大小織り交ぜて連日のようにその正体を露呈し続ける民主党&鳩山政府です。
「チェンジ 期待が失望に」「首相の普天間「腹案」は大丈夫か?」「鳩山政権の体質を露呈した「ハマグリ・スキャンダル」」など、見出しが躍っています。
上記は出だしに書かれていますが、郵政改革、日米同盟=普天間移転、政治資金疑惑という花形の陰に埋もれている赤字にした課題を取り上げて、政権交代への期待が失望に代わった状況を訴えたものです。
日航は記事に書かれたケースもさることながら、前原氏を中心とする政権の対応の評価にも諸説がありますが、大きく取り上げられ広く議論されることが少ない様に思えます。
まだ半年とか、4年かけてとか言い訳や御用マスコミ&解説者による擁護がありますが、世界は激動しているにもかかわらず、ブランクは最小期間にとどめようとの危機感が見られません。この間、日本は世界から取り残されていきつつあります。
その、危機意識不足、甘い体質を指摘するのが以下です。
そして、国内にとどまらず広く世界に影響を及ぼす、亡国の坂道を転がり落ち始めようととしている郵政改革と日米同盟=普天間移設のうちの自ら掘った穴を自ら傷口を広げ深みにはまる一方にしか見えないのに「腹案」があると言い、さすがに四方八方から疑問符が出始めている後者を指摘するもののひとつが以下です。
引用、抜粋が多く長文となってしまいました。
政権交代から半年。諸策が口先のものから実行へ移されるにつれ随時その中身の怪しさが露呈し、新政権による日本国の崩壊が始まろうとしていて、それに対する危惧や警鐘が増えてきたことの証です。
民主党の正体に気づいたひとが増えてきています。
その受け皿が望まれるのですが...。
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「チェンジ 期待が失望に」「首相の普天間「腹案」は大丈夫か?」「鳩山政権の体質を露呈した「ハマグリ・スキャンダル」」など、見出しが躍っています。
政治の現場 政権半年 「チェンジ」期待が失望に (4/3 読売朝刊)
歴史的な政権交代から半年を経た地方や生活の現場で聞いた声のうち、これまで掲載しきれなかった印象的な見方や言葉を紹介する。
4月下旬から第2弾が始まる事業仕分け。昨年の第1弾で「仕分けされる側」に立たされた独立行政法人「国立女性教育会館」の神田道子理事長(75)は「事業仕分けには良い面、悪い面があった」と言う。「私たちの目に現れなかったことが公開されたことは良いこと。自民党ではできなかった」と思う反面、「仕分けをする側は強大な権力を行使している認識を持つべきだ。される側が、圧力を多大に受けていることも知ってほしい」と感じた。
高速道路の料金値下げ・無料化で苦境に立つフェリー業界。伊勢湾フェリー(三重県鳥羽市)は9月末の航路廃止が決まり、存続が決まった高松港と岡山県玉野市の宇野港を結ぶ宇高航路の国道フェリー(高松市)も減便を決めた。黒田晋・玉野市長は「高速道路を無料化する必要はなく、受益者負担はあっていい。利益に関係なく、住んでいる人の移動の手段を確保するのが、公共交通の公共交通たるゆえんだ」と改めて訴えている。
学校耐震化予算の削減に憤った山仲善彰・滋賀県野洲市長は「野球なら、打者が打った球をどこで捕球すればいいかだいたい予測できる。民主党政権は言うことがころころ変わるので、どこでボールを受けたらいいか分からない」とぼやくこと、しきりだった。
不況の中で、日本航空の破綻、関西空港の不振が重なった大阪では、観光・運輸関運の求人が急減した。駿台観光&外語専門学校(大阪府豊中市)エアライン学科の水野才枝子講師(64)は「今の航空業界は過酷な勤務環境なのに契約社員で賃金も安い。私たちの世代やったら『世の中おかしいやん』って声をあげたのに、今の子は『厳しいのが当たり前』と素直に受け入れてしまう」と心配する。
同科に通う久保里沙さん(19)は「明るい日本をつくろうと思うんだったら、政治家も明るい顔して頑張ってほしい。それを見て私たちも『頑張ろう』ってなる」と注文する。
