遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

新型コロナ感染拡大最中でも日本周辺で軍事圧力を強める中朝露

2020-04-26 01:23:26 | 日本を護ろう
 新型コロナウイルス(武漢肺炎)の感染が世界で拡大している最中も、日本周辺では中朝露3カ国が軍事的圧力を強めていますね。
 河野太郎防衛相は24日の記者会見で「世界各国が協調していかに新型コロナを封じ込めるかという時期に軍事的な拡大を図るのは、いつにも増して許されない」と中国を批判。エスパー米国防長官、パルリ仏国防相と電話会議で中国への懸念を共有。連携強化を図っています。
 
中朝露、新型コロナの隙突く軍事行動 日本政府警戒 - 産経ニュース 2020.4.25

 新型コロナウイルスの感染が世界で拡大している最中も、日本周辺を含む東アジア地域では中朝露3カ国が軍事的圧力を強めている特に中国は、空母で感染者が相次ぐ米軍の隙を突くように海洋へ進出している。事態を警戒する日本政府は、新型コロナの感染拡大に対処しつつ、各国と安全保障の連携維持を図る。

 
河野太郎防衛相は24日の記者会見で「世界各国が協調していかに新型コロナを封じ込めるかという時期に軍事的な拡大を図るのは、いつにも増して許されない」と中国を批判。同日夜にはエスパー米国防長官と電話で会談した。17日にはフランスのパルリ国防相とも電話会談している。

 いずれの会談も新型コロナ対応のノウハウの共有を通じて連携強化を図る狙いがある。米国はもちろん、ニューカレドニアなど太平洋地域に海外領土を保有するフランスとも中国への懸念を共有したとみられる。

 自衛隊制服組トップの山崎幸二統合幕僚長は15日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長とテレビ会議を行い、新型コロナに関連して活動を活発化する中国やミサイル発射を繰り返す北朝鮮など周辺国の動向について意見交換した。

 
中国軍は空母「遼寧」を中心とする艦隊が10日から11日にかけて東シナ海を航行した後、宮古海峡(沖縄本島-宮古島間)の公海上を通り、太平洋に入った。山村浩海上幕僚長は「中国海軍が新型コロナの影響を受けておらず、これまでの活動を継続していることを示した」との見解を明らかにした。

 中国軍は
3月18日にもミサイル駆逐艦など4隻が宮古海峡を通過2月9日にH6爆撃機4機が同海峡上空を通過するなど、領空侵犯の恐れがある飛行も繰り返している。こうした行動の背景には、中国国内の引き締めとともに、空母4隻で感染者を出した米軍の東アジアにおける抑止力を試し、自衛隊にも圧力をかける狙いがあるとみられる。

 
北朝鮮も3月に4度にわたり弾道ミサイルを日本海に向け発射4月14日には地対艦巡航ミサイルを発射した。飛距離200キロ未満の短射程のため、日本政府は韓国や在韓米軍を標的に想定しているとみているが、技術が高度化しているのは明らかで、日本の脅威でもある。

 
ロシア軍も、3月24日に最新鋭戦闘機や爆撃機が日本海などを航行し、4月に入っても領空侵犯の恐れのある飛行を繰り返すなど活動を緩めていない。

 これに対し、自衛隊や米軍は、コロナ禍であっても、警戒監視や有事への即応性に影響を生じさせない考えだ。航空自衛隊と米空軍は22日、日本海や沖縄周辺で共同飛行訓練を実施。米軍駆逐艦は中国空母の出現と同じ10~11日に台湾海峡の中国寄りの海域を通過し、「米中が互いに東アジアで軍事的プレゼンスを示し合う状況」(防衛省幹部)になっている。

 自衛隊幹部は「日本国内が新型コロナに必死に対応する中、周辺国が圧力をかけ続ける現状も忘れてはいけない」と警鐘を鳴らす。(田中一世)


 日米、対処能力維持で一致 防衛相、コロナ感染巡り(共同通信) - goo ニュース
 尖閣周辺に中国船 12日連続 - 産経ニュース
 露が大戦終結日を変更 「対日戦勝利」の9月3日に - 産経ニュース
 
