ミャンマーで約半世紀ぶりに民主的な選挙を経て誕生した、国民民主連盟(NLD)が主導する新政権。リーダーのアウンサン・スーチー氏は憲法の規定で大統領になれない為、「大統領より上の存在になる」と宣言していましたが、新設された「国家顧問」に就任するのだそうですね。
そして、テイン・セイン前政権が国民の要望に応え、建設を中止していた、「ミッソンダム」についても、建設再開に向けた動きがある様子です。
アウン・サン・スー・チー氏、新設ポスト国家顧問へ ミャンマー (産経新聞) - Yahoo!ニュース
スー・チー氏、新設「国家顧問」に…政権主導へ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
自由を求めた民主化運動の先頭に立って闘っているスーチーさんのイメージは崩れ、大統領以上の権限を持つ為に「国家顧問」の独裁者の地位を自設就任し、テインセイン政権が進めていた脱中国の流れを、中国との交流拡大へ方向転換を図る様子です。親中・独裁政権の道へまっしぐらのスーチーさんに見えているのは、遊爺だけでしょうか!
ミャンマー新政権は、軍政が中国政府と契約したダム建設を中止 - 遊爺雑記帳
昨年6月に訪中し、習近平と会談していたスーチー氏。外相就任後初の他国の外相との会談として、中国・王毅(ワンイー)外相の訪問を得て会談したのだそうです。
韓国で誕生した女性大統領の朴槿恵を素早く取り込んだ(今は、朴槿恵が一線を敷こうとしていますが)習近平。新任のスーチー氏を、しっかり取り込んだ様子です。
自由を標榜していたスーチーさん。何故、テイン・セイン前政権が進めていた、脱中国で広く世界の国々に門戸を開き、投資を募る政策を転じて、中国に傾倒した昔にもどろうとしているのでしょう?
寛一お宮ではありませんが、古今東西を問わず、お金に弱い女性がいる?
テイン・セイン前政権との連携に乗り出していた日本は、スーチー氏からすれば、打倒した政権のパートナーとなります。
記事が指摘する中国の関係挽回にむけた、他国に先駆けるスーチー氏取り込み作戦。かなり先行を許して苦しい状況です。
官民あげての、スピード感ある売り込みが必要ですね。元々は、自由を標榜していた方なのですから。
# 冒頭の画像は、ミャンマー・ネピドーで会談した、アウン・サン・スー・チー外相と、中国の王毅外相
この花の名前は、ミセバヤ
↓よろしかったら、お願いします。
そして、テイン・セイン前政権が国民の要望に応え、建設を中止していた、「ミッソンダム」についても、建設再開に向けた動きがある様子です。
アウン・サン・スー・チー氏、新設ポスト国家顧問へ ミャンマー (産経新聞) - Yahoo!ニュース
スー・チー氏、新設「国家顧問」に…政権主導へ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
自由を求めた民主化運動の先頭に立って闘っているスーチーさんのイメージは崩れ、大統領以上の権限を持つ為に「国家顧問」の独裁者の地位を自設就任し、テインセイン政権が進めていた脱中国の流れを、中国との交流拡大へ方向転換を図る様子です。親中・独裁政権の道へまっしぐらのスーチーさんに見えているのは、遊爺だけでしょうか!
ミャンマー新政権は、軍政が中国政府と契約したダム建設を中止 - 遊爺雑記帳
昨年6月に訪中し、習近平と会談していたスーチー氏。外相就任後初の他国の外相との会談として、中国・王毅(ワンイー)外相の訪問を得て会談したのだそうです。
スー・チー氏、中国外相と会談…関係強化で一致 : 読売プレミアム 2016年4月5日23時53分
【北京=蒔田一彦、バンコク=児玉浩太郎】中国の王毅(ワンイー)外相は5日、ミャンマーを公式訪問し、外相に就任したばかりのアウン・サン・スー・チー氏と会談した。
スー・チー氏が外相として他国の外相と会談するのは初めて。経済協力などで両国の関係を強化していくことで一致した。
スー・チー氏は会談後の記者会見で、テイン・セイン前政権が建設を中止していた中国資本による「ミッソンダム」について、「王氏がミッソンダムの計画について話をしたが、議論にはならなかった」と述べた。
一方、中国外務省によると、王氏は会談で、「互いの利益になる協力を深化させ、協力の中でぶつかる問題を適切に処理したい」と述べ、ダム建設の再開に期待感を示した。
中国は、インド洋につながるルートとしてミャンマーを戦略的に重視。国民民主連盟(NLD)が主導する新政権発足に伴って日本や欧米が接近を図っている中、他国に先駆けて外相を送り込み、経済支援などをテコにミャンマーをつなぎ留める狙いがある。王氏の訪問は2日間の日程で、6日にはティン・チョー大統領との会談も予定している。
【注】朝刊紙面より中国外務省のコメント分、こちらの情報が多いので、こちらを使用させていただきました。
【北京=蒔田一彦、バンコク=児玉浩太郎】中国の王毅(ワンイー)外相は5日、ミャンマーを公式訪問し、外相に就任したばかりのアウン・サン・スー・チー氏と会談した。
スー・チー氏が外相として他国の外相と会談するのは初めて。経済協力などで両国の関係を強化していくことで一致した。
スー・チー氏は会談後の記者会見で、テイン・セイン前政権が建設を中止していた中国資本による「ミッソンダム」について、「王氏がミッソンダムの計画について話をしたが、議論にはならなかった」と述べた。
一方、中国外務省によると、王氏は会談で、「互いの利益になる協力を深化させ、協力の中でぶつかる問題を適切に処理したい」と述べ、ダム建設の再開に期待感を示した。
中国は、インド洋につながるルートとしてミャンマーを戦略的に重視。国民民主連盟(NLD)が主導する新政権発足に伴って日本や欧米が接近を図っている中、他国に先駆けて外相を送り込み、経済支援などをテコにミャンマーをつなぎ留める狙いがある。王氏の訪問は2日間の日程で、6日にはティン・チョー大統領との会談も予定している。
【注】朝刊紙面より中国外務省のコメント分、こちらの情報が多いので、こちらを使用させていただきました。
韓国で誕生した女性大統領の朴槿恵を素早く取り込んだ(今は、朴槿恵が一線を敷こうとしていますが)習近平。新任のスーチー氏を、しっかり取り込んだ様子です。
自由を標榜していたスーチーさん。何故、テイン・セイン前政権が進めていた、脱中国で広く世界の国々に門戸を開き、投資を募る政策を転じて、中国に傾倒した昔にもどろうとしているのでしょう?
寛一お宮ではありませんが、古今東西を問わず、お金に弱い女性がいる?
テイン・セイン前政権との連携に乗り出していた日本は、スーチー氏からすれば、打倒した政権のパートナーとなります。
記事が指摘する中国の関係挽回にむけた、他国に先駆けるスーチー氏取り込み作戦。かなり先行を許して苦しい状況です。
官民あげての、スピード感ある売り込みが必要ですね。元々は、自由を標榜していた方なのですから。
# 冒頭の画像は、ミャンマー・ネピドーで会談した、アウン・サン・スー・チー外相と、中国の王毅外相
この花の名前は、ミセバヤ
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