労働者派遣法改正の動きを見守る「ブラジルふれあい会」(浜松市)の座波カルロス理事長。「ブラジル人の85%は派遣会社を通しての仕事しかない。大きな会社が外国人と直接契約するのは無理じゃないかな。日本語が懸漿でなく、正社員みたいな仕事をしなくちゃいけないとなると心配だ」と不安そうだった。
時事問題ネタで知られるコント集団「ザ・ニュースペーパー」。鳩山首相役の福本ヒデさん(38)は「鳩山さんは首相なのにナンバー2。誰もが小沢さん(民主党幹事長)の方が力があると思っているのでネタにしていたが、だんだんうけなくなってきた」と言う。「権力の二重構造」が観客の意識の中で定着したという分析だ。
最近は首相の国会答弁が亀井金融相、福島消費者相らのヤジでかき消されるギャグがうける。「『頼りない鳩山さん』というのがネタ作りの下敷きにある。鳩山さんも小沢さんも辞めて、新しいリーダーにならないと民主党は厳しいでしょうね」
日本でも数少ない女性の政治風刺漫画家、さいとうあやこさん(39)は「長妻さん(厚生労働相)をはじめ、野党時代の歯切れの良さが見られなくなった」と政権を論評する。
返す刀で、「自民党もはっきりしない。対案も出さず、政治とカネの問題ばかりだ」と野党にも手厳しい。
民主党は「政権交代してまだ半年だ」(菅副総理)というけれど、「もう半年もたったのに」という失望の声も広がっている。政権は正念場を迎えている。
歴史的な政権交代から半年を経た地方や生活の現場で聞いた声のうち、これまで掲載しきれなかった印象的な見方や言葉を紹介する。
4月下旬から第2弾が始まる事業仕分け。昨年の第1弾で「仕分けされる側」に立たされた独立行政法人「国立女性教育会館」の神田道子理事長(75)は「事業仕分けには良い面、悪い面があった」と言う。「私たちの目に現れなかったことが公開されたことは良いこと。自民党ではできなかった」と思う反面、「仕分けをする側は強大な権力を行使している認識を持つべきだ。される側が、圧力を多大に受けていることも知ってほしい」と感じた。
高速道路の料金値下げ・無料化で苦境に立つフェリー業界。伊勢湾フェリー(三重県鳥羽市)は9月末の航路廃止が決まり、存続が決まった高松港と岡山県玉野市の宇野港を結ぶ宇高航路の国道フェリー(高松市)も減便を決めた。黒田晋・玉野市長は「高速道路を無料化する必要はなく、受益者負担はあっていい。利益に関係なく、住んでいる人の移動の手段を確保するのが、公共交通の公共交通たるゆえんだ」と改めて訴えている。
学校耐震化予算の削減に憤った山仲善彰・滋賀県野洲市長は「野球なら、打者が打った球をどこで捕球すればいいかだいたい予測できる。民主党政権は言うことがころころ変わるので、どこでボールを受けたらいいか分からない」とぼやくこと、しきりだった。
不況の中で、日本航空の破綻、関西空港の不振が重なった大阪では、観光・運輸関運の求人が急減した。駿台観光&外語専門学校(大阪府豊中市)エアライン学科の水野才枝子講師(64)は「今の航空業界は過酷な勤務環境なのに契約社員で賃金も安い。私たちの世代やったら『世の中おかしいやん』って声をあげたのに、今の子は『厳しいのが当たり前』と素直に受け入れてしまう」と心配する。
同科に通う久保里沙さん(19)は「明るい日本をつくろうと思うんだったら、政治家も明るい顔して頑張ってほしい。それを見て私たちも『頑張ろう』ってなる」と注文する。
労働者派遣法改正の動きを見守る「ブラジルふれあい会」(浜松市)の座波カルロス理事長。「ブラジル人の85%は派遣会社を通しての仕事しかない。大きな会社が外国人と直接契約するのは無理じゃないかな。日本語が懸漿でなく、正社員みたいな仕事をしなくちゃいけないとなると心配だ」と不安そうだった。
時事問題ネタで知られるコント集団「ザ・ニュースペーパー」。鳩山首相役の福本ヒデさん(38)は「鳩山さんは首相なのにナンバー2。誰もが小沢さん(民主党幹事長)の方が力があると思っているのでネタにしていたが、だんだんうけなくなってきた」と言う。「権力の二重構造」が観客の意識の中で定着したという分析だ。
