大型の船が、未だに丘に打ち上げられたままになって居ます。
この船を海に戻すことは困難でしょう。
解体するにしても多額の費用が掛かるはずです。
津波発生から満一年が経過しているのにこの有様は悲惨です。
この程度の大きさの船ならクレーンでつり上げて海に戻すことも
可能でしょうが、持ち主も被災してその気力も資金も無いのでしょう。
まだまだ支援の手は行き届いていないのです。
横倒しになった船は悲しそうな表情です。
大海原を自在に走り,漁に活躍していた勇姿が偲ばれます。
地盤沈下で水が地面に溜まっています。
再建にはどれほどの時間と費用が掛かることでしょうか?
冷蔵倉庫も機能を失ったままです。
港にはそれでも多くの船が係留されていました。
復興の機材が感じられる風景です。
スクリュー部分だけがモニュメントのように置かれていました。
ショベルカーが木造家屋を除却しています。
森進一の歌碑が無残な姿をさらしています。
撮影したのは気仙沼港周辺です。
魚屋さんが開いていました。
この辺りで営業している只一軒の店でした。
私も少し土産を買って来ました。