絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

オルレアンの街を散策  ④ ムール貝で夕食

2012-03-29 22:58:12 | 海外旅行

私はフランスに来ると,生牡蠣やムール貝があると必ず注文してしまう。

魚介類が好きだからだが、フランスは魚に関しては保存方法に問題があり

美味しい魚に出会えない。

漁師が魚を獲っても網に掛けたまま港に戻り,

上陸してから網から魚を外すから、

その間に魚は鮮度を失い,嫌な匂いを放つようになる。

シェフはその匂いを取るために様々な香料を使う羽目になるが、

新鮮な魚の味を取り戻すことは出来ない。

漁師が魚を獲ったなら直ぐに網から外し氷詰めにするか、

生け簀に入れて生きたまま港に戻れば,簡単に美味しい魚が食べられるのに

勿体ないと何時も思う。

漁獲直後の処理が問題なのだから,

港町で食べても日本のように美味しい魚には出会えないのだ。

その点、ムール貝や生牡蠣については貝が自分で殻を

しっかり閉じて身を守るから、

3日くらいは鮮度を保てるので魚のような問題は生じない。

内陸でも美味しい貝が食べられるという訳だ。

 オルレアンは美女の産地らしい。

私の周りにいる女性は,私の直近に居る女性を除いては皆、

すこぶる付きの美女ばかりだ。

ムール貝は美味しいしワインも中々だし、眺めも良い。

オルレアンは良い街だなぁ!