最近は首相の国会答弁が亀井金融相、福島消費者相らのヤジでかき消されるギャグがうける。「『頼りない鳩山さん』というのがネタ作りの下敷きにある。鳩山さんも小沢さんも辞めて、新しいリーダーにならないと民主党は厳しいでしょうね」
日本でも数少ない女性の政治風刺漫画家、さいとうあやこさん(39)は「長妻さん(厚生労働相)をはじめ、野党時代の歯切れの良さが見られなくなった」と政権を論評する。
返す刀で、「自民党もはっきりしない。対案も出さず、政治とカネの問題ばかりだ」と野党にも手厳しい。
民主党は「政権交代してまだ半年だ」(菅副総理)というけれど、「もう半年もたったのに」という失望の声も広がっている。政権は正念場を迎えている。
上記は出だしに書かれていますが、郵政改革、日米同盟=普天間移転、政治資金疑惑という花形の陰に埋もれている赤字にした課題を取り上げて、政権交代への期待が失望に代わった状況を訴えたものです。
日航は記事に書かれたケースもさることながら、前原氏を中心とする政権の対応の評価にも諸説がありますが、大きく取り上げられ広く議論されることが少ない様に思えます。
まだ半年とか、4年かけてとか言い訳や御用マスコミ&解説者による擁護がありますが、世界は激動しているにもかかわらず、ブランクは最小期間にとどめようとの危機感が見られません。この間、日本は世界から取り残されていきつつあります。
その、危機意識不足、甘い体質を指摘するのが以下です。
鳩山政権の体質を露呈した「ハマグリ・スキャンダル」 | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉 より抜粋
覆い難い「ノブレス・オブリージュ」の欠落
「ノブレス・オブリージュ」などという言葉は使いたくはないのだが、やはり、鳩山政権には、選ばれた地位にある人々が守らなくてはならない基本的な義務感、倫理観といったものが欠落している。
この政権の「おかしさ」の要因はどこにあるのかと考えていて、この言葉が浮かんできてしまった。
<中略>
女性に議員宿舎のカギを渡した国家公安委員長
この話を聞いてすぐ浮かんだのは「ハニートラップ(注:女性スパイによる諜報活動)にあったのではないか」という懸念であった。
<中略>
問題のひとつは、中井氏がこの女性に赤坂議員宿舎の居住者用カードキーを渡していたことだ。
議員宿舎に無関係のものが入り込むような事態を避けるため、カードキーは厳重に管理されている。議員本人、家族、秘書などが名前を届けて事務当局から受け取ることになっている。
中井氏はこのことについて、ほかの議員にすまないことをしたといった趣旨の弁明をしたという。
つまりは、カードキーを第三者に渡している議員が何人もいて、そういう人たちがいらぬ詮索を受けたりしたら申し訳ない、ということらしい。
24時間、公人としての振る舞いが求められる
中井氏がカードキーの問題をその程度にしか受け止めていないのであれば、これは勘違いもはなはだしいといわなくてはなるまい。
さらに中井氏は、3月14日夕、福島県沖を震源とする震度5弱の地震が起きたさい、この女性と丸の内の映画館で映画を観ていたという。
<中略>
中井氏続投の背後に浮かぶ小沢幹事長の影
<中略>
今回の艶聞騒ぎで思い出すのが、自民党の鴻池祥肇参院議員だ。議員宿舎の合い鍵を人妻に渡していたことを、これもまた週刊誌にすっぱ抜かれた。その結果、鴻池氏は官房副長官を辞任している。
中井氏の不始末では、首相周辺の動きはきわめて鈍い。
このまま騒ぎが収まるのを待とうという感じだ。ここで中井氏の辞職という事態になれば、支持率低落に拍車をかけかねないということか。
政治記者として長い間、永田町の現場を見てきたが、自民党政権であれば、こうした女性スキャンダルなどが起きた場合、党内の派閥対立も手伝って大騒ぎになり、結局はそのポストから降ろすことで決着をつけたものだ。
それが、ことの是非は別にして、世間の批判をかわす知恵でもあった。いまの民主党政権には、中井氏を辞めさせようとするエネルギーなど、まったくといっていいほど見当たらない。
その背景には、中井氏が小沢幹事長と行動をともにしてきたといった事情も浮かぶ。
