絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

100万年前の樹液の塊

2019-01-01 07:30:57 | Weblog

琥珀というとわかりやすいのですが、これは厳密に言うと琥珀ではなく「コパール」です。

琥珀というのは100万年のさらに10倍位古い樹液の塊のことです。

これはヤングアンバーとも言うコパールなのですが日本では厳密には区別していないようです。

琥珀もコパールもアクセサリーに加工されたり置物として楽しんだりしますが、

ニスとして木材の塗料にもなります。

コパールや琥珀には内部に虫や木葉などを閉じ込めている物もあります。

この写真のコパールにも、もしかしたら100万年前の虫が入っているかも知れませんが、

表面を研磨して透明にしてやらないと内部を見ることは出来ません。