 河野防衛相は、米国はもちろん、ニューカレドニアなど太平洋地域に海外領土を保有するフランスとも中国への懸念を共有したのだそうです。
 自衛隊制服組トップの山崎幸二統合幕僚長も15日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長とテレビ会議を行い、新型コロナに関連して活動を活発化する中国やミサイル発射を繰り返す北朝鮮など周辺国の動向について意見交換したのですね。

 中国軍は、10日から11日にかけて空母「遼寧」を中心とする艦隊が東シナ海を航行した後、宮古海峡の公海上を通り、太平洋に。
 3月18日にもミサイル駆逐艦など4隻が宮古海峡を通過。2月9日にH6爆撃機4機が同海峡上空を通過するなど、領空侵犯の恐れがある飛行も繰り返しているのですね。
 
 こうした中国軍の行動の背景には、国内の引き締めとともに、空母 4隻で感染者を出した米軍の東アジアにおける抑止力を試し、自衛隊にも圧力をかける狙いがあるのだそうです。

 北朝鮮も3月に4度にわたり弾道ミサイルを日本海に向け発射。4月14日には地対艦巡航ミサイルを発射。
 金正恩の消息不明騒動と併せ、不安を生じさせています。

 ロシア軍は、3月24日に最新鋭戦闘機や爆撃機が日本海などを航行し、4月に入っても領空侵犯の恐れのある飛行を繰り返すなど活動を緩めていない。
 北方四島の領土返還交渉は、返還ゼロ島に後退したまま。
 更にプーチン大統領は、第二次世界大戦の終結日を、ソ連時代に「対日戦勝記念日」としていた9月3日に変更する法案に署名。
 森、安倍ラインで築いたかに見えていた両国関係は、1956年10月の日ソ共同宣言の2島先行返還より大きく後退したどろか、第二次世界大戦の終結日を変更し、「対日戦での勝利」を強調し、北方領土の占拠を正当化し、9月3日を「抗日戦争勝利記念日」とする中国と足並みをそろえる行動へ。
 首脳会談を頻繁に行い、両国首脳の蜜月が取りざたされた時期がありましたが、むしろ露側の反日姿勢が高まったのでした。
 勿論、平和条約締結には反する動きで、当然日本からの経済支援や、枯渇が見えてきているガス田の極東や北極圏での開発支援への協力の凍結が必要となってきています。

 「日本国内が新型コロナに必死に対応する中、周辺国が圧力をかけ続ける現状も忘れてはいけない」と自衛隊幹部の方が警鐘を鳴らしておられるのだそうですが、米仏との連携強化を進めておられる河野防衛相にさらなる国際連携の強化を推進していただけることを、内閣が一致して推進していただきたい。
 「TPP11」のオーストラリアやカナダ、「自由で開かれたインド太平洋戦略」のインドとオーストラリアといった英国連邦の盟主英国。EU離脱では、成長を続けているアジア市場への進出が必須となっています。メイ前首相は、「TPP11」への参画等アジア市場への進出に意欲を示しておられました。
 フランスの他にイギリスとの連携強化も推進していただきたい。

 新型コロナウイルスの武漢肺炎。習近平は終焉宣言をし、米国が苦悩する中で覇権拡大を目指しています。
 日本は、後手 々 で机上の空論を展開、国民への依頼だけで、現状把握のPCR検査も制限していた非科学的専門家会議に依存。大阪府や日本医師会が先導する検査推進と感染段階別隔離(民間検査推進と、民間ホテル活用の隔離推進)で、ようやく具体策が動き始めてきました。

 未だ出口が見えず、失策の指摘を国内外から浴びる専門家委員会に依存し、後手にまわり、感染拡大と医療崩壊の崖っ淵にたたされている日本ですが、出口に達した後(リーマンショック以上の経済不況が予測されている)の戦略の立案と準備も必要ですね。



 # 冒頭の画像は、尖閣諸島・魚釣島




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日本は国境を守れるか (プレイブックス・インテリジェンス)
尖閣諸島灯台物語



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