遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

「開天節」のデモは保守派の怒りの爆発

2019-10-05 23:58:58 | 韓国全般
 10月3日、韓国の開天節(かいてんせつ、ケチョンチョル)におきた大規模街頭デモに触れさせていただいていました。
 韓国の最大野党「自由韓国党」や保守系団体が主催、9月下旬にチョ・グク氏の支持者らが開いた集会を上回る参加者と主催者側発表があったものですが、朴槿恵(パク・クネ)前大統領を辞任に追いやった当時の反政府派による、あの「ロウソク・デモ」より多かったかもしれないと、産経の黒田氏。

 
【ソウルからヨボセヨ】保守派の怒り爆発 - 産経ニュース 2019.10.5

 韓国の建国記念日にあたる「開天節」の3日、ソウルの都心を埋めた大規模デモは、家族がらみのスキャンダルで国を揺るがせているチョ・グク法相と、彼を擁護する文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対する反政府・保守勢力の怒りが爆発したものだった。先週末の政権支持の対検察圧力デモは「自称200万人」だったが、今回のデモはそれを上回ったことから、保守・野党側は「300万人」を主張している。

 数字は互いにかなりオーバーだが、保守系のデモがこれほど盛り上がったのは珍しい。印象的には過去最大か。
朴槿恵(パク・クネ)前大統領を辞任に追いやった当時の反政府派による、あの「ロウソク・デモ」より多かったかもしれない。それにデモの参加者が実に多様で、上京組をはじめ、日頃デモとは無縁な感じの年配者や中年女性が目立った。政権支持の左派・革新系のデモとは異なる、どこか「普通の人たち」という雰囲気は、保守勢力の大きな部分をキリスト教徒が占めていて、いわば「善男善女」が教会ぐるみで参加しているせいでもあるが。

 
韓国政治は与野党、保革真っ二つで街頭対決の様相だ。カッコよくいえば双方が“直接民主主義”でぶつかり合う図式だが、デモという、いわば街頭政治で政権を取った文政権が今度はブーメランで非難、攻撃されている。(黒田勝弘)

 
 文政権の「検察制度の改革」は、司法の独立に対する挑戦 - 遊爺雑記帳

 家族がらみのスキャンダルで国を揺るがせているチョ・グク法相と、彼を擁護する文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対する反政府・保守勢力の怒りが爆発したものだと。
 
 チョ・グク氏の法相就任は、見送ったとしても、文在寅大統領としては後継者として育てて自分の任期後の安全を護りたい秘蔵子でもあり、唱えている検察改革のエースですから、政権の維持が難しくなるので、選択できないことでした。
 法相就任の強行を選択したのですが、ある程度の反発は覚悟していたことでしょう。
 世論調査でも、支持率が40%に堕ちたとか、47%に持ち直したとか振れていて、政権の支持率の行方は定かではありません。

 しかし、ここまで大規模なデモが起きるとまで想定されていたでしょうか。
 デモの参加者が実に多様で、上京組をはじめ、日頃デモとは無縁な感じの年配者や中年女性が目立ち、どこか「普通の人たち」という雰囲気なのだと黒田氏。保守勢力の大きな部分をキリスト教徒が占めていて、いわば「善男善女」が教会ぐるみで参加しているせいでもあると。

 関係があるのかどうかは定かではありませんが、時を同じくして、李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大学前教授らが韓国の反日について批判する「反日種族主義」という本が出版されベストセラーになっていますね。
 韓国で“反日批判”本がなぜベストセラーに?|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本

 韓国政治は与野党、保革真っ二つで街頭対決の様相だと黒田氏。
 デモという、いわば街頭政治で政権を取った文政権が今度はブーメランで非難、攻撃されていると。
 
 国家間の約束を覆してまでポピュリズムに走る国際感覚が麻痺した非常識な政府に、常識のある方々が反旗を立てた。
 遊爺にはそう観えるのですが。。



 # 冒頭の画像は、「開天節」の日の大規模デモ。




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