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第2期習近平政権が狙う「成果」は台湾統一 - 遊爺雑記帳の続きです。
第19回党大会で注目すべき4つのポイントは、「習近平思想」の規約化、王岐山の処遇、党中央制度改変、「後継者」問題。
毛沢東と肩を並べる存在となる為の、「習近平思想」の規約化について、阿部氏は、現段階で党規約に掲げられるほど「習近平思想」の名称が定着しているとは思えない。「習近平の『治国理政』重要思想」程度の表現で落ち着く可能性のほうが大きいとの見解。
遊爺がこれまで注目してきたのは、王岐山の処遇とポスト習近平。
阿部氏は、これが党大会の最大の注目点と言ってもいいとされていますが、去就についてはいまだ情報が錯綜しているとのことで、言及はなし。
「七上八下」という政治局常務委員の68歳定年の内規を破り、次期チャイナセブンにも残るようなら、習近平自身の3期目への延命の布石になる。また、記事に書かれている様に、今後も「反腐敗」を強力に推進する為には有用な人材でもある。
他方、これまでの虎退治の実績で、実力が大きくなりすぎて来ていて、概ね独裁体制を築くことが出来た現状では、むしろ習近平にとっては目の上のこぶとなりつつもあるとは、これまでに触れさせていただいてきたことですし、諸兄がご承知のことですね。未だ不明なのですね。
ポスト習近平が、習近平なのか、習近平子飼いの陳敏爾なのか、胡錦濤・共青団派のホープ・胡春華なのか。ここも不明の様ですが、それは2期目の中での政局争いによって決まっていくことで、今回の陳敏爾と胡春華のチャイナセブン入りが確実な様子は変わらない様ですね。
そうなると、眼を向けねばならないのは、3期目に向けた動き。
オバマ大統領に対し、盛んに「G2」を持ちかけながらも、南シナ海での「航行の自由作戦」に踏み切られてしまった外交失政。南シナ海の実効支配を主張してきた根拠の「九段線」を、仲裁裁判所裁定で否認された外交失政。国内経済成長の低迷と消えないバブル崩壊不安。1期目の政治成果実績は、記事で指摘されている通り、「反腐敗」しかない習近平。
2期目での指導力維持や、3期目への延命のためには、実績の構築が必須です。
「一帯一路」構想での覇権拡大の成功が大きな柱ですが、阿部氏は、「台湾統一」に着目されています。勿論、毛沢東時代からの悲願ですから、達成すれば、国際社会での評価とは異なりますが、中国国内では、毛沢東と並ぶ評価を得るのかもしれませんが。。
そこで必要となるのが、台湾侵攻を国際的に「正当化」できる環境。
来年にも開始される見込みの、米国軍艦の台湾への寄港が、「チャンス到来」ということになるかもしれないのだと。
北朝鮮の核とミサイル開発阻止での米中の攻防と協調。共産党大会後のトランプ大統領の訪中が注目されます。
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第19回党大会で注目すべき4つのポイントは、「習近平思想」の規約化、王岐山の処遇、党中央制度改変、「後継者」問題。
毛沢東と肩を並べる存在となる為の、「習近平思想」の規約化について、阿部氏は、現段階で党規約に掲げられるほど「習近平思想」の名称が定着しているとは思えない。「習近平の『治国理政』重要思想」程度の表現で落ち着く可能性のほうが大きいとの見解。
遊爺がこれまで注目してきたのは、王岐山の処遇とポスト習近平。
阿部氏は、これが党大会の最大の注目点と言ってもいいとされていますが、去就についてはいまだ情報が錯綜しているとのことで、言及はなし。
「七上八下」という政治局常務委員の68歳定年の内規を破り、次期チャイナセブンにも残るようなら、習近平自身の3期目への延命の布石になる。また、記事に書かれている様に、今後も「反腐敗」を強力に推進する為には有用な人材でもある。
他方、これまでの虎退治の実績で、実力が大きくなりすぎて来ていて、概ね独裁体制を築くことが出来た現状では、むしろ習近平にとっては目の上のこぶとなりつつもあるとは、これまでに触れさせていただいてきたことですし、諸兄がご承知のことですね。未だ不明なのですね。
ポスト習近平が、習近平なのか、習近平子飼いの陳敏爾なのか、胡錦濤・共青団派のホープ・胡春華なのか。ここも不明の様ですが、それは2期目の中での政局争いによって決まっていくことで、今回の陳敏爾と胡春華のチャイナセブン入りが確実な様子は変わらない様ですね。
そうなると、眼を向けねばならないのは、3期目に向けた動き。
オバマ大統領に対し、盛んに「G2」を持ちかけながらも、南シナ海での「航行の自由作戦」に踏み切られてしまった外交失政。南シナ海の実効支配を主張してきた根拠の「九段線」を、仲裁裁判所裁定で否認された外交失政。国内経済成長の低迷と消えないバブル崩壊不安。1期目の政治成果実績は、記事で指摘されている通り、「反腐敗」しかない習近平。
2期目での指導力維持や、3期目への延命のためには、実績の構築が必須です。
「一帯一路」構想での覇権拡大の成功が大きな柱ですが、阿部氏は、「台湾統一」に着目されています。勿論、毛沢東時代からの悲願ですから、達成すれば、国際社会での評価とは異なりますが、中国国内では、毛沢東と並ぶ評価を得るのかもしれませんが。。
そこで必要となるのが、台湾侵攻を国際的に「正当化」できる環境。
来年にも開始される見込みの、米国軍艦の台湾への寄港が、「チャンス到来」ということになるかもしれないのだと。
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