで会談し、南シナ海での中国の人工島造成問題で、協力を強化することで一致した。
オバマ氏は、米軍艦船が人工島の12カイリ内を巡視する作戦について「日常の行動として実行したい」と述べ、継続を表明した。
首相は、作戦を支持し、南シナ海での自衛隊の活動に関して「日本の安全保障に与える影響を注視しつつ検討する」と述べた。
中国が国際法に反する独善的な論理を用い、大規模な埋め立てや軍事拠点化を進めることは阻止せねばならない。日米が東南アジア各国とも連携し、中国に粘り強く自制と改善を促す必要がある。
中国の一方的な現状変更を既成事実化させないため、米軍の作戦は重要だ。日本も、作戦に参加しないまでも、側面支援はしたい。海上自衛隊と米海軍は長年、共同訓練や共同の警戒監視活動を通じて、強い信頼を築いてきた。
政府開発援助(ODA)も活用し、フィリピンなど周辺国の海軍や海上保安機関の能力構築支援にも力を入れねばなるまい。
米軍普天間飛行場の辺野古移設について、首相は「確固たる決意で進める」と表明した。オバマ氏は謝意を表し、米軍施設の返還などに協力する考えを示した。
大切なのは、安倍政権が移設を着実に進める姿勢を堅持することだ。新たな解決策を探ることは、問題を複雑にし、普天間飛行場の危険性除去を遅らせるだけだ。
オバマ氏は、安全保障関連法の成立について「歴史的業績だ」と高く評価した。日韓首脳会談の実現についても「強く支持する」と語った。首相は、北朝鮮の核・ミサイル問題を踏まえ、日米韓の協力を強化する考えを示した。
北東アジアの安全保障にとって日米韓の連携は不可欠だ。日米が韓国に前向きな対応を継続的に働きかけることが求められる。
環太平洋経済連携協定(TPP)について首相は「日米が主導したからこそ、大筋合意ができた」と指摘した。オバマ氏は「TPPはグローバル環境を一変させる。課題は、協定の発効と実施の段階に持っていくことだ」と語った。
日米が、アジア太平洋地域の自由、公正で透明性のある貿易・投資ルールの確立を牽引けんいんした意義は大きい。参加国の拡大も視野に入れて、できるだけ早期の批准・発効を目指すことが重要だ。
アジアの秩序を守るため、日米両国が政治、経済両分野で緊密に連携して、主導的な役割を果たすことが肝要だ。
安倍首相とオバマ米大統領がマニラで会談し、南シナ海での中国の人工島造成問題で、協力を強化することで一致した。
オバマ氏は、米軍艦船が人工島の12カイリ内を巡視する作戦について「日常の行動として実行したい」と述べ、継続を表明した。
首相は、作戦を支持し、南シナ海での自衛隊の活動に関して「日本の安全保障に与える影響を注視しつつ検討する」と述べた。
中国が国際法に反する独善的な論理を用い、大規模な埋め立てや軍事拠点化を進めることは阻止せねばならない。日米が東南アジア各国とも連携し、中国に粘り強く自制と改善を促す必要がある。
中国の一方的な現状変更を既成事実化させないため、米軍の作戦は重要だ。日本も、作戦に参加しないまでも、側面支援はしたい。海上自衛隊と米海軍は長年、共同訓練や共同の警戒監視活動を通じて、強い信頼を築いてきた。
政府開発援助(ODA)も活用し、フィリピンなど周辺国の海軍や海上保安機関の能力構築支援にも力を入れねばなるまい。
米軍普天間飛行場の辺野古移設について、首相は「確固たる決意で進める」と表明した。オバマ氏は謝意を表し、米軍施設の返還などに協力する考えを示した。
大切なのは、安倍政権が移設を着実に進める姿勢を堅持することだ。新たな解決策を探ることは、問題を複雑にし、普天間飛行場の危険性除去を遅らせるだけだ。
オバマ氏は、安全保障関連法の成立について「歴史的業績だ」と高く評価した。日韓首脳会談の実現についても「強く支持する」と語った。首相は、北朝鮮の核・ミサイル問題を踏まえ、日米韓の協力を強化する考えを示した。
北東アジアの安全保障にとって日米韓の連携は不可欠だ。日米が韓国に前向きな対応を継続的に働きかけることが求められる。
環太平洋経済連携協定(TPP)について首相は「日米が主導したからこそ、大筋合意ができた」と指摘した。オバマ氏は「TPPはグローバル環境を一変させる。課題は、協定の発効と実施の段階に持っていくことだ」と語った。
日米が、アジア太平洋地域の自由、公正で透明性のある貿易・投資ルールの確立を牽引けんいんした意義は大きい。参加国の拡大も視野に入れて、できるだけ早期の批准・発効を目指すことが重要だ。
たまたま今朝は朝日新聞が配られていました。無料で配布されたもので、購読の申し込み用紙も折り込まれていました。最近、電話での勧誘も頻繁です。販売に力を入れている様子ですが、落ち込みが大きいのでしょうか。
朝日の社説では、首相の(人工島近くに米軍艦船を派遣することへの)支持表明は理解できる。」と、アリバイ作りはしながらも、安倍首相の発言は、南シナ海への自衛隊の派遣に含みを残していると指摘し、早期に国会を開き、きちんと説明してもらう必要があると、外遊を批判しています。たこつぼの中にこもって、空理空論を論じることを求め、あげ足をとって記事を書き販売部数を稼ぎたい意向がみえみえです。このネガティブさでは、購読しても百害があって一利もなしと改めて購読意欲を削がれます。空論の解決案らしきものは一応アリバイとしてチラリと触れてはいますが、政府批判が主流。そんなレベルの社説の新聞では、読者が減るのは当然ですね。
(社説)南シナ海問題 緊張緩和の努力こそ:朝日新聞デジタル
安倍首相は、マレーシアでの財界人が主催する経済フォーラムでスピーチし、安倍政権が掲げる「質の高いインフラ」支援の強化策を打ち出し多のだそうです。中国が主導するAIIBに対抗する為の、日本の国際協力機構(JICA)とアジア開発銀行(ADB)による協調融資態勢をPR下のですね。
21日午後 ASEANプラス日中韓首脳会議 南シナ海議論へ - 産経ニュース
国内でたこつぼにもぐって、野党の的外れな質問や重箱の隅をつつく質問にダラダラ付き合うより、世界の世論戦の前線で戦っていただくことの方が、どれだけ国益に繋がるか、いまどきの日本の世論は見極めることが出来るようになってきています。それが判らないで批判に明け暮れる朝日新聞は、購読者(青山繁晴氏の様に、どんな馬鹿なことを書いているかチェックの為に購読している人もいる)は減り続けるのでしょうね。
# 冒頭の画像は、ASEAN + 3 に出席する、安倍首相やマレーシアのナジブ首相他
アワモリショウマ
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