「公開」「参加」の美名の下で進むポピュリズム
生方幸夫副幹事長の更迭決定―撤回騒動と同様に、続投させるも辞めさせるのも小沢氏の意向ひとつという党の体質がにじんで見える。
スポーツ紙は「生方の乱」の次は「ハマグリの変」などと書きたてているが、鳩山首相にどこまで深刻な認識があるのか。
幸夫人や中井氏の不始末はまったく別のことがらのようにも見えるが、前述してきたように、公人中の公人の振る舞いとして見逃せないという共通項がある。それが、この政権の「おかしさ」を象徴している。
鳩山首相が政権のピンチを回避しようとして持ち出したのが「公開」というキーワードだ。
首相の記者会見を内閣記者会加盟社以外にも公開し、核持ち込みに絡む日米「密約」の調査結果を公開した。
この二つの問題については、稿を新たにして書くことにしたいが、共通するのは、ポピュリズムである。
公開だの参加だのといった言葉は、響きはいいかもしれないが、ときに落とし穴にはまる。
首相記者会見を公開して、どこまで新たなニュースとなるべき発言を引き出せたのか。
日米間の「核密約」を普天間問題で日米関係が危機的状況に直面しているこの時期に明らかにして、いったい日本の国益に沿うのか。
いずれも政権交代の果実である、という言い方もあるが、そういうきれいごとですまされるとはとうてい思えない。
覆い難い「ノブレス・オブリージュ」の欠落
「ノブレス・オブリージュ」などという言葉は使いたくはないのだが、やはり、鳩山政権には、選ばれた地位にある人々が守らなくてはならない基本的な義務感、倫理観といったものが欠落している。
この政権の「おかしさ」の要因はどこにあるのかと考えていて、この言葉が浮かんできてしまった。
<中略>
女性に議員宿舎のカギを渡した国家公安委員長
この話を聞いてすぐ浮かんだのは「ハニートラップ(注:女性スパイによる諜報活動)にあったのではないか」という懸念であった。
<中略>
問題のひとつは、中井氏がこの女性に赤坂議員宿舎の居住者用カードキーを渡していたことだ。
議員宿舎に無関係のものが入り込むような事態を避けるため、カードキーは厳重に管理されている。議員本人、家族、秘書などが名前を届けて事務当局から受け取ることになっている。
中井氏はこのことについて、ほかの議員にすまないことをしたといった趣旨の弁明をしたという。
つまりは、カードキーを第三者に渡している議員が何人もいて、そういう人たちがいらぬ詮索を受けたりしたら申し訳ない、ということらしい。
24時間、公人としての振る舞いが求められる
中井氏がカードキーの問題をその程度にしか受け止めていないのであれば、これは勘違いもはなはだしいといわなくてはなるまい。
さらに中井氏は、3月14日夕、福島県沖を震源とする震度5弱の地震が起きたさい、この女性と丸の内の映画館で映画を観ていたという。
<中略>
中井氏続投の背後に浮かぶ小沢幹事長の影
<中略>
今回の艶聞騒ぎで思い出すのが、自民党の鴻池祥肇参院議員だ。議員宿舎の合い鍵を人妻に渡していたことを、これもまた週刊誌にすっぱ抜かれた。その結果、鴻池氏は官房副長官を辞任している。
中井氏の不始末では、首相周辺の動きはきわめて鈍い。
このまま騒ぎが収まるのを待とうという感じだ。ここで中井氏の辞職という事態になれば、支持率低落に拍車をかけかねないということか。
政治記者として長い間、永田町の現場を見てきたが、自民党政権であれば、こうした女性スキャンダルなどが起きた場合、党内の派閥対立も手伝って大騒ぎになり、結局はそのポストから降ろすことで決着をつけたものだ。
それが、ことの是非は別にして、世間の批判をかわす知恵でもあった。いまの民主党政権には、中井氏を辞めさせようとするエネルギーなど、まったくといっていいほど見当たらない。
その背景には、中井氏が小沢幹事長と行動をともにしてきたといった事情も浮かぶ。
「公開」「参加」の美名の下で進むポピュリズム
生方幸夫副幹事長の更迭決定―撤回騒動と同様に、続投させるも辞めさせるのも小沢氏の意向ひとつという党の体質がにじんで見える。
スポーツ紙は「生方の乱」の次は「ハマグリの変」などと書きたてているが、鳩山首相にどこまで深刻な認識があるのか。
