中国・習近平の覇権拡大政策の「一帯一路」。債務の罠を仕掛けるなどで、加盟各国を中国の支配下に置いている事は衆知のことです。
その「一帯一路」の金融源を担っているのが、アジアインフラ投資銀行(AIIB)。
その中国の魂胆を見抜いた米国と日本は、AIIBへの参画はしていないことは諸兄がご承知の通り。
このほど、カナダのフリーランド副首相兼財務相は、AIIB脱退を視野に入れていることを示唆したのだそうです。
AIIBの広報担当を務めていたカナダ出身のボブ・ピッカード氏がツイッターで「AIIBに加盟することで、私の国が利益を得られるとは思えない。何カ月か働き、秘密警察のように活動する中国共産党の集団が存在することに気付いた」と告発、辞任したのだそうです。
カナダ政府は14日、同国に関する全ての取引を停止し、中国共産党の影響力を調査すると発表。
フリーランド副首相兼財務相は「調査完了後のいかなる結果も否定しない」と述べ、AIIB脱退も視野に入れていることを示唆したのでした。
AIIBは2016年に開業したが、中国が融資を通じて途上国を支配するとの懸念は強く、日本や米国は加盟していないことは諸兄がご承知の通り。
日米は、アジア開発銀行(ADB)で、アジア市場への融資活動を行っていますね。
アジア開発銀行(ADB)が発表した報告書(2021年)によれば、アジアの新興経済は成長を維持するには今後10年間でインフラ投資を最大26兆ドル(約2,930兆円)必要としている。あまりにも莫大な金額であり、ADBとAIIBを足しても全く足りない規模の需要だと。
そのため、メディアで騒がれるような、ADBとAIIBが対立するという構図にはまずならないでしょう。
ADIは、日米が加盟することでガバナンス(統治)がしやすくなる側面もあります。
債務の罠等の心配は要らない。(そのぶん、覇権拡大政治優先のAIIBより、貸出審査が厳しい?)
「AIIB」の最新状況【2021年版】 | 中国主導の「一帯一路」の影に隠れた実態とは? | 海外進出ノウハウ | Digima〜出島〜
「一帯一路」の欧州進出の橋頭保となっていたイタリアが、離脱を検討するなど習政権の戦略への不信感が強まっていると、夕刊フジ。
毛沢東の専制政治で勃発した、共産党内の争いと、人民による「天安門事件」。その反省から、鄧小平が松下幸之助氏に、日本の戦後復興の経済発展を学び産み出した、定年制度での集団指導体制による改革開放経済政策。
米国に迫ろうかという今日の経済大国に成長した中国ですが、習近平の定年廃止と、集団指導体制のチャイナ7等の主要幹部からの、鄧小平の流れを継ぐ共青団派の一掃。
毛沢東の世界に逆戻りした、習近平独裁政権。
どうなるのでしょう。
# 冒頭の画像は、党大会の壇上から強制的に連れ去られる胡錦涛
この花の名前は、タンジン
↓よろしかったら、お願いします。
その「一帯一路」の金融源を担っているのが、アジアインフラ投資銀行(AIIB)。
その中国の魂胆を見抜いた米国と日本は、AIIBへの参画はしていないことは諸兄がご承知の通り。
このほど、カナダのフリーランド副首相兼財務相は、AIIB脱退を視野に入れていることを示唆したのだそうです。
カナダに不信感、アジアインフラ投資銀行内の「中国共産党支配」調査 「一帯一路」と並ぶ習政権の象徴する戦略、脱退も視野 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2023.6/16
中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加盟しているカナダ政府は14日、同国に関する全ての取引を停止し、中国共産党の影響力を調査すると発表した。AIIBは巨大経済圏構想「一帯一路」と並んで習近平政権の覇権主義を象徴する戦略だが、西側諸国の懸念が表面化した形だ。
