S君がかなり健康を取り戻して、訪問も可能と聞いたので同じ級友のN君に連れられて大泉学園のS君の部屋を訪ねました。
S君は歩くのは少し不自由のようでした。
車椅子でロビーに移動しました。
この施設はN君のご母堂も利用していたそうで、小規模で職員も良い感じの対応でした。
ここの料理長がかってS君が通っていた池袋の飲み屋さんの板前さんだそうで、S君も奇遇に驚いていました。
S君は昔のことは良く覚えていて私も顔もすぐに分かってくれましたが現時点のことを記憶するのは苦手のようで
私の住所も聞いてくれ、それは遠いところを有り難う、と言ってくれるのですが、5分碁にはまた何処にs順でいるの?
それは遠くから有り難う、と言う会話を繰り返すのです。
3人で昔話を1時間ほどして辞去しました。
S君は名残惜しそうでしたが、疲れさせてはいけないと思い、再訪を約して帰りました。