幸夫人や中井氏の不始末はまったく別のことがらのようにも見えるが、前述してきたように、公人中の公人の振る舞いとして見逃せないという共通項がある。それが、この政権の「おかしさ」を象徴している。
鳩山首相が政権のピンチを回避しようとして持ち出したのが「公開」というキーワードだ。
首相の記者会見を内閣記者会加盟社以外にも公開し、核持ち込みに絡む日米「密約」の調査結果を公開した。
この二つの問題については、稿を新たにして書くことにしたいが、共通するのは、ポピュリズムである。
公開だの参加だのといった言葉は、響きはいいかもしれないが、ときに落とし穴にはまる。
首相記者会見を公開して、どこまで新たなニュースとなるべき発言を引き出せたのか。
日米間の「核密約」を普天間問題で日米関係が危機的状況に直面しているこの時期に明らかにして、いったい日本の国益に沿うのか。
いずれも政権交代の果実である、という言い方もあるが、そういうきれいごとですまされるとはとうてい思えない。
そして、国内にとどまらず広く世界に影響を及ぼす、亡国の坂道を転がり落ち始めようととしている郵政改革と日米同盟=普天間移設のうちの自ら掘った穴を自ら傷口を広げ深みにはまる一方にしか見えないのに「腹案」があると言い、さすがに四方八方から疑問符が出始めている後者を指摘するもののひとつが以下です。
島 脩 - 新聞案内人 :新s あらたにす(日経・朝日・読売)
首相の普天間「腹案」は大丈夫か? より抜粋
<前略>
一昨日の党首討論では、「13年、14年かかって、辺野古の海に杭一本打てなかったではないか」(鳩山)「我々は場所を決め、米国、地元の同意を取り付けた。沖縄県民の期待をあおりたて、それをめちゃくちゃにした」(谷垣)と互いに非難と政治責任の追及にかなりの時間を費やした。鳩山首相は現行案と同等かそれ以上の成果が上がる「腹案がある」と明言した。
発足以来すでに半年を過ぎた鳩山内閣に対する私の印象を一言でいえば「意余りて力足りず」ということになる。政策と財源のアンバランス、将来展望への不安がその典型だが、普天間移設がそんな事態になれば、一国だけの問題ですまされない。
前記の現行案作りに際して、実務担当の最高責任者として日本側とわたりあったローレス元国防副次官らが昨秋まとめた「期待外れの日米同盟の管理」と題する報告書がオバマ政権内で注目されている。同盟の縮小均衡論ともいえる内容で、日経新聞が一面企画「日米安保50年」でとりあげた。「余裕失い始めた超大国」「対日防衛縮小の誘惑」の見出しが付いている。
首相の普天間「腹案」は大丈夫か? より抜粋
<前略>
一昨日の党首討論では、「13年、14年かかって、辺野古の海に杭一本打てなかったではないか」(鳩山)「我々は場所を決め、米国、地元の同意を取り付けた。沖縄県民の期待をあおりたて、それをめちゃくちゃにした」(谷垣)と互いに非難と政治責任の追及にかなりの時間を費やした。鳩山首相は現行案と同等かそれ以上の成果が上がる「腹案がある」と明言した。
発足以来すでに半年を過ぎた鳩山内閣に対する私の印象を一言でいえば「意余りて力足りず」ということになる。政策と財源のアンバランス、将来展望への不安がその典型だが、普天間移設がそんな事態になれば、一国だけの問題ですまされない。
前記の現行案作りに際して、実務担当の最高責任者として日本側とわたりあったローレス元国防副次官らが昨秋まとめた「期待外れの日米同盟の管理」と題する報告書がオバマ政権内で注目されている。同盟の縮小均衡論ともいえる内容で、日経新聞が一面企画「日米安保50年」でとりあげた。「余裕失い始めた超大国」「対日防衛縮小の誘惑」の見出しが付いている。
引用、抜粋が多く長文となってしまいました。
政権交代から半年。諸策が口先のものから実行へ移されるにつれ随時その中身の怪しさが露呈し、新政権による日本国の崩壊が始まろうとしていて、それに対する危惧や警鐘が増えてきたことの証です。
民主党の正体に気づいたひとが増えてきています。
その受け皿が望まれるのですが...。
↓ よろしかったら、お願いします。