絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

ヒマ   水彩・ハガキ

2006-10-17 08:51:38 | 絵画
ヒマの花です。
この種子から採れる油が蓖麻子油です。
蓖麻子油は人体に吸収されないから、強力な下剤として使われています。
私も小学生の時に飲まされた覚えがありますが、何故、蓖麻子油を飲まされる羽目になったのかは憶えていません。
今みたいに抗生物質が無い時代だったから、食中りで腹の中の大掃除をしたのかも知れません。
昔の人は、病気は体内の毒素が引き起こすものだという考えがあって、瀉血とか蛭に血を吸わせるとか、下剤で腹の中を綺麗にするとかの、民間療法があったのです。
蓖麻子油の効果は絶大ですから、やたらと試したりはしない方が良いですよ。

コスモス ②   水彩・F0

2006-10-16 00:14:10 | 絵画
ご好評に応えて、再びコスモスです。
何故、ご好評というのかと、疑問にお感じの向きもお有りでしょうが、私のこのブログを読んで(見て)下さる方は内気な方が多いらしく、コメント欄には書かずに直接私のメルアドに感想などを送って下さるのです。
コスモス①に関しては、なんとお褒めのメールが2通も届いたんです!
そこで、ご好評に応えて、、、と言う訳です。

コスモス①  水彩・ハガキ

2006-10-15 01:11:27 | 絵画

犬の散歩と写生を兼ねてこの所、近くを歩き回っています。
通りすがりの畑やお庭、道端には秋の花がいろいろな表情を見せてくれています。
私の知らない花もあるし、このコスモスのようにポピュラーな花もあって、ちょっと立ち止まって写生したりしています。
ミッシェルには、待て!を言っておくと大人しくお座りしているから、道行く人が、お利口な犬ね、なんて褒めて貰えたりしています。
ミッシェルはすかさずスリスリしていくので、ますます株が上がったりします。
私の描いている絵を褒めてくれる奇特な人は未だ出現していません。

ベジエ(beziers) 風景   水彩・F0

2006-10-14 12:13:54 | 絵画

モンペリエからA9を西に向かうとベジエの出口がある。
ベジエの街を流れるミディ運河は、トゥールーズとトー湖を結ぶ国内3番目に長い運河で水運に利用されている。
運河は行楽の足としても活用されていて、住居を兼ねた自家用船ものんびりと走っている。
落ち着いた感じのベジエもかって13世紀には、プロテスタント大虐殺の舞台になった街であったという。
絵はミディ運河越しに旧市街を見たところです。

ジュヴレイ・シャンベルタン風景   水彩・F0

2006-10-13 09:39:37 | 絵画

ジュヴレイ・シャンベルタン風景   水彩・F0

湖の騎士様から、説明がないが、ワインで有名な所ですと、お教え下さったので、簡単にコメントを補足致しました。
ジュヴレイ・シャンベルタン(Gevrey Shambrtin)村は、ブルゴーニュ地方で最高の赤ワインを産出する村の一つで、コート・ドールでは最大の村で、550ha.の葡萄畑があります。
かのナポレオン皇帝が愛飲したワインの産地です。
絵でもお分かりのように、葡萄畑に囲まれた村です。

夕焼けと彼岸花   水彩・F0

2006-10-12 08:04:15 | 絵画

夕焼けと彼岸花
川場村(群馬県)の風景です。秋空が夕焼けに染まり、彼岸花の赤い色がひときわ妖艶な雰囲気を漂わせていますが、私の描画技術ではその美しさを存分には表現できません。
余計なコメントなどつけずに、ただ絵を見て頂く方が良いのかも知れません。

胡蝶蘭  ②  水彩・ハガキ

2006-10-11 08:46:47 | 絵画

胡蝶蘭 ②
この胡蝶蘭は萼は白ですが、中心部分の蘂が赤くなっていて、前掲の蘂がクリームのとは少し感じが違います。
蘭の仲間は非常に種類が多くて、国産の蘭は、華やかなものより、質素な感じの花が多いのは、いかにも日本的だと思います。
芝生の中に顔を出すことの多い、ネジ花も蘭の仲間だし、山野草で愛好者の多い、エビネも蘭の仲間です。

胡蝶蘭 ①   水彩・ハガキ

2006-10-11 00:32:51 | Weblog

胡蝶蘭は、出たての頃は高価な蘭で、お遣いものにしたりして、自家用に飾れる人はかなりリッチな人でした。
バイオの技術が進んで、高校の園芸部でも簡単に培養できるようになってきたから、私にも手が届く値段になってくれたのは嬉しいです。
胡蝶蘭の色は、白、ピンク、赤などがありますが、私は白いのが好きです。
他の色気のものはなんか彩度とか発色とかがイマイチの感じがします。