AIIBの広報担当を務めていたカナダ出身のボブ・ピッカード氏がツイッターで「AIIBに加盟することで、私の国が利益を得られるとは思えない。何カ月か働き、秘密警察のように活動する中国共産党の集団が存在することに気付いた」と告発、辞任した。これを受けてカナダ政府は調査に乗り出す。同国のフリーランド副首相兼財務相は「調査完了後のいかなる結果も否定しない」と述べ、AIIB脱退も視野に入れていることを示唆した。
AIIBは2016年に開業したが、中国が融資を通じて途上国を支配するとの懸念は強く、日本や米国は加盟していない。
一帯一路からはイタリアが離脱を検討するなど習政権の戦略への不信感が強まっている。
中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加盟しているカナダ政府は14日、同国に関する全ての取引を停止し、中国共産党の影響力を調査すると発表した。AIIBは巨大経済圏構想「一帯一路」と並んで習近平政権の覇権主義を象徴する戦略だが、西側諸国の懸念が表面化した形だ。
AIIBの広報担当を務めていたカナダ出身のボブ・ピッカード氏がツイッターで「AIIBに加盟することで、私の国が利益を得られるとは思えない。何カ月か働き、秘密警察のように活動する中国共産党の集団が存在することに気付いた」と告発、辞任した。これを受けてカナダ政府は調査に乗り出す。同国のフリーランド副首相兼財務相は「調査完了後のいかなる結果も否定しない」と述べ、AIIB脱退も視野に入れていることを示唆した。
AIIBは2016年に開業したが、中国が融資を通じて途上国を支配するとの懸念は強く、日本や米国は加盟していない。
一帯一路からはイタリアが離脱を検討するなど習政権の戦略への不信感が強まっている。
AIIBの広報担当を務めていたカナダ出身のボブ・ピッカード氏がツイッターで「AIIBに加盟することで、私の国が利益を得られるとは思えない。何カ月か働き、秘密警察のように活動する中国共産党の集団が存在することに気付いた」と告発、辞任したのだそうです。
カナダ政府は14日、同国に関する全ての取引を停止し、中国共産党の影響力を調査すると発表。
フリーランド副首相兼財務相は「調査完了後のいかなる結果も否定しない」と述べ、AIIB脱退も視野に入れていることを示唆したのでした。
AIIBは2016年に開業したが、中国が融資を通じて途上国を支配するとの懸念は強く、日本や米国は加盟していないことは諸兄がご承知の通り。
日米は、アジア開発銀行(ADB)で、アジア市場への融資活動を行っていますね。
アジア開発銀行(ADB)が発表した報告書(2021年)によれば、アジアの新興経済は成長を維持するには今後10年間でインフラ投資を最大26兆ドル(約2,930兆円)必要としている。あまりにも莫大な金額であり、ADBとAIIBを足しても全く足りない規模の需要だと。
そのため、メディアで騒がれるような、ADBとAIIBが対立するという構図にはまずならないでしょう。
ADIは、日米が加盟することでガバナンス(統治)がしやすくなる側面もあります。
債務の罠等の心配は要らない。(そのぶん、覇権拡大政治優先のAIIBより、貸出審査が厳しい?)
「AIIB」の最新状況【2021年版】 | 中国主導の「一帯一路」の影に隠れた実態とは? | 海外進出ノウハウ | Digima〜出島〜
「一帯一路」の欧州進出の橋頭保となっていたイタリアが、離脱を検討するなど習政権の戦略への不信感が強まっていると、夕刊フジ。
毛沢東の専制政治で勃発した、共産党内の争いと、人民による「天安門事件」。その反省から、鄧小平が松下幸之助氏に、日本の戦後復興の経済発展を学び産み出した、定年制度での集団指導体制による改革開放経済政策。
米国に迫ろうかという今日の経済大国に成長した中国ですが、習近平の定年廃止と、集団指導体制のチャイナ7等の主要幹部からの、鄧小平の流れを継ぐ共青団派の一掃。
毛沢東の世界に逆戻りした、習近平独裁政権。
どうなるのでしょう。
# 冒頭の画像は、党大会の壇上から強制的に連れ去られる胡錦涛
この花の名前は、タンジン
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