キンモクセイ   水彩・ハガキ

2006-10-10 00:37:27 | Weblog
金木犀。
9月下旬から10月にかけて、強い薫りで町中が覆われます。
一時、トイレの芳香剤にこの薫りが使われたから、そのためにかなりイメージで損をしている気の毒な花です。
金木犀の香りを嗅いだ子供が、「あっ!トイレの匂いがする!」と叫んだと言うのは有名な?話ですから、、、、
白花の銀木犀と言うのもたまに見掛けます。
館林には県の天然記念物になっている、金木犀の大木があります。
寺の境内にあるのですが、本堂の伽藍より背が高いから金木犀にしては、かなりの大木です。
看板に「近在では一番大きい・・・・・。」と控えめな表現で来歴が書いてあるのは微笑ましいです。
「県内では一番、とか関東では一番とか、日本一でかい、」とか書いていないんです。

ホテイアオイ   水彩・ハガキ

2006-10-09 08:13:21 | Weblog
ホテイアオイはアマゾン原産の水生植物ですから寒さには弱いようで、去年、友人宅から貰って来て、屋内の水槽に入れた一株が生き残って、夏になるまでに、10株以上に増え、花を咲かせました。
汚染度日本一の千葉県我孫子にある手賀沼では水質浄化の為に、このホテイアオイを使っているそうですが、冬になって枯れる前に陸に引き上げて処理しないと、水中で腐って、水質悪化の原因に成ったりするそうです。
とにかく繁殖色旺盛な植物です。
根が水中に深く垂れ下がるので、魚の産卵場所や、幼魚の隠れ場所にも好適です。
わが家ではホテイアオイとメダカが仲良く共生しています。

曼珠沙華    水彩・ハガキ

2006-10-08 06:26:16 | Weblog
曼珠沙華、彼岸花の別名です。
♪赤い花ならマンジュシャゲ~♪ と言うフレーズを知っている人は、ご年配者には多いと思います。
一世を風靡したと言う感じの大演歌でしたからね。
今ならレコード大賞とかを総なめにする程のものでした。
たしか歌っているのは山口淑江さんという中国帰りの美人歌手だったと思いますが、芸能ニュースにはまるで疎い私のことですから、間違っているかも知れません。

怒アップ    水彩・ハガキ

2006-10-07 16:06:16 | Weblog
この絵を見て、何の花だか分かった人は少ないと思います。
萩の花を一輪だけ描いてみたのです。
萩の花って、塊で見るのが普通です、萩のトンネルとか通っても、全体を塊として眺める訳で、一輪だけアップして鑑賞する人はあまり居ないでしょう?
萩ってこんな形の花なんですよ!

彼岸花   水彩・ハガキ

2006-10-06 09:14:09 | Weblog
彼岸花はわが家の庭にも咲いてくれます。秩父の草むらに有ったのを掘ってきて植えたのですが、何故か最初に植えた場所から10m以上離れた場所に、勝手に移動してきました。
種が飛んだのか、私が何かの弾みで土を動かした時に球根も混ざっていたのか不明です。
元の場所ににも咲いてくれているから、きっと種が飛んだのでしょう。
彼岸花は花が終わると濃い緑の葉が生えてきて、太陽光線が弱くなる秋から冬にかけて葉を茂らせて球根に栄養を送ります。
太陽が元気な夏には葉も花も無い地下生活をしている不思議な植物です。

エソワ  ②   水彩・F1

2006-10-05 08:36:54 | Weblog
エソワ ②  エソワは落ち着いた佇まいの街で日本の観光地のような喧噪さは無縁です。
ルノアールのアトリエ跡を探すのにも、観光案内書の地図をたどるか、土地の人に道を教えて貰うしか方法は有りません。
アトリエへの道順を示す案内看板などはないし(これはフランスの他の観光地でも同じです。)行きたい人は自分で探して下さい、と言うことなのでしょう。

Essoyes(エソワ) ①   水彩・F1

2006-10-04 08:22:35 | Weblog
Essoyes風景①
シャンパーニュ地方南部のエソワ(Essoyes)は、ワイン畑が広がり、シャンパン醸造所があちらこちらに点在する小さな村です。
エソワはセーヌやオワーズ川上流にあたり、透き通った清流が流れる、花と水辺の多い村で、スケッチにも好適な場所が多い。
この村外れに、ルノワール(Pierre Auguste Renoir 1841-1919)のアトリエがあり公開されている。
エソワは、ルノアールの妻アリーヌ(Aline 1859-1915)の故郷で、ルノワールはこの静かな美しい村が気に入り、家族を連れてほぼ毎夏を過ごしたという。初めは小さな家を購入して夏のアトリエとし、やがては常住して家を増築し、彫刻の制作にも力を入れたという。